| 購入場所 |
カルディ |
| 購入日 |
2022年05月14日 |
| 購入金額(税込み) |
1738円 |
| テイスティング日 |
2022年05月22日 |
ワインデータ:
| 国名 |
イタリア |
| 地域 |
N/A |
| 地区 |
N/A |
| ヴィンテージ |
2017年 |
| ブドウ品種 |
モンテプルチアーノ |
コメント:
久しぶりにこちらの店に立ち寄り色々見ていると、お買い得品として売られているこちらの商品を発見。
元値はそれなりにするようだが、2000円以下ということでボトルを見てみると、重厚でサイズも大き目、更にはボトル底のキックと呼ばれる凸の部分がかなり大きく取られており、個人的にこれらのボトルを使っているワインは少し高めで美味しいものに当たる確率が高いので試してみることにしたもの。
調べてみたら本国では16.5ユーロ程度(約2300円)で売られているようなので、なぜか日本の方が安いと言う謎な価格設定。
色は深みと輝きのあるブラックチェリーを思わせるような色合い。
粘度はしっかりとありグラスの縁をゆっくりと脚が伝わり落ちていく。
香りは鼻を近づけると凝縮されたレーズンの甘味やブラックチェリーやカシスの甘酸っぱさを力強く感じる。
その中に樽香由来のバニラ香もわずかに感じられ、とても厚みがありジューシーな印象。
アタックは思いのほか柔らかく優しい。
ただ、その優しさの中にはぶどうの甘味がぎゅっと凝縮されており、口に含むと同時にそれが一気に弾けて広がるようなジューシーさを感じられる。
中盤にはカシスやブラックチェリーを思わせる甘酸っぱい味わいに加えて樽由来の風味も加わり、程よい渋みが全体に重みを加える。
そして余韻にはわずかに樽の甘味を感じられ、ぶどうの旨味がじわっと舌に残る。
Zingariをちょっとこぢんまりとさせたような濃厚ながらもまろやかで上品さとフルーティーさを兼ね備えたちょっと頑張った週末に飲みたい一本。
<アルコール度数14%>
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
深みのある |
| 色の濃淡 |
濃い |
| 粘度の高さ |
やや強い |
| 発泡度 |
無し |
| 気泡大きさ |
無し |
| 色調 |
ブラックチェリー |
| 香り |
強さ |
ほどほど |
| 果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
| 乾燥果実 |
レーズン |
| 香辛料 |
バニラ、胡椒 |
| 味わい |
アタック |
心地よい |
| 甘辛度 |
やや辛口 |
| 酸味 |
適度な |
| タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
| コスパ |
★★★★ |
| 総評 |
★★★★ |

この日はイタリアワインということで、ベーコンとトマトのハーブたっぷりペンネと合わせてみた。
トマトの甘さとベーコンの肉感、そしてしっかりと効いたハーブの風味は外しようがない組み合わせ。
この味わいと合わせることで、ワインの甘味と果実の旨味が一層強調され、相性は抜群。
久しぶりにスカッと気持ちよくマッチしたと言う印象。
ガッツリ肉料理よりも少し甘味を感じられるトマトソースベースの料理と合わせる真価を発揮できるような感じがした。
<マリアージュ指数:5ばっちりマリアージュ>
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