名前:クインテッサホテル札幌
場所:〒064-0808 北海道札幌市中央区南8条西5丁目
地図はこちらからどうぞ
交通手段:地下鉄南北線 中島公園駅 徒歩4分
また行きたい度:=☆☆☆☆=最低28米からという非常にゆったりとした部屋で寛げるスタイリッシュな内装のハイグレードビジネスホテル
外部リンク:クインテッサホテル札幌の公式ページへのリンク
備忘録
(2022/12/03記載)
2022年10月上旬に北海道を訪れた際に利用した。
今回は洞爺湖エリアを周遊しつつ札幌にも立ち寄るというプランで旅程を組んだが、2日目の夜の札幌ステイ用の宿としてこちらのホテルをセレクト。
初日の宿泊先がなかなか高級な宿ということもあって、トータルの費用を少しでも抑えようと札幌の宿はリーズナブルなところを探しており確かに安い宿はあるのだが立地や部屋の広さを見るとなかなか厳しいホテルばかり。
そんな中、一番小さな部屋でも28平米を確保しているというこちらのホテルが最安ホテルの金額からプラス1000円少々で出ており、すすきのまでも徒歩圏内なので折角ならばということで試してみることにした。
こちらのホテルは部屋のタイプがスーペリア、デラックス、ファミリー、グランドという4タイプに分かれており、基本的なスーペリアのタイプでも28平米のスーペリアツイン、もしくはスーペリアハリウッドツイン、35平米のスーペリアコーナーツイン、もしくは4名で宿泊できるスーペリアトリプルと、一般的なビジネスホテルにしてはかなり部屋のサイズが広い。
最大5名で宿泊できるグランドファミリーの部屋に至っては55平米と、少し狭めのマンションと変わらないサイズ。
今回は一番リーズナブルなスーペリアツインで予約をしたが、それでも28平米あるので一般的なビジネスホテルであれば一番広い部屋というイメージ。
こちらがホテル外観。
建物は11階建てで、外から見ると若干きらびやか感がある。
なお駐車場は建物の前にも停められるが、ホテルの前にある「P」の看板に沿って建物内を進んでいくと機械式駐車場もある。
こちらの駐車場の看板の案内の位置が微妙で、何となく看板の手前を曲がっていきたい気になるが、看板を少しだけ先に進んだホテルの敷地内に入っていくのが正解。
こちらが1Fのロビー階。
3階まで吹き抜けになった開放的なロビーエリアは自由に使えるソファーやテーブルがあり、とても普通のビジネスホテルには見えない。
こちらがチェックインエリア。
写真左側が吹抜けになったロビーエリアから続く道で写真手前は建物裏側にある機械式駐車場から続く場所。
アメニティーについてはフロント横のアメニティーコーナーから必要なものを持っていくよう案内され、アサインされたの7階の711号室であった。
エレベーターにはカードキーを使ったセキュリティー等はなく、普通に各フロアにアクセスできるタイプ。
ただ、エレベーターに行くためには必ずフロントの目の前を通る必要があるのである程度のセキュリティーは確保されている。
エレベーターを降りて客室に向かうが、廊下がかなり特徴的。
写真でもわかる通り、廊下がカーブを描いており、窓ガラスがギザビザに配されておりかなり凝った造り。
建物もかなり個性的で、建物自体は四角形ではあるが、中央に楕円形に吹抜けているスペースがある。
そこを廊下として建物の外側に部屋が配されているというかなり特徴のある造り。
こちらが部屋の入口からの写真。
入口付近に踊り場がかなり広く取られており、大きなトランク3人分程度は普通に置いて置けるほど。
踊り場エリアはフローリングになっており、客室側がカーペットになっている。
なお、写真左側の引き戸の先が水回りエリアとなっている。
こちらが踊り場エリアから入口を撮った写真。
踊り場の広さが良くわかる。
また、踊り場の少し先の入口に近い場所にちょっとしたバーコーナーのような台が設けられている。
流石にワイングラス等の準備はないが、冷蔵庫やポット、消臭スプレーなどが置かれており、買ってきた水やボトル等をここにまとめて置いておけるのはありがたい。
こちらが客室エリアの入口側からの写真。
110センチ幅のベッドが2台配されているが、それでもゆったりとしたスペースが残っている。
ベッドとベッドの間にはベッドサイドテーブルが置かれておりコンセントが2つ設置されているので寝ながら手元でスマホの充電が可能。
また、壁側に配されている間接照明の色を変えるスイッチも置かれており気分に応じて好きな色に変えられるが、正直少し派手な印象。
こちらが窓側からの写真。
派手な間接照明が部屋を照らし明るさとしては明るいのだが、折角の広い部屋がどうも安っぽく見えてしまうのが難点。
また、部屋の広さの割には壁掛け式のテレビが20インチ強と少し小さいのも物足りない。
こちらは作業テーブル。
テーブルが斜めにカットされており電話が置かれているが、そこまで窮屈感なくノートパソコンを広げて作業可能。
テーブルの上にコンセントも準備されているので充電しながらの作業も可能。
窓際には2人でゆったりと寛げるソファーとコーヒーテーブルが用意されている。
それなりに大きなソファーではあるが、それでも部屋は窮屈感を感じさせない。
こちらが窓からの景色。
今回は7階と決して低階層ではないが、ちょうど目の前にマンション?があるため、真正面の視界が遮られてはしまうが、そもそも窓がそこまで大きくないホテルなのであまり気にならない。
さて、水回りだがこちらはセパレート方式のものになっている。
水回りエリアの引き戸を開けると目の前に洗面台があり、左側にはシャワーと風呂が別になったユニットバス、右側にはトイレが設置されている。
トイレと洗面台は比較的ゆったりと配されているので窮屈感は一切無し。
流石にトイレはセパレート方式ではないので、水回りを使いながら同時にトイレを使うことはできない。
そしてシャワースペースはバスタブとシャワーが分かれたタイプ。
かなり広々としており、ゆったりと使うことが出来る。
なお、アメニティーはフロント横にあるアメニティーコーナーからセルフサービスで持っていく方式になっている。
今回は比較的安めで広いという条件で探した結果こちらのホテルが出てきたが、広いだけでなく水回り含めて設備も新しいものが入っており清潔感もしっかりとあった。
また、すすきのエリアへも徒歩10分少々でアクセスできる場所なので、すすきのエリア至近ではないものの夜飲みに行くのにも困らない程度の距離感なのも嬉しい。
ホテルのブランドにこだわらず、それでも広めのホテルでゆったりと過ごしたいという時にはこちらのホテルはオススメだが、ベッド後ろの派手な間接照明は慣れるまでに少々時間がかかった。(消してしまえば問題ないが)
ビジネスに、観光にと使用用途の広い満足度の高いホテルであった。
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