名前:獅門酒楼
場所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町145
地図はこちらからどうぞ
交通手段:みなとみらい線 元町・中華街駅 徒歩8分程度
営業時間:11:30~15:00、17:00~22:00(月~金)、11:30~21:30(土・日・祝) 無休
また行きたい度:=☆☆☆☆=中華街の中で楽しめる「平日お得ランチ」のお店の中でもかなり上位に入るコスパ抜群ながら手抜きのない味わいは試す価値あり
外部リンク:獅門酒楼の公式ページへのリンク
備忘録:
(2022/01/12記載)
2021年12月下旬の平日の昼間に事前に決め打ちで再訪。
こちらのお店は2016年に一度行っていたのだが、その時にも味わいとコスパが良いお店ということでレビューを書いていたのだが、最近になって某グルメサイトでの評価が非常に高くなっていることを知って改めて行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は中華街の「中山路」にある。
関帝廟側から行くとややメインストリートに近い場所左側にあり、中華料理店の雰囲気とはちょっと違う立派な門構えなので、店先に張り出されているランチメニューをしっかり見ないとお値段が高めなのでは?と思ってしまい印象でやや入りにくい。
こちらが店舗外観。
コンクリート造りのような立派な門構えに金色で「獅門酒楼」と大きな看板が掲げられている。
店先にはランチメニューやオススメメニューの看板や商品ディスプレイもある。
こちらがこの日のランチメニュー。
5種類のメニューが870円で提供されている。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日ながら年末休暇の直前ということで、開店直後の11時半過ぎに到着するも、店内1Fは既にほぼ満席。
入店すると、「ご予約いただいていますか?」と確認され、「していない」と答えるとスタッフの方は店内に消えて行ってしまった。
その後少々して最終的には2Fに案内された。
なお、1Fは4人掛けのテーブル席がメインのおもにランチ客用のエリアで40名程度のキャパがある。
今回は2Fに案内されたが、2Fは主に宴会客向けで個室がメインだったが、今回はその中でも円卓が複数あるエリアに案内された。
我々が帰る12時半前になると、店先には待ち客が2組という状況。
中華街のいわゆる昔から知られている有名店以外でランチ時に待ちが発生しているお店はなかなか珍しい。
こちらが2Fの円卓の様子。
小規模な宴会用のスペースといった感じ。
そしてこちらがテーブル席。
1Fよりも少しゆったり目に配されており、窓のあるのでとても明るい。
<オススメのメニューは?>
今回事前に何がオススメなのかを調べてこなかったので、それぞれピンとくるメニューを注文してシェアすることにした。
3名での来店であったので「今週のランチセット」から「若鶏の唐辛子炒め(870円)」と「牛肉と野菜、キノコのオイスターソース炒め(870円)」を、「平日ランチタイム限定セット」から通常の単品メニューだと1400円もするものにスープ・シューマイ2個と選べるデザートが付いて980円という「海鮮上海焼きそばセット」を注文することにした。
こちらが「今週のランチメニュー」。
店先に記載のあったものと同じ。
こちらのランチにはスープ・ザーサイ・シューマイ2個と選べるデザートが付くという、なかなかのボリューム感。
そしてこちらが「平日ランチタイム限定セットメニュー」
こちらもスープ・シューマイ2個と選べるデザートが付く。
そして何よりも驚いたのが、通常の単品メニューだと1400円もするものにスープ・シューマイ2個と選べるデザートが付いて980円という「海鮮上海焼きそばセット」の存在。
これをお得として何をお得というのか、というような金額設定であった。
待つこと10分程度と中華料理店にしては少し時間をかけての提供。
まずはスープとザーサイがすぐに提供された。
スープは胡椒がしっかりと効いた濃いめの味わいの玉子スープ。
具には白菜も入っており、意外と食べ応えはあるがちょっとぬるかったのがマイナスポイント。
ザーサイは辛さは控えめで若干塩分が強めに感じられるタイプでとても食べやすい。
その後10分弱でシューマイが提供された。
こちらはフワフワっとした食感に仕上げられており、大きさは2口少々とそれなりに大きいのだが、食べ応えという点ではそこまでガッツリ感はなく豚肉や海鮮の旨味を感じながらスッと食べられてしまうタイプ。
そしてその後続けてメインの料理たちがどんどんと提供された。
こちらが「今週のランチメニュー」のセット。
メインの料理とご飯、そしてシューマイとこれだけでもかなりのボリューム。
なおご飯はお代わり自由とのこと。
まずは「牛肉と野菜、キノコのオイスターソース炒め」から。
オイスターソースの濃厚な旨味とと味わいが柔らかく仕上げられた牛肉やシャキシャキのベビーコーン、ニンニクの芽、マッシュルームや玉ねぎ等によく絡み、比較的味つけも濃いめなこともあってかご飯が進むメニュー。
続いて提供されたのは「海鮮上海焼きそば」。
深さのある丼状の器に山盛りに盛られた焼きそばは青梗菜やもやしなどの野菜がたっぷり入っている。
最初は海鮮が全く見えなかったのだが、食べ進めていくうちに殻まで食べられる尾頭付きの海老や貝柱だけでなく貝ひもも付いた丸々1つのホタテ、そして大きく切られたプリプリのイカがそれぞれ2つずつ入っているというかなりの贅沢メニュー。
焼きそば自体も塩味がしっかり目についており、海鮮の旨味もしっかりと感じられかなりレベルの高い味わい。
ただ、そばが若干柔らかめなので、固めのコシのある焼きそばが好きな人には少し物足りないかも知れない。
そしてこちらが「若鶏の唐辛子炒め」。
若鶏以外にもキノコ類やネギ、そしてパプリカやピーナッツといった食材がふんだんに入っており、彩りも鮮やか。
オイスターソースなどをしっかり使い、それに唐辛子の辛さを加えた濃厚な味わいなのだが、その味わいに山椒を加えることで痺れの要素も加わり、ただ単に辛いだけではなく、とてもバランスの良いいわゆる麻辣系の辛さを感じられる。
そして最後はデザートをオーダー。
こちらは複数種類の中から選べるのだが、杏仁豆腐とマンゴープリンをセレクト。
杏仁豆腐はプリン系のしっとりとした口当たりに濃厚な味わいが特徴的で個人的にはかなり好きなタイプ。
そしてマンゴープリンだが、これが杏仁豆腐以上に濃厚で、マンゴーの味わいをダイレクトに感じられる仕上がり。
両方とも甲乙つけがたいが、どちらか一つということであればマンゴプリンに軍配が上がる。
<まとめ>
最近とても評価が高くなってきたお店なのである程度は期待して行ったのだが、それ以上に満足度の高いランチであった。
「今週のランチ」メニューの料理は中華料理のテッパンメニューをリーズナブルに楽しめ外すことはなく、ご飯もお代わり自由なので満腹感も間違いなし。
ただ、個人的には「平日ランチタイム限定セットメニュー」の、通常の単品メニューだと1400円もする「海鮮上海焼きそば」にスープ・シューマイ2個と選べるデザートが付いて980円というとんでもなくコスパも良く味も間違いないこちらのメニューがオススメ。
また、デザートも小ぶりではあるがかなりクオリティーの高いものが提供されるが、その中でもマンゴープリンは間違いのないセレクト。
人気店なので平日の開店直後でもかなり混雑しているので、できれば予約をしてからの利用がオススメ。
ただ、接客が愛想が無く少々荒っぽいところが気になるといえば気になった。
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