たけとんぼ (2019/08 )


名前たけとんぼ

場所:〒080-0012 北海道帯広市西2条南10-14 つるやホテル1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR帯広駅 徒歩3分

営業時間:17:30~ 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆☆=地場産食材をリーズナブルにボリューム感たっぷりに味わえる居酒屋

外部リンクたけとんぼの食べログへのリンク

備忘録

(2019/09/21記載)
2019年8月下旬の週末に旅行で帯広を訪れた際に利用。
今回宿泊したホテルが帯広駅近くという事で、あらかじめ周辺の評判の良い居酒屋を検索。
すると、どのサイトでもかなり高く評価されている炉端焼きの店を見つけたのだが、そちらを利用する1週間前に予約するも既に全ての時間帯が満席という状況。
仕方なくその他の評判の良い店、かつ地元の食材をお酒と楽しめそうなお店を探すとこちらの居酒屋を発見。


こちらが店舗外観。
帯広駅から徒歩5分程度となかなかアクセスが良い場所にある。
居酒屋という事で派手な照明がある店舗を想像したが、意外と落ち着いた外観、かつ店舗名の看板もちょっとこじゃれた感じで書かれているので気付かないと見逃してしまう。


こちらは店舗内の様子。
居酒屋という事でテーブル席が多くワイワイとした店内を想像していたが、入口入ってすぐの場所はほぼ宴会用の個室となっている。
当日は土曜日の18時半に予約をして向かったが、店内では既に多くの席で宴会が始まっていた。


予約の名前を伝えると店舗奥に通されたが、こちらにカウンター4席、2名掛けテーブル席が3つ程度の一般客?用スペースがあった。

席に着くと飲み物の注文を聞かれたので、北海道といえばサッポロビール、という事でまずはビールをオーダー。
すると「料理の注文はテーブルにあるメモ用紙に書いてお願いします」といわれたので、テーブルを見ると確かにメモ用紙とペンがある。
まずはメニューを見ながら料理を選ぶことに。


こちらがメニュー。
複数あるメニューのうち、こちらのメニューは日替わりで主に地元食材を使ったものが書かれている。
刺身類も豊富ではあるが、刺身盛り合わせは当日の注文は不可との事。
今回はそれを知らずの訪問であったので残念ながらあきらめるざるを得なかった。


その他の居酒屋定番メニューもそれなりに充実している。


そして、こちらがお酒メニュー。
お酒もビールや焼酎、十勝らしく「とかっぷ」もある。
お酒の中でも日本酒に特化したメニュー。
北海道の地酒から、日本各地の有名な日本酒も取り揃えている。

さて食事のメニューだが、やはり海鮮は外せないので刺身盛り合わせが出来ないという事もあって、お刺身メニューからは「厚岸 鮮いわし刺(570円)」、「知床 カラフトマス刺(560円)、「別海 生ホタテ刺(600円)」をオーダー。
その他に、「厚岸 生カキレモン(700円)」、「地場産 2色とうきびかき揚げ(480円)」、レギュラーメニューから「鶏ザンギ(500円)」、「枝豆(300円)」、「イカの塩辛(300円)」をオーダーした。


まずはサッポロビールで乾杯。
そうこうしているうち、「鶏ザンギ」が提供された。


いわゆる鶏のから揚げ。
2口大のサイズのものが5つ入っており、衣は薄めでニンニクの味わいがしっかりと効いたジューシーなタイプ。
ビールとの相性は抜群。


そしてこちらが注文した刺身を1つの皿に盛り合わせて提供された、「なんちゃって刺し盛り」。
左からいわし、ホタテ、カラフトマス。
見た目の通り、とにかくボリュームがすごい。
ホタテは大きな貝柱を丸ごと1つ切らずに提供されており、それがが5個もある。
また、カラフトマスもかなりの厚切り。
これで1500円少々なのだからかなりお得。

さていわしから頂くが、身も厚くこの時期にしては脂もしっかり乗っており期待を裏切らない美味しさ。
そして、ホタテだが、これだけのサイズのものを刺身で切らずにそのままの状態で食べたことはあまり記憶にない。
ワサビを付けて一口で頂いたが、ホタテのしっかりとした身の食感をいつも以上に感じることが出来る。
臭みは一切なく、むしろ甘味を感じられるほど。
これで600円とは、恐るべきコスパ。
そしてカラフトマスだが、こちらは想像していたよりも脂感はなくさっぱりしており臭みもない。
厚切りにという事もあってかしっかりとした歯ごたえで、サーモンとマスの合いの子という印象。
次回来る際には間違いなく事前に刺し盛りをオーダーしたい。


その刺身は当然ながら地酒と共に楽しんだ。
こちらのお店では原則として枡での提供となるが、希望に応じてグラスでも提供してくれるよう。
なお、お酒はメモに書かずに注文できる。


次に提供されたのが「地場産2色とうきびのかき揚げ」。
こちらも10センチ程度はあろうかというサイズのものが2つ提供され、ボリューム感満点。
サクサクに揚げられており、塩味を抑えた味わいによってとうきびの甘味が引き立つ。

この日は日本酒を2人で3合飲んだこともあり、酒のアテが足りなくなってきたので、この状態から「イカの塩辛」と「枝豆」を注文。


こちらが「イカの塩辛」。
300円という休めの設定なので日本酒のおちょこに入って提供される程度かと思いきや、小鉢にどっさりととんでもない量が提供された。
ボリューム感は満点だが、味わいはいわゆる市販品のような甘味がありイカのキモの風味はそこまで強く感じられない。


そしてこちらが「枝豆」。
こちらも300円ながら、かなりのボリューム。
通常の居酒屋ならば輸入された冷凍ものを提供することが多いと思うが、こちらはしっかりと枝付きのタイプのものを提供。
300円でここまでのクオリティーのものが食べられるのはうれしい。

観光客向けの手書きメニューにはクオリティーの高いメニューが多いが、一般メニューも選べばリーズナブルでボリューム感のあるものも見つかるので要チェック。

これでもまだ日本酒が残っているので、「北海道と言えば」シリーズで「厚岸 生カキ」をオーダー。


こちらが生カキ。
15センチくらいはあろうかというサイズの殻にはプリプリの身がぎっしりと詰まっている。
それが3つ入って700円なのだから、やはり地元にはいい食材が安く入ってくるというのが良くわかる。
さて味だが、見た目の通りプリプリでミルキー。
夏のカキという事もあり、若干の臭みはあるものの、レモンと合わせて頂けば全く問題なし。

今回はこれだけ食べて、ビール2杯と日本酒3合頂いてもお会計は7500円程度。
量・質共に非常に満足感のある店舗であった。
ただ、人気店という事もあってか週末の夜は大混雑。
予約必須であることに加えて、スタッフさんも大忙しなので、注文するタイミングは見極めが必要。

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たけとんぼ居酒屋 / 帯広駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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