購入場所 |
うきうきワインの玉手箱(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年10月08日 |
購入金額(税込み) |
732円 |
テイスティング日 |
2020年11月16日 |
ワインデータ:
国名 |
フランス |
地域 |
N/A |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
NV |
ブドウ品種 |
ユニブラン80%、テレグリ20% |
コメント:
ネットのワインショップで色々とまとめ買いしているときにコスパワインっぽかったので購入してみたもの。
ただ、いざ抜栓する時になって気付いたのだが、なんとNVのワインであった。
また、コルクやボトルのラベルにも「eco-friendly」の文言がたくさん印刷されており、味わいというよりもどちらかというとそちらを売りにしているワインなのかと思いながらの試飲。
色は比較的しっかりとしたイエローに近いニュアンス。
粘度はあまり高くなく、涙は出ないがゆっくりとグラスの縁を落ちていくタイプ。
香りはフレッシュな酸をしっかりと感じられるとても爽やかなタイプで複雑というよりはストレートにそのニュアンスを表現するタイプ。
ジューシーな果実の香りに加えて花のようなニュアンスなども感じられる。
口に含むと一瞬の時差とともに輪郭のはっきりとしたシャープな酸味と凝縮された果実の甘味を同時に感じられる。
アタックはそこそこあり、その後はだんだんと酸味が口の中に広がっていき、ボディーはグレープフルーツを食べているような印象で比較的厚め。
余韻になるとその酸味は消えていき、代わりに果実の甘味やはちみつのようなニュアンスが姿を現すものの、キレは比較的良くグレープフルーツのような果実感とともに消えていく。
フランスのワインにしては比較的しっかりとしたアタックもあり、ボリューム感はなかなかのもの。
この値段であればちょっとしたニューワールドのワインを買うよりもコスパは良さそう。
輸入元の資料を調べてみると、ユニブランとテレグリというブドウ品種を使ったもののよう。
過去に飲んだことのないブドウ品種だったので調べてみると、ユニブランは糖度が上がりにくく酸味が強いのが特徴とのこと。
また、複雑な香りも出るブドウ品種ということで、ソーヴィニオンブランのような香りを感じさせつつシャルドネよりもはっきりとしたフレッシュな酸、そしてテレグリの影響なのかそれなりに甘味もあるという味わいに納得。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
濁輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
滑らか |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
淡い黄色 |
香り |
強さ |
十分な |
果実感 |
レモン、ライム、マスカット、パパイヤ |
花 |
ジャスミン |
香辛料 |
レモングラス |
化学臭 |
ミネラル感 |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
十分な |
タンニン |
少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★★ |
総評 |
★★★☆ |
この日はタコとアボカドのバジル風味マリネと自家製チャーシューというなかなかお酒を合わせるのに難しい組み合わせ。
「困ったときの泡」にしようかと思ったが泡を切らせていたこともあり、日本酒か白ワインで悩んだ結果こちらのワインと合わせることに。
マリネはお酢の風味もさることながらバジルがしっかりと主張しアボカドが全体の味わいに丸みを持たせており、思ったよりもマリネ感が穏やか。
このワインの酸味とマリネの味わいは同系統ということもあって違和感なくマッチする。
自家製チャーシューは少し絡めのタレに絡めて頂くと、これが不思議とマッチする。
タレが甘いとちょっと違和感があるのかもしれないが、塩分多めのシャープな味わいと豚肉のジューシーな旨味は思ったよりも相性が良い。
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