山形政宗 生もと 亀ノ尾 純米吟醸


購入場所 こちらから購入可能
購入日 2021年10月18日
購入金額(税込み) 1980円
テイスティング日 2021年11月09日

日本酒データ:

地域 山形県
タイプ 純米吟醸
使用米種 亀の尾
好み度(MAX五つ星) ★★★☆

コメント:

晩酌飲み比べセットと称して田酒や飛露喜などの四合瓶詰め合わせを購入した際の1本として入っていたもののうちの一本。
色は若干緑のニュアンスを感じさせる。
心なしかグラスに注いだ時には細かな泡が見え、その後もグラスに細かな気泡を見ることができる。
粘度はかなりあり、グラスの縁にゆっくりと脚を作りながら伝わり落ちていく。
香りは控えめながらジューシーな甘味と苦味・酸味のような特徴的な香りも感じられる。
一方の口当たりはとてもフルーティーで、アタックは日本酒感を感じさせないまろやかでジューシーな甘味を感じる。
ただ、その甘味はアタックでなくなり、中盤からは凝縮された米の味わいや穀物感とほどよい酸のニュアンスも感じられる。
そして余韻には日本酒らしいアルコール感と米の旨味をそれなりに感じられる。
アタックは果実感、中盤から余韻にかけては日本酒感という少し特徴的な味わいながら、飲み口はとても良いのでついつい飲みすすめてしまう。


この日は玉ねぎソースと合わせた豚ヒレ肉のソテーと玉ねぎの千切りを入れて焼いた油揚げと合わせてみた。
豚ヒレ肉のソテーはめんつゆベースで味つけた玉ねぎソースと合わせているが、脂感の少ないヒレ肉に出汁の味わいと玉ねぎの甘味が効いたバランスの良い料理。
それなりに主張する味わいではあるが、まろやかな甘味と日本酒のフルーティーな味わいはなかなかの相性。
玉ねぎの千切り入れて焼いた油揚げはとてもシンプル。
わずかに感じる塩コショウの味わいと玉ねぎの甘味がおつまみにはもってこいのシンプルな味わい。
日本酒が比較的強めの味わいということもあってか、料理の方が少し負けている気もしなくはない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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