
購入場所 | コーナン(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年09月22日 |
購入金額(税込み) | 1980円 |
テイスティング日 | 2020年09月22日 |
ワインデータ:
国名 | アメリカ |
地域 | カリフォルニア |
地区 | N/A |
ヴィンテージ | 2016年 |
ブドウ品種 | カベルネソーヴィニヨン86%、プティシラー11%、シラー3% |
コメント:
みなとみらいのホテルに宿泊した際、部屋飲み用として隣接するオーケーストアで購入した。
売り文句に「レストラン用限定で定価3800円にて卸されているもの」と書かれており、果たしてHESSのこのラベルにそれくらいの価格帯のものがあったのか疑問ではあったが試してみることにした。
色は艶やかな赤紫色でアメリカのカベルネらしくしっかり濃厚さを感じる。
粘度はそこそこといったところで、グラスの縁にゆっくりと時間をかけて脚が出てくるようなイメージ。
香りは思った程の濃厚さはないが、カシスや干したプルーンのような厚みのあるジューシーな果実感を感じさせる。
加えて、軽くミントのようなハーブのニュアンスも感じる。
口に含むと、アメリカのカベルネらしい甘み先行のアタックを感じる。
安旨系でよくあるような「甘さ」で押してくるようなタイプではなく、しっかりとした甘みはあるものの、そこにカシスの爽やかな酸味やベリー系の果実感が加わって複雑な味わいになっている。
中盤からは程よい渋みが甘みを上書いていく。
ガッツリしすぎず、ほどよくボディー感を出していく味わいで、そのまま余韻へと繋がっていく。
今回は1800円程度で購入したので価格相応という印象であったが、正直これが4000円近いワインと言われると少々疑問に思ってしまう。
調べてみると、レストラン限定販売のものということで、抜栓直後よりも少し時間がたってからしっかりと味わいを楽しめるような仕上げになっているらしく、今回はその影響なのか「そこそこ」という印象だったのかもしれない。
機会があればリベンジしてみたいワイン。
インプレッション:
外観 | 清澄度 | 鮮やか |
色の濃淡 | やや濃い | |
粘度の高さ | 脚が出来る | |
発泡度 | 無し | |
気泡大きさ | 無し | |
色調 | ブラックチェリー |
香り | 強さ | ほどほど |
果実感 | 黒すぐり、ブラックベリー | |
乾燥果実 | レーズン、干しプルーン | |
香辛料 | ミント、クローブ |
味わい | アタック | 爽やか |
甘辛度 | 辛口 | |
酸味 | 適度な | |
タンニン | 適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点 |
味わい | ★★★ |
コスパ | ★★★ | |
総評 | ★★★ |
この日は夕食を部屋で食べたので、ピザや焼き鳥、とり天など、さまざまなジャンルから料理が集合した。
ワイン自体が甘みや酸味、渋みが比較的しっかりと感じられるタイプのものなので、様々なジャンルの料理ともそれなりに無難にあう。
ピザの濃厚な味わいには負けず、焼き鳥の炭火感と甘いものタレにもマッチする。
ワインとしてはいまいちパッとしないが、逆にそのパッとしなささが料理との相性の幅を広げているのかもしれない。
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