| 購入場所 |
オギノ |
| 購入日 |
2022年08月24日 |
| 購入金額(税込み) |
2750円 |
| テイスティング日 |
2022年08月24日 |
ワインデータ:
| 国名 |
日本 |
| 地域 |
山梨県 |
| 地区 |
牧丘地区 |
| ヴィンテージ |
NV |
| ブドウ品種 |
ヤマソーヴィニヨン |
コメント:
この日はなんとなく少し高めのワインを奮発したくなり、3000円付近のワインを色々みていると、「限定807本」と書かれたこちらのワインが2本だけ棚に置かれておりヤマソーヴィニヨンのワインは飲んだことがないので試してみることにした。
色は比較的濃いめの艶やかな赤紫色。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に長い脚が出る。
香りは力強く、スワリングするとあたりに心地良い香りが漂う。
その香りはミントや胡椒を想像させるスパイシーなニュアンスが鼻を刺激し、若干の土感を伴ったまだ若々しさのある小粒の熟したベリー系の果実感を感じさせる。
甘味や果実感というよりはどちらかというとスパイスや大地のニュアンスを強く感じられるワイルドな雰囲気。
アタックはとてもチャーミングでまるで元気なピノを想像させるようなフレッシュでジューシーな酸が口一杯に広がる。
ただ、その酸味は中盤では落ち着き、程よいタンニンと共にしっかりと凝縮された黒い果実のジューシーな甘味がボディーをほどよく厚く飲みごたえのあるものに仕上げてくれる。
それと同時に樽由来のバニラの甘味と香りが舌と鼻を抜け、余韻ではそれがさらに顕著に感じられる。
ワイルドな香りとは対極のチャーミングな酸とジューシーな果実感とそれを引き立てる樽香のバランスが良い飲みごたえのある限定807本生産のワイン。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
輝いている |
| 色の濃淡 |
中庸 |
| 粘度の高さ |
脚が出来る |
| 発泡度 |
無し |
| 気泡大きさ |
無し |
| 色調 |
ルビー |
| 香り |
強さ |
十分 |
| 果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
| 香辛料 |
ミント、胡椒 |
| 樹木 |
針葉樹、腐葉土 |
| 味わい |
アタック |
爽やか |
| 甘辛度 |
やや辛口 |
| 酸味 |
爽やか |
| タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★★ |
| コスパ |
★★★★ |
| 総評 |
★★★★☆ |

この日は食事は済ませていたので久しぶりにワインのおつまみらしい生ハムとチーズと合わせてみた。
生ハムは12ヶ月熟成のハモンセラーノ。
ほどよく熟成し肉の旨味と塩分が少し強めになってきた味わいとジューシーでしっかりとした酸のある味わいのワインとの相性はとても良い。
カベルネのガッツリボディーとマルベックのジューシーでパワフルな果実感にピノのチャーミングな酸を足したような味わいということもあり、ワインが思いのほかしっかりと主張するので、それなりに個性の強い生ハムにも全く負けない。
チーズはパルメザン、スモーク、チェダーと大御所たちを集めてみたが、これらとの相性も悪くない。
ただ、生ハムと比較するとワインの味が若干ボケるような気がするので、乳製品との相性はそこまでよくないのかもしれない。
料理と合わせるなら、塩ベースのジューシーな焼き鳥あたりとの相性が一番良さそうな印象であった。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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