名前：ZUND-BAR
場所：〒243-0121 神奈川県厚木市七沢1954-7
地図はこちらからどうぞ
交通手段：新東名 伊勢原大山インターから車で15分
営業時間：11:00～21:00 無休
また行きたい度：＝☆☆☆＝濃厚で透明感のあるスープとモチモチ感が印象的な自然豊かな山奥にある古民家を改装した有名人気ラーメン店
外部リンク：ZUND-BARの食べログページへのリンク
備忘録：
（2022/08/29記載）
2022年7月下旬の休日の午後に訪問。
この日はガッツリ晴れており、久しぶりに車で出かけたくなったこともありドライブがてら出かけるのにちょうど良い距離かつ駐車場も完備しているラーメン店を考えていた時に思いついたのがこちらのお店。
オープン当初に行ってからかれこれ10年程度行っていないので折角ならばということで行ってみることにした。
＜お店の場所はどこ？＞
正直公共交通機関で行ける場所ではないので車での来店の一択になるが、仮に公共交通機関＋バス・タクシーだとすると小田急線の愛甲石田駅か伊勢原駅が最寄駅となりそう。
車での来店の場合は東名高速の厚木インターもしくは新東名の伊勢原大山インターが最寄となる。
そこから64号線（伊勢原津久井線）を15分程北上した場所にある。
ナビで目的地設定をすると正しく案内してくれるが、お店に入る路地が細いので、大型車だと少し気を遣う。
こちらが店舗に向かう路地の写真。
メインの道路の横の路地に入っていくのだが、比較的狭く大型車両だとちょっと気を遣う車幅。
路地の前には「ZUND-BAR」と看板が立っているのでそれを目印にすれば間違いない。
路地を20メートルほど入るとオシャレな古民家的な建物が見えてくる。
こちらが店舗外観の写真。
裏から見るともともとが古民家だったことが良くわかる造り。
そしてこちらが店舗すぐ裏にある駐車場。
この舗装されたエリアには最大で10台程度が駐車可能だがスペースは比較的狭いので大型車の場合は出入り含めてかなり気を遣う。
ただ、この舗装された駐車場の先には砂利ではあるがかなり広い駐車スペースがあるので、舗装エリアの駐車スペースが満車もしくは停めにくい場合にはこちらのエリアに駐車するのがオススメ。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
今回は日曜日の14時半頃に到着。
混んでいることを見越して15時過ぎに到着しようと考えていたのだが、思ったよりも道路が空いていたこともあって少し早めに到着してしまった。
案の定、遅いランチタイムということもあってかかなり混雑しており、我々が到着した時点で7組待ちの状態であった。
受付は店舗前にあるiPadで行い、整理券を受け取り待つこと約30分でようやく店内に。
古民家の骨組みだけ残して内装そのものはオシャレなバーやカフェのように作り直した店内は以前訪問した時と大きく変わっておらず、カウンター席が6席程度、テーブル席が20席程度のキャパ。
なお、我々が到着した14時半頃の時間帯がこの日は一番混雑していた時間帯のようで、15時を過ぎてくるとだいぶ混雑は緩和されるので、食事の時間帯を選ばないのであれば15時以降の訪問が一番待ち時間を少なくすることが出来そう。
こちらが店先にある整理券発券機。
利用人数を入力すると整理券が発券されるので、こちらを持って待機する。
順番が来ると店内からスタッフの方が案内してくれる。
こちらが店内の雰囲気。
骨組みは古民家のものをそのまま残しつつ、開放的な窓により外からの明るい光と緑生い茂る風景を楽しむ事が出来る。
一方、カウンター席はオシャレな古民家バーという感じ。
ここだけ見るとラーメン店には見えない。
＜オススメのメニューは？＞
今回は事前に何を食べるかあまり決めていなかったのだが、この日はあまりにも暑かったこともあり、店内もそこまで涼しくなかったらつけ麺、快適だったらラーメンをオーダーしようと思っていた。
ラーメンはトッピングや、柚子・辛味等追加で乗せる味わいで色々なチョイスがあるが、スープは塩もしくは醤油から選ぶタイプ。
また、鶏油の量によって「淡麗」（鶏油少な目）もしくは「まろ味」（鶏油多め）を選ぶことが出来る。
更に麺の変更やトッピングの炙りチャーシューを鶏チャーシューへ変更等、色々なオプションがありカスタマイズも楽しめる。
つけ麺はノーマルの味わいをベースに柚子の風味を足したり辛さを足したり出来るよう。
ご飯もののサイドメニューはもちろんのこと、デザートにアイスクリームなどもあり、この日は暑かったこともあってかアイスクリームをテイクアウトしている人がそこそこいた。
店内も快適だったこともあり、今回は「柚子らーめん（972円）」を醤油・まろ味でオーダーした。
こちらがメニュー。
ラーメン、つけ麺の他にもサイドメニューやデザートメニューまであり、かなり充実している。
また、麺やチャーシューを好みに応じて変更することが可能なのもありがたい。
オーダー後10分程度で着丼。
こちらが「柚子らーめん 醤油」。
今回は鶏油を多めにしたこともあって表面にはやや厚めの油の層があり醤油ベースの透明感のあるスープと共に水菜と刻みメンマ、半熟卵半分に海苔、そして炙られたチャーシューが盛られている。
まずはスープから頂くが、まろやかながらしっかりとした醤油のコクを感じさせるスープに、多めにした鶏油の旨味が厚みとアクセントを加えており、スッキリ・アッサリ系ながらしっかりとしたコクと旨味を感じられる味わいに仕上がっている。
トッピングのチャーシューだが、サイズ感としてはそこまで大きくないのだが、柔らかく肉の旨味を活かした比較的すっきりめの味付けに加え、炙られたことにより香ばしく感じられる味わいがしっかりと手間暇をかけて仕上げられていることを物語っている。
麺は細目のほぼストレートタイプ。
全粒粉が入っていることもあり、蕎麦を連想させるような独特な食感ながらモチモチ感もあり、スープのシンプルながら奥の深い味わいにマッチする。
麺はつけ麺で使う太麺タイプの「真空手もみ麺」に変更できるようだが、こちらはつけ麺用ということもありかなりの太麺なのでラーメンをオーダーする際は間違いなくデフォルトの「全粒粉入り極細麺」がオススメ。
＜まとめ＞
20年近く前のオープン当初に「厚木の山奥に中村屋兄弟のプロデュースする新業態のラーメン店が出来た」ということで、当時はまだナビもあまり普及していない中、こちらの店まで来た記憶があるが、お店の雰囲気はその当時とほぼ変わらずであった。
ラーメンこそ色々と進化を遂げてメニューが増えたが、やはり「柚子らーめん 醤油」の味わいはなかなかのもの。
チェーン展開しているAFURIでもほぼ同じメニューは楽しめるのだが、やはりこちらのお店で頂くラーメンはお店の立地・雰囲気もあり美味しく感じる。
今回は普通にラーメンをオーダーしたが、次回はオープン当初に提供されていた「Zund-Bar classic」を頂いてみたい。
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