W Yokohama The Wine Hall (2022/05)


名前W Yokohama The Wine Hall

場所:〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-6-14 エフテムビル 4F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 横浜駅 徒歩約3分

営業時間:17:00~25:00(月~金)、11:30~25:00(土)、11:30~24:00(日) 無休

また行きたい度:=☆☆☆☆=陳列されている豊富なワインを自ら選んで料理を合わせていく雰囲気もオシャレでリーズナブルな横浜駅近ワインブティック

外部リンクW Yokohama The Wine Hallの公式HPへのリンク

備忘録

(2022/06/25記載)
2022年5月下旬の週末の夕食に利用。
こちらの店は5年以上前から何度も利用しているのだが、どうもワインを飲みすぎてしまうことが多く、結局レビュー用の写真を撮っていなかったりで今までレビューを書けておらず。
今回はたまたま急に週末の夕食を横浜ですることになったのだが、真っ先に浮かんだのがこちらのお店ということで数か月ぶりに行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は横浜駅のきた西口からであれば3分程度でアクセスできる。
横浜駅はかなり大きいので、出る改札を間違えてしまうと駅構内をかなり大回りする必要があるので、京急およびJRでアクセスする場合には一番東京寄りの改札を目指すのが分かりやすい方法。
改札を出て左側の鶴屋町方面に進み、右側に見える川を渡った先にある2つ目のビルにこちらのお店はある。
ただ、外からは全く見えず、お店へアクセスするエレベーターもビルの中にあるので、お店とお店の間にある通路をビルの中に入っていくようなイメージとなる。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日で、こちらの店は休日については数日前から予約しておかないと絶対入れない程人気。
今回は急遽横浜での夕食が決まったので17時という早めの時間に予約無しで突撃をしてみたところ、「狭い席で良ければ」という条件付きで案内された。
店内は予約席があることもあってか100席以上の大きなキャパがありつつも4割程度の客入りという状況。
お店はエレベーターホールを中心に右は大人数向けのカウンター席がメイン、左側は少人数向けの落ち着いた雰囲気の配席になっているが、今回は案内されたのはその左右のエリアをつなぐ通路の横に配された小さなハイチェアがある丸テーブルの席。
料理を2品とボトルワインを置いたらもうテーブルが一杯一杯というところではあるが、予約無しで入れたことをとりあえず感謝。
こちらの店は基本的にはいつ行くにしても予約は必須であることを改めて思い知らされた。


こちらが今回案内された席。
左側にはワインセラーが、そして中央は左右のエリアを結ぶ通路になっているところ申し訳程度に3つのテーブルが配されている。
この3つが当日枠として使われているようで、17時半前には全ての席が埋まった。
この後に来店した予約無しの客はことごとくお断りされていたが、18時半頃になると少しずつ回転しだすので、逆に一番込みそうな19時前くらいにフラッと来ると案外入れるかも知れない。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は食事というよりもワインがメインと思っているので、毎回「選んだワインに食事を合わせる」というスタイルにしている。
今回は選んだワインがアルゼンチンの「FELINO」。
シャルドネを使った白ワイン(2420円)だったので、価格帯からして比較的ごっつく樽の味わいがガツっと効いているものを予想し「フィッシュアンドチップス(860円)」や「海老とキノコのアヒージョ(900円)」に「バゲット4P(440円)」をセレクト。
そして同行者からのリクエストで「パテドカンパーニュ(800円)」もオーダー。
なお、ワインはボトルに書かれている金額にプラス600円で店内で飲むことが可能。


こちらがメインのメニュー。
ワイン中心のお店ということもあって、料理の品数は比較的絞っている印象。


ただ、その分チーズはなかなかの品揃え。
ボルドーやブルゴーニュの赤などと合わせると楽しそうなチーズが数多く取り揃えられている。


そして別メニューとして「今日のオススメ」のメニューもあるのでこちらも要チェック。


パスタや肉・魚のメイン系料理もそれなりにあるのでメインメニューがいまいちの時にはこちらからセレクトするのもあり。

なおワインは以前は分厚いワインリストがあったのだが、聞いてみるとコロナの影響でリストそのものを廃止したとの事。
逆に、ボトルで飲みたいときには店のセラーに陳列されているものを自分で選びスタッフの方に抜栓してもらうという方法に変わったとの事。
赤についてはワインリストがあった時と同じくらいの品揃えという印象だったが、白や泡はかなり減ったのではという感じだった。
ただ、実際にエチケットを見ながら、いわゆる「ジャケ買い」をするのもそれはそれで楽しいので、どちらが良いのかは何とも言えないところ。


こちらが今回セレクトした「Felino」。
アルゼンチンのシャルドネで2400円程度ということで、ガッツリと樽のニュアンスを感じる濃くもジューシーなイメージを想像していたが、グラスに注いだ瞬間の濃いゴールドの色合いを見てその味を確信。
そして実際に味わってみるとまさにその想像通りの味。
通販サイトで探しても最安が2000円程度なので、お店で飲んで抜栓料含めて3000円であれば、なかなかお得なお値段。


そしてしばらくするとまずは「パテドカンパーニュ」から提供された。
こちらはガッツリと濃厚なレバーの風味を感じられるタイプ。
2名で頂くと丁度良いボリューム感に加え、ピクルスも付いているのでおつまみにはちょうど良いサイズ。
ただ、かなり濃厚なので分かってはいたが白ワインと合わせる場合にはワインを少し選ぶ必要があるかも知れない。


この日はちょっとジャンキーなものが食べたかったこともありオーダーした「フィッシュアンドチップス」が到着。
チップスはいわゆる普通のフライドポテトが入っているが、フィッシュは20センチ弱はある大きなフライがドンと盛られている。
こちらも2名でつまむと丁度良いサイズで、衣はサクサクで中の白身魚は胡椒が強めに効いており臭みもなくジューシーでフワフワ。
ガッツリ冷やした白ワインや泡などと合わせて頂くと相性はバッチリ。


そしてこちらが「海老とキノコのアヒージョ」と「バゲット4P」


かなり大振りでプリプリの海老が5匹入っており、これだけでもそれなりに食べ応えがある。
ガーリックの風味は控えめで、海老の味わいは塩分とオリーブオイルの風味をしっかりと感じられるタイプ。

<まとめ>
今回は2名で料理を4品つまんでワインをボトル1本開けて6500円程度。
そのうち3000円がワインであることを考えると、料理がメインではないことを考えてもそれなりにお得感はある。
こちらのお店は料理もそれなりにありレベルも高いのだが、やはりメインはどうしてもワインという印象。
美味しいワインをあまり金額を気にすることなく好きなように選び、それに合うようなつまみや料理を組み合わせていくというようなワインブティック的な使い方を出来るこのエリアでは貴重なタイプのお店ということもあり、常に混雑している人気店であった。

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W Yokohama The Wine Hallビストロ / 横浜駅神奈川駅反町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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