Saint-Estephe de Cos 2004(サンテステフ ド コス)


購入場所:量販店
購入金額:4460円

コメント
言わずと知れた、コスデストゥルネルのセカンドもの。
調べてみると、コスデストゥルネルのセカンドには今回購入したサンテステフ ド コスの他にレ パゴド ド コスという名前のセカンドも存在しているらしい。
流通度からみると、どうやらサンテステフ ド コスは、レ パゴド ド コスに比べて極めて少なく、レア度が高いということも分かった。

個人的には、この東洋的な建物と象のラベルがとても気に入り、思わず追加で1本購入してセラーで保管している。

香りは左岸のものにしてはメルロー的な柔らかさが強く出ており、それは味わいも同様。
後で知ったが、コスは左岸の格付けの中でもメルロー使用率が高いらしい。

濃縮されたカシスやブラックチェリーの果実感、その果実感は果物そのものをリアルに感じられるような味わいで、余韻も非常に長い。
パワフルとかジューシーというような単語で表現出来るものではなく、絶妙なバランス感、奥深い味わいなど、しっかりと手をかけた自然な味わいを感じる。
酸味や渋味とのバランス感も非常によく、トータル的に見ると「さすがコスのセカンド」と言わしめる味わい。

抜栓直後は全く開かないので、デキャンタをするか2、3時間置いてから味わったほうがより美味しく楽しめるはず。

サーロインステーキとあわせたが、ワインの力強さに負けてしまったのか、いまいちお互いを引き立てあっていなかった。
もう少し脂のある部分と合わせた方が相性は良かったのかも知れない。

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