購入場所 | こちらから購入可能 |
購入日 | 2021年09月21日 |
購入金額(税込み) | 3135円(一升瓶) |
テイスティング日 | 2021年09月28日 |
日本酒データ:
地域 | 佐賀県 |
タイプ | 特別純米 |
使用米種 | 愛山 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
この日は長野県産の松茸がたくさん手に入ったので夕食は「松茸ご飯」に決定したこともあり、折角ならばということで同じく季節ものの鍋島のこちらの日本酒と合わせることにした。
色はクリアでとてもスムーズな印象。
グラスに注ぐと軽く気泡が見られるが、発泡まではいかずにグラスの中でふわっと消えていく。
香りは甘味のニュアンスが強めでそこに僅かに酸のアクセントを感じられとても優しく上品な印象。
日本酒感はそこそこあるはずなのだが、不思議とそこまでガッツリとした日本酒の主張はない。
口に含むととてもジューシーな日本酒の旨味と甘味を感じられるのと同時に、すぐに若干サワー感を感じられる酸味が姿を表す。
中盤でもその旨味と甘味と酸味はバランス良く主張し合い、ほどほどのボリューム感を保ちつつもしつこさは感じさせない。
そして余韻はとてもスッキリ。
キレが良いというよりは上品にスッと消えていくというイメージ。
全体的に丸く柔らかい味わいで僅かなサワー感がフレッシュさを感じさせるが、それなりにしっかりとしたボリューム感もある鍋島らしい味わいのひやおろし。
松茸は1本をそのまま塩だけで味付けをして焼いて、そのほかのものは炊き込みご飯で仕上げてみた。
焼いた松茸はしっかりとした歯応えとともに風味と味わいがかなり濃厚。
おにぎりに仕立てた炊き込みご飯もかなりの量の松茸を入れたこともあってか調味料の味よりも松茸の風味と味わいが優っている。
が、その風味の豊かな味わいにもしっかりとマッチし、日本酒の風味もしっかりと主張しており相性はなかなかのもの。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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