名前:自家製麺 伊藤 銀座店
場所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-12-2 B1F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 東銀座駅 徒歩3分
営業時間:11:00~23:00(月~金)、11:00~20:00(土・日・祝) 無休
また行きたい度:=☆☆☆=煮干しと鶏ガラのスッキリ目のスープを喉ごし自家製麺でシンプルに頂くちょっとディープな隠れ家的ラーメン店
外部リンク:自家製麺 伊藤 銀座店の食べログページへのリンク
備忘録:
(2022/04/20記載)
2022年3月中旬の平日のランチタイムに訪問。
たまたま空き時間があったのだがなかなかシビアなスケジュールだったので、駅までなるべく近くサッと昼食を済ませられるお店を「行きたいリスト」として保存しているブックマークリストから検索するとこちらの店がヒット。
なかなかな高評価店なので待ちがあったら昼食抜きというカケで向かってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所はGINZA SIXの裏手、東銀座駅から3分程度の銀座の華やかなイメージとはちょっと異なる雑居ビルの地下1階。
入口と思わしき場所には「伊藤」の文字が入った看板があるが、ちょっと降りるのをためらう雰囲気。
その階段を降り切ると目の前にお店がある。
昔はクラブやスナックだったのかと思わせる作りのお店が複数並ぶ中の1つのお店。
こちらが店舗が入るビルの外観。
地下にあるラーメン店ということを予め知っていたのであまり迷わなかったが、それを知らないと恐らく見逃してしまうような場所。
よくよく見ると入口前には「伊藤」の看板が出ていることは出ている。
この入口を入ると目の前には店舗に向かう階段が。
なかなかレトロな雰囲気が漂うこの階段を勇気を出して降りていく。
こちらが地下への階段を下りた目の前にある実店舗の外観。
階段を下りた正面がガラス張りになっているのでどこから入っていいのか一瞬迷うが、階段を下りて右側に扉があるのでそこを開けて店内に入っていく。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の12時過ぎという一番混雑しているだろう時間に到着したが、店内は先客が3組のみ。
店内はカウンター席4席と4人掛けのテーブル席が2席、計12席程度とキャパは狭いのだが、カウンター席もテーブル席も比較的ゆったりと配されている。
何ともレトロな雰囲気の店内は昭和の喫茶店を彷彿させる。
なお、混雑時はまず店内の券売機で食券を買ってお店の外に並ぶスタイル。
こちらが店内の様子。
今回はカウンター席に案内されたが、現在は写真のように隣席との間にはパーティションが設置されている。
ただ、座席数を間引いているのか、そこまで窮屈感は感じられない。
写真には写っていないが、カウンター席の後ろにテーブル席が配されている。
<オススメのメニューは?>
事前に調べたところ、ここの店はシンプルに「中華そば」がオススメのよう。
デフォルトで頼むとトッピングは刻みネギが少々のみという、極めてシンプルなメニューということもあり、なかなか評判の良いチャーシューを追加した「肉そば中(900円)」でオーダー。
他にも「比内鶏そば」や「つけそば」などのメニューや、夏季限定メニューとして「冷やしラーメン」などがある。
サイドメニューとして「チャーシュー丼」や「卵かけご飯」、そして面白いところだと後からの注文は不可となっている「スープ増し」というメニューもあった。
なお、麺の量は小盛りが140グラム、中盛りが210グラム、そして大盛りが280グラムとなっている。
こちらは店内に設置されている券売機。
ラーメンの種類別にボタンが配されており、左側がラーメンで右側がトッピングやサイドメニューとなっている。
「スープ増し」は後から注文不可であったり、「肉増し」は現金払いなど、ちょこちょこイレギュラーなメニューもあるので要注意。
食券をスタッフの方に渡して待つこと5分弱で着丼。
若干薄めの豚骨系スープと言われてもわからないような油が若干浮いたスープの中に、若干スープからはみ出るボリューム感のある量の麺が見られる。
その上に軽く刻みネギが盛られておりトッピングのチャーシューが4枚添えられている。
まずはスープを一口啜るが、スープはあっさり煮干し系。
しっかりと煮出してアクを取り除いた煮干し汁の上澄みだけを使っているような上品な口当たり。
いわゆるよく見かける「煮干しガツン系」ではないので、その味わいを期待していると物足りなさはある。
また、スープの下に溜まっている魚粉を飲んでしまうと、若干煮干しのエグ味を感じられるので要注意
麺は細めのストレスタイプ。
断面が四角い特徴的な麺はデフォルトで固めに仕上げられている。
食感はラーメンの麺というよりコシのある蕎麦に近いイメージ。
ゴワゴワっとした食感の蕎麦のように喉越しでガッツリ楽しみたい。
今回は中盛りをオーダー。
蕎麦のように喉越しで食べるためか、210グラムではあったが実グラムよりもボリューム感を感じた。
チャーシューは一口大のものが1センチ程度の厚みカットされている。
とても柔らかく仕上げられており、味付けは控えめで肉の旨みをしっかりと感じられるタイプのもの。
こちらのラーメンはデフォルトだと刻みネギだけとちょっと寂しい事もあり、200円プラスでもチャーシュー好きなら注文すべきオプションであった。
<まとめ>
今回は初回訪問ということでシンプルに中華そばにチャーシューがトッピングされている「肉そば」をオーダーしたが結果としては正解。
スープはガッツリ魚介系でもなく動物系でパンチを効かせたものでもなく、両者をバランス良くブレンドしスッキリ系に仕上げた煮干し系スープ。
そこにデフォルトでもしっかり歯ごたえのある麺を絡めて喉越しで頂く、スープと麺を前面に押しているシンプルな味わいのラーメンであった。
ただ、「中華そば」だと本当に刻みネギのみになってしまうので、何かしらのトッピングは付けて頂きたいところ。
次回訪問時は「比内鶏肉そば」をオーダーし、人気メニューの「中華そば」との味わいを確かめてみたい。
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自家製麺 伊藤 銀座店 (ラーメン / 東銀座駅、銀座駅、築地市場駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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