購入場所 |
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購入日 |
- |
購入金額(税込み) |
- |
テイスティング日 |
2022年02月06日 |
ワインデータ:
国名 |
フランス |
地域 |
A.O.C. ボルドー |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2003年 |
ブドウ品種 |
カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、メルロー |
コメント:
もはやいつ購入したか全くわからないのだが、家の倉庫で眠っていたワインコレクションの中の一本。
この日は久しぶりにVIRONのフランスパンを買ったので、フランスのワインを、そしてそれなりに楽しめそうなものをということでセレクト。
色は濃く深みのあるルビーでディスクにわずかにオレンジのニュアンスを感じられるが20年熟成というようなイメージは色からはそこまで感じられない。
粘度はしっかりと高く、グラスの縁から時間をかけてゆっくりと伝わり落ちて脚を形成していく。
香りは思いのほか濃厚で華やか。
グラスに注ぐと周囲に熟したレーズンのような甘くも凝縮された果実感や、そのほかにはインクのようなコッテリとした香りも感じられ、色と同様に古酒というようなイメージは全く感じさせない。
口当たりはとても柔らかく、口に含むとまだ若ささえ感じられるような爽やかな酸とジューシーな果実感が広がる。
中盤にはぎゅっと凝縮された黒い果実の甘さや旨味がしっかりとしたボディーとなって感じられる。
余韻は比較的スッキリしているが、角の取れたボリューム感のあるタンニンと程よいアルコール感が口の中にインパクトを残していく。
約20年熟成したものということで抜栓時にコルクがソムリエナイフに負けて中央部分から抜けてしまったので若干不安ではあったが、未だ爽やかさすら感じさせる酸と果実感、凝縮された甘味やかどの取れた渋みを楽しめる20年熟成を感じさせない元気のあるボルドーワインであった。
<アルコール度数14%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
深みのある |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
シロップのよう |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ルビー |
香り |
強さ |
芳醇 |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン、干しプルーン |
化学臭 |
インク |
味わい |
アタック |
滑らか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
爽やか |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
- |
総評 |
★★★☆ |
VIRONのフランスパンに合わせるためにビーフストロガノフにしたのだが、予想通りフランスパンがあまりに美味しすぎて、当初予定していた「ビーフストロガノフをフランスパンにつけて食べる」ことは全くできず。
まずは素のままのフランスパンと合わせてみたが、何の違和感もなくマッチ。
とても香ばしいクラストとしっとりと瑞々しさのあるクラムのコントラストがしっかりとした小麦の味わいとともに感じられ、フランスパンだけで一品として成り立ってしまうレベル。
ビーフストロガノフはきのこ類や玉ねぎと煮込んで甘味を中心に仕上げた味わい。
煮込み系の料理ということで基本的な相性は悪くないが、ワインと料理をそれぞれ独立して味わっているというような印象を受けた。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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