Kendall Jackson Avant Unoaked Chardonnay 2020(ケンダルジャクソン)



購入場所 エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能
購入日 2022年08月10日
購入金額(税込み) 1694円
テイスティング日 2022年08月17日

ワインデータ:

国名 アメリカ
地域 カリフォルニア
地区 N/A
ヴィンテージ 2020年
ブドウ品種 シャルドネ100%

コメント:

毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店で30%オフシリーズを色々みていた際に見つけたので購入したもの。
定価だと2500円のものを1700円程度でお得に購入。
色はかなりしっかりとした輝きのあるグリーンイエロー。
樽熟成せずにこの色はなかなかの濃さを感じさせる。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁に涙が出る程度。
香りはジューシーで凝縮された果実感を感じる。
ただ、ニューワールド系にありがちがパンチの効いた甘さではなく、上品にしかしパワフルにブドウの旨味を凝縮させたような感じでパイナップルやマンゴーのような甘味やグレープフルーツのような酸をバランスよく感じられる。
そして僅かに鼻の奥に抜けるハーブやミントのようなニュアンスを感じる。
また、ワインの名前の通り、樽香は一切感じられない。
味わいも香り同様に、ジューシーながら甘味が先行する味わいではなくぎゅっと凝縮された果実の旨味に甘味が伴うようなイメージ。
トロピカルフルーツを連想されるアタックと共に中盤からは程よいフレッシュな酸を感じられ、ワインのボディー感は十分。
余韻にはその酸が口の中に少し残り、果実の旨味や甘味をスッキリと洗い流してくれる。
濃厚な果実の旨味と甘味にフレッシュな酸でストレートに勝負してくる樽香ゼロの上品なシャルドネ。
ただ、当然ではあるが樽香ゼロなので、ガッツリ樽の効いた味わいを想像していると期待はずれになることは間違いない。
<アルコール度数13.5%>

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 濃い
粘度の高さ 涙が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 グリーンイエロー

香り 強さ ほどほど
果実感 グレープフルーツ、マンゴー、パイナップル
香辛料 ミント、バジリコ
化学臭 ミネラル感
味わい アタック 爽やか
甘辛度 辛口
酸味 適度な
タンニン 少ない
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★★
コスパ ★★★☆
総評 ★★★★


この日は近所のパン屋で購入したチキンマリネのカスクードサンドと鶏肉のネギ生姜醬和えと合わせてみた。
カスクードサンドはほぐした鶏肉を軽くマリネしたものとトマトやレタスを入れ、オイルと塩胡椒で味付けしたとてもシンプルなもの。
その味わいと合わせると、不思議とワインの甘味が一層強くなり瑞々しくジューシーな味わいとなり、逆に酸の印象が少し薄まる。
鶏肉のネギ生姜醬和えも、茹でた鶏肉に刻みネギと生姜に醤油だれを合わせたシンプルな料理。
生姜の味わいがそれなりにしっかりとしているのでワインとの相性を心配しながら合わせてみたが、こちらはワインの甘味・酸味両方の風味をより一層強調してくれる。
鶏肉との相性はよく、幅広い調味料にもシームレスにマッチする食中酒としても楽しめるワンランク上のおもてなしワインという印象であった。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

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