ニシキ イワモト・マツヤマ・ラーメンバー (2022/10)


名前ニシキ イワモト・マツヤマ・ラーメンバー

場所:〒790-0001 愛媛県松山市一番町2-7-2
地図はこちらからどうぞ

交通手段:伊予鉄市内電車 大街道駅 徒歩1分

営業時間:11:00~21:00 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=鯛のコクと香ばしい皮の風味と共に甘味を感じる特徴的なスープが印象的なビブグルマン掲載の「鯛ラーメン」で有名なラーメンバー

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備忘録

(2022/12/04記載)
今回は2022年10月下旬の平日ランチタイムに訪問。
この日はお昼より少し早めの時間帯に余裕ができたので毎度のサッと楽しめる美味しい昼ご飯ということでラーメンの有名店を検索。
美味しそうなお店が何店舗か見つかったのだが、その中でもピンときたこちらのお店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は伊予鉄市内電車の大街道駅から徒歩1分程度、道路を松山城方面向かい、スターバックスが入っている目の前のいよてつ会館を右側に20メートルほど進む。
つけ麺店のある一つ目の路地を左に曲がり20メートルほど行くと左手にお店が見える。
松山市駅付近からだと徒歩15分程度、松山城の天守閣に向かうロープウェー乗り場からだと7分程度の距離なので、観光がてら立ち寄ることも可能な場所にある。


こちらが店舗外観。
一本路地に入ったところに店はあるが、民家のような建物の一角を使っているイメージもありくらい時は少し分かりにくいかも知れない。
ただ日中は明るく、店の前にも看板が置かれているので見逃すことはなさそう。


お店の前には看板が置かれており、「愛媛の鯛らぁ麺」と書かれており、お店としても鯛らぁ麺を推しているのがわかる。

<混雑状況・店内の様子は?>
こちらのお店はなかなかの人気店ということで週末のランチどきはかなり並ぶらしいので、この日は平日ではあったが早めに到着。
開店時間は11時半ではあるが開店の5分前に到着したところ先客はなし。
ほぼ定刻で開店し店内に案内された。
店内は客席間が広めにとられたカウンター席が6席、4名掛けのテーブル席が3席の計20名程度のキャパ。
お店の名前に「バー」が入るだけあり、店内の雰囲気は暗めでダーク系の木を使ったおしゃれなイメージで、夜は居酒屋としても営業しているよう。
席に座って注文を終えたタイミングで少しずつ客入りが始まるものの、12時前の段階では店内は6割程度の客入りであった。
ただ、店を出ると周辺のオフィスビルや市庁舎等から昼食のために外に出てきている人を多数見かけたので、平日でもランチタイムは避けた方が無難な感じであった。


こちらがカウンター席の写真。
席の間が広めにとられており、1名でも2名でもゆったりとラーメンを食べられることができる。


こちらがテーブル席。
カウンター席同様に窮屈感無く過ごすことができる。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はメニュー3種類のみで、口コミサイト等での評判が高く、コメントが集中している「鯛塩らぁ麺」と、その他に「鯛塩つけsoba」や媛っこという愛媛の地鶏を使って仕込んだ「媛っこ地鶏らぁ麺」の計3種類。
それぞれ大盛りや味玉乗せ、チャーシュー増しのオプションが選べる。
その他には餃子やとうもろこしつまみ揚げなどのおつまみメニューもある。
今回はお店に着くまでは「鯛塩らぁ麺」の一択だったのだが、数量限定と書かれた「媛っこ地鶏らぁ麺」を見つけてしまいかなり悩んだ末、初志貫徹ということで「鯛塩らぁ麺+味玉(1140円)」をオーダーすることにした。


こちらがメニュー。
「鯛塩らぁ麺」、「鯛塩つけsoba」、数量限定の「媛っこ地鶏らぁ麺」の計3種類のラーメンがラインナップ。
それぞれのラーメンで、大盛り、味玉、チャーシュー増しを選ぶことができるが、それ以外にはトッピングのメニュー等はなし。

待つこと5分程度でラーメンが着丼。


こちらが「鯛塩らぁ麺+味玉」。
塩ラーメンに近いような色合いの澄んだ優しい色のスープの上に、細く刻まれたネギと水菜、大きなチャーシューに味付け玉子が乗せられ、彩りに花あられが添えられており、和風ラーメンという印象のプレゼンテーション。

まずはスープを一口頂くが、この地域・地方の例に漏れず、甘味をしっかりと感じられるタイプ。
魚からでる生臭さは一切感じさせず、鯛の上質な脂や焼いた皮から出るような香ばしさをほんのり感じられる。
加えて程よいゆずに風味も加わっており、上品ながら鯛の旨味と程よい甘味をしっかりと感じさせるコクのある味わいのスープで、人気の理由がわかる味。

チャーシューはiPhone程度の大きさで比較的大ぶりで5ミリ程度にスライスされたもの。
いわゆる醤油系のタレで味付けされたものではなく、程よい甘味と共に肉の味わいを前面に出したもの。
肉と脂身のバランスも良く、トロトロ系の歯触りではないがとても柔らかく仕上げられている。

そして味玉だが、黄身がトロトロの完全半熟タイプのもの。
いわゆる味玉でよくあるガッツリ醤油煮汁の味わいではなく、ダシベースの甘い味付けに仕上げられており色もほぼ普通の茹で卵と変わらない。


麺は中細のストレートタイプ。
見た目は普通の麺ではあるが、舌触りと食感は少し特徴がある。
ストレートタイプということも影響しているとは思うが、とにかく舌触りが滑らかでツルツル。
そして食感はもちもちとしており、なんとなくパスタに近いような印象の麺。
この食感が甘めのスープと以外に相性がよく、大盛りにしても普通に完食できそうな印象であった。
なお、麺は雑炊を食べることを想定してか少し少なめの印象であった。

麺を食べ終わるとランチタイムはサービスで雑炊用のご飯を提供してもらえる。
ほぼ普通盛りのご飯を残ったラーメンの汁にダイブさせて頂くだけのシンプルなスタイルだが、ここでもスープの甘味がアクセントになり、ネギや玉子などの追加トッピング無しでも十分に美味しく頂け、かつかなりの満腹感になる。

<まとめ>
今回はこちらのお店の定番として多く紹介されている「鯛塩らぁ麺」を頂いたが、鯛の上質な脂や焼いた皮から出るような香ばしさや程よいゆずに風味など色々な味わいが絡み合い、上品ながら鯛の旨味と程よい甘味をしっかりと感じさせるコクのある味わいのスープで、人気の理由がわかる
ただ、このエリアの特徴である「甘味」がしっかりとラーメンにも反映されているので、慣れないとちょっと違和感はあるかもしれない。
気さくな店長と少し話をさせて頂いたが、お店的なウリはメニューの名前にも店名である「錦」の表現を使った醤油ベースの「媛っこ地鶏らぁ麺」のようだが、スープに使う愛媛の地鶏である媛っこの生産量がかなり少ないこともあって、あまり全面的にアピールできない&おすすめしても数が出せなくて辛いところとのこと。
今回は迷った挙句にまずは「鯛塩らぁ麺」を頂いたが、次回は迷わず「媛っこ地鶏らぁ麺」にチャレンジしたい。

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ニシキ イワモト・マツヤマ・ラーメンバーラーメン / 大街道駅勝山町駅県庁前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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