Chateau Naudonnet 1997(シャトー ノードネ)



購入場所 不明
購入日 不明
購入金額(税込み) 不明
テイスティング日 2021年03月05日

ワインデータ:

国名 フランス
地域 ベルジュラック
地区 N/A
ヴィンテージ 1997年
ブドウ品種 不明

コメント:

実家のなんちゃってセラーの中にはるか昔から保管されていた一本。
全く飲む機会がなく時間だけが過ぎていたのだが、在庫整理ということで飲んでみることにした。
コルクは思ったよりしっかりとしていて、抜栓時には若干割れたものの思いのほかすんなりと抜栓。
23年熟成というこもあって、色は少しオレンジのニュアンスを感じさせるがとても艶やかで輝きのある若々しい印象。
粘度はかなり高く、グラスの縁からゆっくりと長い脚が時間をかけて出てくる。
抜栓してからしばらくすると芳醇で華やかな香りがグラス周辺にしっかりと香る。
熟成香は余り感じさせず、むしろ透き通ったチェリーのニュアンスを中心に、キレのあるスパイスの印象、わずかになめし革や炭のような熟成香を感じさせる程度。
口に含むとまるで若々しいブルゴーニュのピノのようなフレッシュな果実感、そして程良い酸味を感じさせる。
渋みもとても滑らかで非常に控えめ。
ただ、あまりボディーは余り厚みはなく、余韻もそこまでしっかりと感じられないので、どちらかというとアタックで感じた果実感勝負の味わい。
それにしても味わいが数年熟成のピノにそっくりなので改めて調べてみたが、さすがに古いこともあってかか日本語英語問わず情報が出てこない。
古酒らしさを全く感じさせないブドウ品種が不明な印象的なワインであった。

インプレッション:

外観 清澄度 深みのある
色の濃淡 淡い
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ガーネット

香り 強さ 華やか
果実感 木苺、さくらんぼ
乾燥果実 干しあんず
香辛料 胡椒
獣臭 なめし革
樹木
味わい アタック 滑らか
甘辛度 やや辛口
酸味 適度な
タンニン 穏やか
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★★
コスパ -
総評 ★★★☆


この日は夕食を済ませていたので、大量に余っているふるさと納税の鹿児島黒豚の生ハムと合わせた。
程よい塩加減と豚肉の濃厚な旨味はシンプルながらレベルの高い味わい。
果実感と酸味があり柔らかい味わいのワインにはちょうど良いバランス。
食事とあわせるなら濃厚なソースを使った料理というよりは、シンプルに素材の味わいを活かした料理と合わせた方が良さそうな印象。
熟成繋がりで、エイジドビーフと合わせても面白いかもしれない。

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