購入場所 | いよてつ高島屋 |
購入日 | 2021年10月28日 |
購入金額(税込み) | 1512円 |
テイスティング日 | 2022年10月28日 |
日本酒データ:
地域 | 愛媛県 |
タイプ | 特別純米 |
使用米種 | 松山三井 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
松山を訪問時に購入したもの。
愛媛県といえば「石鎚」が全国区の日本酒だが、それ以外にはあまり知らなかったので折角ならばと色々な地酒が揃っていそうな地元の高島屋に行ってみて発見。
あまり聞いたことの無い酒蔵だったことと、爽やかでおしゃれなラベルに惹かれて購入してみた。
色は比較的しっかりとしたイエローグリーンのニュアンスを輝きと共に感じられる。
ホテル備え付けのグラスなので正確な粘度はわからないが、そこそこありそうな印象。
香りは思ったより吟醸系の日本酒に近く、熟したイチゴのような甘めのニュアンスの香りを感じられるとともに、純米系の穀物感も感じられる。
口当たりはしっかり濃厚。
ジューシーな果実を思わせる甘味をアタックでしっかりと感じられ、その味わいは僅かにフレッシュな酸を伴う。
中盤からは軽くローストしたナッツのような穀物感も伴いボリューム感もしっかりとある。
余韻もそれなりに長く、口の中に甘味をしっかりと感じられるインパクトのある味わい。
しっかりとした甘味と米の旨味を楽しめるインパクトもありつつ柔らかい口当たりの地元産米にこだわったお酒。
<アルコール度数17.5%、精米歩合60%>
この日は滞在先でゆっくりとお酒を楽しもうと近くのお店でお惣菜を探していたところ、松山どりを使った唐揚げを発見したのでそれと合わせてみることにした。
いわゆるニンニク醤油をガッツリと効かせた唐揚げというよりは塩系の風味が強く効いており、衣も薄めでカリサク系の味わい的にはライトな感じ。
このエリアは料理に甘味を入れるのが基本のようだが、こちらの唐揚げは例外。
そんなしっかりと塩の風味が効いた唐揚げは日本酒と合わせるとお酒の甘味としっかりマッチし違和感は感じられない。
とはいえ、やはり甘味がしっかりと効いたおでんなどと合わせた方がより相性は良さそうという印象ではあった。
地元の食に地元の日本酒がマッチするという好事例を改めて体験できた日本酒であった。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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