名前:中國上海料理 四五六菜館 本館
場所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町166
地図はこちらからどうぞ
交通手段:みなとみらい線 横浜中華街駅 徒歩6分
営業時間:11:00~22:00(月~金・日・祝)、11:00~23:00(土) 無休
また行きたい度:=☆☆☆=落ち着いた雰囲気の中で中華料理を楽しめる安定志向の人向け中華料理店
外部リンク:中國上海料理 四五六菜館 本館の公式HPページへのリンク
備忘録:
(2022/01/24記載)
2022年1月上旬の三が日直後の平日に「中華街ランチ」ということで何となくランチタイムに行ってみることにした。
最近は比較的よく行くので「次回行きたい場所リスト」を作ってあり、今回はそれに従って迷うことになく店に向かったのだが、なんと未だ年末年始の長期休暇ということで断念。
この日は特にバックアッププランを考えていなかったので、中華街ではよく聞く名前のこちらの店に行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は中華街のメイン通りから脇道の「市場通り」を入ったところにある。
入口は小さいながらも赤と金の中華料理店らしい目立つ店構えで「四五六菜館」と書かれた大きな看板があるので見逃すことはまずない。
ランチタイムであればお得なランチメニューリストが店先に置かれているのでそれを見て食べたいメニューがあるか判断できるのもありがたい。
こちらが店舗外観の写真。
中華街らしく縦長のお店が数多く立ち並ぶが、この赤と金の色使いはなかなかな目立つので見逃すことはない。
店先にはその日のサービスランチメニューが書かれた看板も出されている。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は三が日直後の平日ではあったが、まだ休んでいる人が多いこともあってか中華街そのものがそれなりに混雑していた。
我々が到着したのが11時半頃であったが、既に店内には数組が入店済、我々が入った後も数組が入店してきており、12時を過ぎると1Fの7割くらいの席が埋まる状況。
ただ、満席になったり待ちが発生することはなかった。
なお店内は4名掛けのテーブル席がメインで1Fだけでも10卓適度あるキャパ。
また店内は外観程の派手さはないものの、壁に大きな龍が書かれていたと、中華料理店らしい雰囲気ではある。
こちらが店内の様子。
少し落とされた照明と中国っぽい椅子、そして壁の龍など、中華料理店らしいイメージの造り。
いわゆる個人経営店のような質素な感じではなく、それなりに雰囲気がある造りなので、料理だけでなく雰囲気を楽しむようなシチュエーションでも利用できそう。
<オススメのメニューは?>
今回は全く下調べをせずに飛び込んだので事前にオススメメニュー等のチェックは出来ていなかった。
ただ、中華街と言えばお得な「平日ランチ」を外すわけにはいかないので、今回もこちらのランチメニューからセレクト。
三名での利用であったので、平日限定の「サービスランチ」から「チャーシューメン(980円)」、「小海老入りあんかけごはん(980円)」、「酢豚(980円)」をオーダーした。
なお、サービスランチにはそれぞれライス・スープ・漬物・デザートが付いてくる。
こちらがランチメニュー。
平日限定のようで、メニューによって800~1200円程度の価格帯で注文出来る。
こちらのランチにはそれぞれライス・スープ・漬物・デザートも付いてくる。
こちらもセットメニューであるが、ランチタイム限定ではなく純粋にセットメニューのよう。
メインにはご飯ものか麺ものをセレクトするとご飯ものにはふかひれスープが、麺ものには半チャーハンが付き、それぞれデザートも付いてくる。
注文してからほどなくセットのライス・スープ・漬物が提供された。
こちらがライス・スープ・漬物。
写真ではわかりにくいが、それぞれ小分けではなく大皿での提供。
ご飯に至ってはお櫃での提供であった。
スープはキノコと春雨の中華風スープとなっており一人1杯ではなく2杯弱程度飲めてしまうボリューム。
また、漬物はザーサイではなくメンマであった。
こちらのメンマはごま油ベースで味付けされており、ごま油と風味とピリッとした味わいがご飯のお供に最適。
その後5分程度してメインの料理が次々と提供された。
まずこちらが「チャーシューメン」。
チャーシューが5枚、刻みネギと葉物の野菜がトッピングされた非常にシンプルなスタイル。
今回はスープだけ飲んだが、見た目同様にシンプルで素朴な中華スープという印象。
醤油の味わいがメインで、そこに油やチャーシューから染み出た八角の風味がアクセントになっている、まさしく中華街で食べるようなラーメンの味わいであった。
そしてこちらが「小海老入りあんかけごはん」。
提供されてびっくりしたのだが、なんと、お櫃ご飯がありながらさらにここにもご飯が…。
改めてサービスランチのメニューを見返してみると、メニュー名の中にご飯の記載があるのは実はこのメニューだけであったというオチ。
さて気を取り直して頂くが、中華料理にしては非常にシンプルで油感を抑えた味わいになっている。
どちらかというと塩や旨味調味料の味わいを前面に出してきており、特に小エビはしっかりと塩の味つけがされているのでご飯と合わせて頂くと丁度良いバランスになる。
良くも悪くも特徴がない味わいなので、外すことのないメニューであった。
そしてこちらが「酢豚」。
ごろっとした大ぶりのお肉が6切れ入っており、ピーマンや玉ねぎ、キクラゲなどの野菜と合わせて提供された。
なお、こちらの酢豚は酢豚定番の「パイナップル」は入っていないタイプ。
タレの味付けはケチャップ感が強く、中華料理店ならではのこだわりの味というよりも家庭で食べるような味わい。
ただ、お肉は豚のバラ肉を使っているのか、まわりはカリッとした食感でお肉はとてもジューシーな味わいに仕上がっている。
そして最後に提供されたのがデザートの杏仁豆腐。
こちらの杏仁豆腐はプリン系と寒天系の中間のもので、プリン系のこってりとした味わいが好きな身としては可もなく不可もなしというような感じであった。
<まとめ>
今回は3名でトータル2940円と、お値段としてはそこまで高くないが中華街平日ランチにしては少々高めという印象。
その割には中華街でしか食べられないような味付けではなく、何となく「家でも食べられるような中華料理」と思えてしまう味わいであったのは少々残念であった。
ただ、お店の中の雰囲気は聘珍楼などの高級中華料理店には及ばないものの、落ち着いて料理を食べられるような雰囲気ではあるので、子連れ等で雰囲気重視の場合は利用してもいいかも知れない。
また、サービスランチを注文する際はどのメニューを頼んでもご飯が付いてくるので、出来るだけ麺ものやご飯もののメニューを避け、一品物を頼んだ方が良さそう。
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