石鎚 夏吟 吟醸



購入場所 こちらから購入可能
購入日 2022年05月23日
購入金額(税込み) 1375円
テイスティング日 2022年05月23日

日本酒データ:

地域 愛媛県
タイプ 吟醸
使用米種 松山三井、山田錦
好み度(MAX五つ星) ★★★★☆

コメント:
この日は夕食がバリバリの日本酒だったのだが、合わせる日本酒が無かったため、急遽近所のマニアックな日本酒屋さんへ買い出しに行くことに。
作や豊盃、笑四季などの日本酒が色々と置いてあったが、何となく目についたこの爽やかな青のエチケットに惹かれてこちらの日本酒を購入。
調べてみると、こちらの酒蔵のお酒は今回が初のよう。
「松山三井」という聴き慣れない酒米を80%使って作られている日本酒なので気になってこちらの酒米を調べてみると、どうやら愛媛県だけで作られている酒米で大粒で砕けにくく淡麗辛口な日本酒向きとのこと。
色はクリア。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁からゆったりと伝わり落ち脚が出る。
香りはフレッシュでフルーティー。
冷涼な青リンゴのような甘くもすっきりシャープな果実感をしっかりと感じさせ、日本酒感はほぼ感じさせない夏らしい香り。
味わいも香りに近く、口に含むとみずみずしいフレッシュな青リンゴをシャキッとかじったような甘味が口の中に一気に広がる。
インパクトのあるアタックで感じた味わいが中盤も続き、余韻に向けてわずかに酸味や苦味を感じられる程度。
余韻は比較的柔らかく、アタックで感じた甘味がじんわりと口の中に残るが、個人的にはもう少しキリッとした方が好みではあった。
青リンゴを連想させる香りとアタックが印象的なガッツリ冷やしてぐいっと飲みたい青いラベルが爽やかさを感じさせる季節限定の吟醸酒。
<アルコール度数15%>


この日は薬味たっぷりの鰹のたたきと残っていた北海道・野付産のホタテなど、いい感じで刺身三昧。
玉ねぎとミョウガと大葉で肝心のカツオのたたきが全く見えないカツオのたたきはカツオの味わいよりも薬味のインパクトある味わいの方が印象的。
ポン酢で軽く味付けされたカツオのたたきはその薬味の苦味や辛味などの味わいがかなり強く感じられるが、その対極にある日本酒の甘味がうまくマッチしており、むしろ日本酒の余韻をさっぱりとした印象に変えてくれる。
そしてホタテの刺身との相性はいうまでもなく文句なし。
肉厚で甘味があるホタテの味わいと日本酒の甘味がマッチし相性は全く問題無し。
特徴のある味わいの日本酒ではあるが、料理とのマッチングという視点では比較的懐が広そう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

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