購入場所 |
不明 |
購入日 |
不明 |
購入金額(税込み) |
不明 |
テイスティング日 |
2021年04月15日 |
ワインデータ:
国名 |
スペイン |
地域 |
カバ |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
NV |
ブドウ品種 |
シャルドネ、チャレッロ、マカベオ、パレリャーダ |
コメント:
実家のワインセラーを整理した時に発見したもの。
詳細は分からないが、どうやら三国ワインの頒布会で20年ほど前にもらっていたもののよう。
今でこそ「安旨泡」で有名になったこの造り手だが、当時からこの泡に目をつけていた三国ワイン、さすが。
ということで、長期熟成に向いているのかどうかすらわからないこの泡を恐る恐る飲んでみることにした。
色は非常に濃いシャンパンゴールド。
思った以上に輝きがあり、20年経過したとは思えないクリアさを感じさせる。
ただ、粘度はそこまでなくグラスの縁をスッと落ちていく。
泡も想像よりも良い状態。
流石に湧き出るようなイメージはないが、それでもコンスタントにきめ細やかな泡が湧き出ている。
香りからはしっかりとした熟成感を感じられる。
非常に濃厚なイチジクのようなドライフルーツの香りやなめし皮をニュアンスを力強く感じさせる。
口に含むと、思ったよりも存在感のある泡と共に爽やかな酸味が口の中に広がる。
その酸味と共にシルキーな舌触りの泡が口の中を刺激し、15年前の泡とは思えないイキイキとした印象を受ける。
味わいは香りから受けた印象とマッチ。
しっかりと丁寧に干されたイチジクをかじったような甘さと果実感をたっぷりと感じられる。
余韻は少し口の中に渋みやいがらっぽさが残ってしまうのが残念なところ。
普段飲みワインでもうまく長期熟成させるとこのような味になるのか、と思わせる時間が圧縮された味わいであった。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
滑らか |
発泡度 |
軽い |
気泡大きさ |
きめ細かい |
色調 |
琥珀 |
香り |
強さ |
十分な |
果実感 |
あんず |
乾燥果実 |
レーズン |
樹木 |
腐葉土 |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
- |
総評 |
★★★★ |

この日はタラやカマスのフライということで安易に自宅に合った泡を合わせたが、先に一口飲んでみて合わせる料理間違ったと認識…。
が、思いのほか相性は悪くない。
カリっと揚がった衣とふわっとした魚の身の味わいは想像通りしっかりと主張する味わい。
その味わいに柔らかい泡の刺激と深みのある味わいがバランスよくマッチする。
贅沢な組み合わせではあるが、相性としては思いのほか良かった。
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