
名前:鼎鑫飯店
場所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町147
地図はこちらからどうぞ
交通手段:みなとみらい線 横浜中華街駅 徒歩6分
営業時間:11:00~21:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=辛さ控えめ旨味とコクを活かしたひと手間かかった中華料理をリーズナブルな値段で楽しめるお店
外部リンク:鼎鑫飯店の食べログページへのリンク
備忘録:
(2021/12/22記載)
2021年11月下旬の平日の昼間に時間が取れたので最近再びハマりだした中華街にまたまた行ってみることにした。
今回は突然時間が取れたこともあって下調べ全くなし、何となくインスピレーションで決めた店に入ることにした。
リーズナブルなお値段のランチメニューの看板がたくさん立ち並ぶ「香港路」をフラフラと歩いていると、青と黄色で彩られた新しめのお店を発見。
店の外にもお決まりのランチメニューが出されており、ガッツリ中華というよりは台湾系の料理が多く見られるのでこちらの店に行ってみることにした。
また、店名が見慣れない漢字だったので読み方を調べてみたら「ていしんはんてん」と読むらしい。
こちらは店内の雰囲気。
思ったよりは広くなく、テーブル席と円卓があり、合計のキャパは40席程度。
今回は3名での来店ということで、一番奥の円卓に案内された。
また平日の12時半過ぎということもあって、先客は2組のみでいずれも観光客というよりも地元民という感じの印象。
派手な色合いということもあってか、観光客はいまいち入りにくいのかも知れない。
さて、席に着くと毎度のごとくランチメニューはなく通常のメニューのみ。
店先にあったメニューを見せて欲しいというと持ってきてくれるという中華街スタイルはこちらの店でも健在。
そしてこちらは定食メニュー。
ランチメニューよりも100円程度高めの金額設定。
今回は折角なのでランチメニューから「揚げ鶏肉の特製レモンソースがけ(700円)」、「レバニラ炒め(700円)」、「旬の牡蠣ブラックペッパー炒め(750円)」をオーダーすることにした。
待つこと10分弱でまず最初に提供されたのがこちらの「揚げ鶏肉の特製レモンソースがけ」。
店員のお兄さん曰く、「夜は1500円とかで出している料理だからランチタイムはとってもお得よ~」との事。
メニューにもあった「レモンソース」というのがいわゆる中華料理では珍しかったのだが、提供された料理を見てもやはりかなり真新しい印象。
行ってしまえば油淋鶏のソースの代わりにレモンソースがかかった感じのもの。
鶏肉はサクサクに揚げられジューシーなモモ肉の味わいが楽しめる。
そこにかかっているレモンソースだが、レモンながら軽く甘味を感じられ、柑橘系の味わいがぎゅっと凝縮されたのもの。
鶏肉の油感と思いのほかマッチするが、純粋な中華料理を期待しているとちょっとイメージからずれるかも知れない。
続いて提供されたのが「旬の牡蠣ブラックペッパー炒め」。
たっぷりと胡椒がかかったトロみのあるソースに、ざく切りのピーマン・人参・玉ねぎと共にフリット状に仕立てられた牡蠣がゴロゴロと入っている。
ブラックペッパー炒めということで、胡椒の風味がかなりピリっと効いてはいるものの、唐辛子の辛みはほぼ感じられないので辛いのが苦手な人でも安心して楽しめる。
牡蠣はてっきり身をそのまま炒めたものが出てくるのかと思いきや、かなり手間暇がかかっており、衣をつけて一度揚げたものをさらに炒めているよう。
衣の味わいと牡蠣の旨味、そして胡椒がピリッと効いたソースを絡めて頂くとご飯がどんどん進んでしまう味わい。
そして最後に提供されたのが「レバニラ炒め」。
こちらは見た目は特に特徴はなく、いわゆるレバニラ炒めといった感じ。
シャキシャキとした食感のもやしと程よく火の通ったレバーの味わい、オイスターソースベースの旨味とコクのある味付けはご飯が進むシンプルな味わい。
なお、全てのメニューはご飯とスープとザーサイが付き、ご飯はお代わり自由。
メインディッシュもそれぞれしっかりとボリュームがあり、3名でシェアして頂くと一度に色々な料理を食べられるで、お手軽ランチというよりもしっかりと中華料理を食べているような印象。
そして全ての料理を平らげるとデザートの杏仁豆腐が提供された。
こちらはいわゆるゼリー系の物ではなく豆腐に近いタイプ。
甘味はそこそこながら杏仁と牛乳の風味が比較的強めに感じられ、個人的には好きなタイプであった。
今回は3名でこれだけ食べて2150円とそこそこリーズナブルなお値段。
中華街ランチだと500円くらいから楽しめるお店もあることはあるが、それらのお店の料理よりも手間暇や味付けにこだわっていることはすぐにわかるので、トータル的なコスパは決して悪くない。
調べてみると、こちらのお店は以前「東光飯別館」として営業していたよう。
また、どうやら台湾人シェフが腕を振るう中華料理の店のようで、中華料理以外にも台湾料理のメニューがいくつかあったのも納得。
次回来た際には台湾料理のランチメニューにもチャレンジしてみたい。
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