爛漫 特別純米


購入場所 京急百貨店(こちらから購入可能
購入日 2022年10月08日
購入金額(税込み) 1375円
テイスティング日 2022年10月08日

日本酒データ:

地域 秋田県
タイプ 特別純米
使用米種 ぎんさん
好み度(MAX五つ星) ★★★★☆

コメント:
百貨店の日本酒蔵元直売会でたまたま見かけたのでちょっと見てみると、特別純米と名乗っていながら精米歩合が50%というマニアックなお酒を発見。
聞いてみると、昔から出している銘柄で、当時は「特別純米」と付けるのが流行っていたのでその名前を付けたまま現在に至るという、まさに隠れ大吟醸的な日本酒のよう。
面白そうなので試してみることにした。
色は微かにグリーンのニュアンスを感じられるタイプでトロみがある。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に脚が出る。
香りは特別純米というよりはもはや吟醸系のお酒。
ジューシーでしっかりとした甘味を感じられる香りは熟したメロンのようなニュアンスを感じられ、いわゆる純米酒でよく感じられるような穀類のニュアンスはあまりない。
純米大吟醸と言われても全く違和感ない。
味わい吟醸原酒系のようなしっかりとした米の旨味と甘味を感じられるタイプ。
穀類のニュアンスは少なく、ジューシーで果実を思わせるような甘味がしっかりと感じられるがコッテリ系ではないので意外とスッキリと楽しめる。
そして余韻は思いのほかスッキリ。
爽やかな酸が口の中を駆け抜けていき、アタックから中盤で感じられた飲みごたえのある旨味と甘味をスッと洗い流す。
爽やかで甘味のある香りやジューシーで旨味をしっかりと感じられる味わいはもはや隠し純米大吟醸のレトロなラベルの特別純米酒。
<アルコール度数16%、精米歩合50%>


この日は昼食がかなりヘビーだったので夕食は軽めにおつまみ。
ということで、横浜人のソウルフードの「崎陽軒のシウマイ」を買ってみた。
毎度のことながら、この金額でこの味わいはとんでもないと思わせるコスパ。
獣系と魚介系の濃厚な味わいがミックスし、そこにホタテの食感が食べている感を加えてくれる。
その濃厚な味わいにもしっかりとマッチしつつ日本酒の旨味や甘味もしっかりと楽しめる。
今回は崎陽軒のシウマイというなかなかパンチのあるおつまみと合わせたがそれでも負けずにしっかりとマッチするので、料理との相性の幅は広いのかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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