
購入場所 | はせがわ酒店グランスタ東京店 |
購入日 | 2025年05月13日 |
購入金額(税込み) | 700円(300ml) |
テイスティング日 | 2025年06月05日 |
日本酒データ:
地域 | 宮城県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 蔵の華100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
海外の知人が来日した際にお土産として日本酒を購入したもののうちの一本。
購入した後によくよく見てみると-5度から5度で保管するように記載のある要冷蔵のものだったので、こちらは自分で飲んでみることにした。
色はほぼ透明で輝きがあるタイプ。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁には脚が出る。
香りはそこまで強いという感じではないが、甘味のある吟醸香が周囲に優しく香る。
その吟醸香は若いバナナやメロンを思わせるようなもので、濃厚な甘さではなく程よい酸と共にフレッシュに感じられるもの。
アタックは柔らかい米の旨味と共に爽やかなな酸が口に広がる。
中盤では吟醸香から感じられたようなまだ熟しきってないバナナやメロンのような果実の甘味を感じられる。
一方の余韻だが、こちらは比較的キレが良い印象。
喉を通り過ぎると味わいもサッと消えていくようなイメージ。
軽やかな飲み口ながらもバナナやメロンを思わせるような甘味やフレッシュな酸を楽しめる飲み手を選ばない純米吟醸酒。
<アルコール度数15%、精米歩合55%>
この日は近所で安く海鮮を仕入れられたので海鮮丼と合わせてみた。
マグロの漬け、中トロ、ブリ、そして毎度の野付産のホタテで作ったシンプルな海鮮丼ながら、海鮮そのものが新鮮でレベルが高いこともあり素材の味だけで美味しく楽しめる。
その海鮮たちとの相性も悪くなく、むしろ爽やかで軽やかな味わいは海鮮の旨味を一切損なうことなく引き立て役に徹している。
何か際立った特徴がある味わいの日本酒かと言われるとそうではないが、逆にそれもあって料理とも合わせやすく、日本酒だけでも楽しむことができそうな味わいであった。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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