購入場所 | フクハラ |
購入日 | 2021年10月07日 |
購入金額(税込み) | 1100円 |
テイスティング日 | 2021年10月07日 |
日本酒データ:
地域 | 北海道 |
タイプ | 本醸造 |
使用米種 | |
好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
帯広を訪れた際に地元の日本酒を探していたらたまたま見つけたもの。
帯広畜産大学内に蔵を構えているようでネット販売もしているようだが、こちらの日本酒は地元限定での販売のようなので試してみることにした。
色はわずかに濁り感を感じるかどうかというイメージだがほぼクリア。
粘度はそこそこあり、グラスの縁には脚が見られる。
香りは日本酒感とアルコール感をほどほどに感じ、お酒という印象が強い。
アルコールのスッと鼻を抜けるようなシャープな香りも感じられる。
味わいは思ったより甘味が強めで、口に含むと程よい米由来の甘味を感じつつ爽やかな酸味も感じられる。
香りからの印象と同様に程よいアルコール感もあり、ボリューム感はそこそこある。
余韻は甘味がしばらく口の中に残るような印象で、シャープな味わいにアクセントを加えている。
シンプルながら米の甘味とアルコールの程よい刺激がバランスよく絡み合う思わず普段使いしたくなるようなコスパの高い一本。
既に夕食は済ませていたので軽いつまみと合わせようと思ったが、意外にも地元の食材を使った珍味があまり見当たらず悩んでいたところ、北海道の会社が作るちくわなどを見つけたので合わせてみることにした。
一正蒲鉾が作るちくわはふわっとした食感と優しい味わいが特徴。
日本酒の味わいも同じ傾向なので相性はとても良い。
また、同じく一正蒲鉾の作る「小樽てんぷら」はいわゆるさつま揚げのような味わいで、優しい甘味としっかりとした食感を楽しめる。
こちらは甘味と揚げた際の油の風味が意外と主張することもあってか、日本酒の酸味を少し強調してしまっているような感じもあり、相性は悪くはないがすごく良いという感じでもない。
優しい味わいの日本酒ということもあってか、合わせる料理も食材の味わいを活かした優しいタイプのものが良いのかもしれない。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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