保昌 (2021/12)


名前:保昌

場所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町138
地図はこちらからどうぞ

交通手段:みなとみらい線 横浜中華街駅 徒歩6分

営業時間:11:00~15:00、16:30~22:00(平日)、11:00~22:30(土・日) 無休

また行きたい度:=☆☆☆=中華街なのに高次元のカレーを提供する店と紹介されている中華料理店

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備忘録

(2022/01/11記載)
2021年12月下旬の平日の昼間にフラッと中華街に行った際に利用した。
この日は何となく決めていたお店が2店舗あり、そのうちの1店舗は混雑していたのでこちらの店に行ってみることにした。
こちらの店はキムラのメモを始める前にも一度行ったことがあり、その時は普通に定食メニューを頼んでリーズナブルに美味しいランチを楽しめた記憶があるのだが、最近では「中華街なのに高次元のカレーを提供する店」ということでどういうわけかカレー押しで紹介されているのでその真相を確かめに行くことにしてみた。

<お店の場所はどこ?>
場所は中華街の「香港路」の中にある。
こちらの通りはメインの通りから横に入ったいわゆる路地のような通りで、狭い道を挟んで所せましと様々な中華料理店が軒を連ねる、いわゆる「中華街」的なイメージを一番感じられる通り。
その通りをやや関帝廟通り側に進んだ場所にある。


こちらが店舗外観の写真。
そこまで目立つような飾りつけはないが、店舗前にオススメメニューやランチメニューが大きく目立つように置かれている。
そして一番右側になぜか「今週のランチ」がA4サイズの小さな紙で置かれている。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日ながら休み前、そして13時前ということもあり、店内は8割程度の客入りであった。
ただ、我々の入店時がピークであったようで、その後は入りよりもで出の方が多く、店内は少しずつ空席が目立つようになった。
その店内は基本的には4人掛けのテーブル席がメインで、円卓の半個室も2つほどあり、トータルのキャパは80名程度といったところであった。


こちらが店内の様子。
今回は一番奥の席に案内されたので、店内全体を見渡すとこのような感じになる。
なお、写真には写っていないが、右側には円卓の置かれた半個室のスペースがあった。

<オススメのメニューは?>
今回は噂の「牛バラ肉カレーご飯(990円)」はマストとして、もう一つは今週のランチメニューから「肉団子の甘酢ソース(700円)」をオーダーすることにした。
メニューを見た感じ、今週のランチが一番お得メニューでその他にはご飯・スープ・ザーサイ・杏仁豆腐などが付く定食メニューといわゆる一品物+ザーサイ・杏仁豆腐のセットが980円という感じ。
なお、「牛バラ肉カレーご飯」はレギュラーメニューにあるので、注文の際は分厚いメニューを要チェック。


こちらが今週のメニュー。
700円程度でスープやデザート(杏仁豆腐)が付くお得なメニューが多い。


そしてこちらが980円と少々お高めの定食メニュー。


こちらは一品ものベースのセットメニュー。

待つこと10分程度と中華料理店にしては少し時間をかけての提供。


まず最初に提供されたのが「牛バラ肉カレーご飯」。
定食屋さんで出てきそうなサイズのお皿にカレーがご飯の上全体に盛られている。
また、中華料理店らしく、スープはコーンスープが添えられていた。


カレーを一口頂くが、なんか普通のカレーと舌ざわりが違うなとよく見てみると、中華料理の餡状にトロみがつけられていることが分かった。
それ以外はいわゆる中辛にちょっとスパイスを強めに効かせた家庭の味といったところで、中華料理店ならではの何かプラスアルファ的な要素は見当たらなかった。

そして牛バラ肉だが、こちらは一口大のものが4~5個程度入っていた。
確かにとても柔らかく煮込まれており、カレーの中に入っているような繊維質な牛肉とは全く異なる。
牛バラ肉は高価な食材なのはわかるが、ただ、これで1000円弱と言われると、正直少々コスパは悪いと言わざるを得ない。


さて気を取りなおして、今週のメニューからオーダーした「肉団子の甘酢ソース」を頂いてみる。
定食ということで、メインの肉団子の他にスープ・ザーサイ・ご飯・杏仁豆腐が付いてワントレーで提供される。


肉団子は2口程度で食べられるものが5つ、かなりトロみが強めに効いている甘酢ソースに玉ねぎと絡められて提供される。
肉団子は周囲がカリっと揚げられており、中はしっとりとしたタイプもの。
ただ、中の肉はジューシーな肉汁が溢れるようなタイプではなく、どちらかというとしっとりとお肉旨味を味わいタイプなので、パンチが足りないと思ってしまうかも知れない。
一方の甘酢は酢の方が強めに感じられ、トロみも強めなのでご飯にかけて頂いても美味しい。

コーンスープは濃厚なコーンの旨味をしっかりと感じられなかなか美味しい。

そして杏仁豆腐だが、こちらは寒天タイプに近いもの。
サクサクとした歯ごたえで杏仁の味わいは控えめ、一緒に入っているフルーツのシロップの甘味が強めに感じられた。

<まとめ>
今回は色々な情報サイトで見かける「保昌と言えばカレー」的な流れにのって試してみたが、個人的にはやはりカレーは専門店の方が完成度が高いという印象。
もちろんトロトロの牛バラ肉は美味しいのだが、やはりカレーに合わせずに普通に「牛バラ肉ご飯」のようなものの方が美味しいと思えそう。
肉団子についても正直可もなく不可もなしといったところで、その点からすると量・料理ともに2名で1690円(1名あたり800円強)という金額の割にはそこまでお得感はない。
大きく不満はないのだが、なんとなく物足りなさが残ったという印象であった。

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昼総合点★★★☆☆ 3.0

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