購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年11月10日 |
購入金額(税込み) | 1800円 |
テイスティング日 | 2020年11月10日 |
日本酒データ:
地域 | 栃木県 |
タイプ | 清酒 |
使用米種 | カルローズ80%、山田錦20% |
好み度(MAX五つ星) | ☆☆☆☆ |
コメント:
久しぶりにこちらの店に行った際に見つけたもの。
余り見慣れないラベルだったので裏側に貼られている解説文を読んでみると
2019年秋、「仙禽」「みむろ杉」の蔵元2人は国酒を伝えるためにアメリカへ渡米し、NYに広がる日本酒の世界やBrooklynの酒蔵との出会いを経て、多くのパッションを感じ取りました。
私たちがインスパイアされた「Brooklyn Kura」の日本酒に敬意を表し、アメリカ産カルローズ米を使用し同様の醸造方法で日本酒を醸しました。
と記載されていた。
アメリカ産の米を80%使って作られた日本酒という面白いお酒なので折角ならということで試してみた。
色は軽く緑色のニュアンスを感じさせるもの。
発泡タイプではないが、グラスの周りには小さな気泡が見て取れる。
粘度はかなり高く、グラスの縁にしっかりと脚が出る。
香りもいわゆる日本酒的な米の旨味や甘味を感じるというタイプではなく、ふんわりと華やかで優しい香りとフレッシュな酸味を感じられる。
口に含むと何とも不思議な味わい。
アタックには少しサワー感のある酸味を感じたかと思うとねっとりとした濃厚なラムネのような甘味も押し寄せる。
飲み慣れた味わいの日本酒とは異なるが、これはこれで新たな味わい。
日本酒が好きな人も苦手な人も飲めそうな味わい、かつ、料理との相性も和食・洋食両方とも合わせられそうな印象。
この日は夕食は済ませていたので何か和食系のつまみと合わせようと冷蔵庫を探したがこういう日に限って日本酒と合いそうな食材無し。
ということで、「困った時のナッツ」を出動させた。
最初は日本酒にナッツということであまり期待していなかったが、不思議なもので、同じ日本酒でも使われている米がアメリカ産ということもあってか相性はなかなか。
お酒はその土地の料理との相性が良いというが、試しにニューヨークのハンバーガーと合わせてみたい気もした。
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