購入場所 |
まいばすけっと(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年09月20日 |
購入金額(税込み) |
550円 |
テイスティング日 |
2020年09月20日 |
ワインデータ:
国名 |
チリ |
地域 |
セントラルヴァレー |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2018年 |
ブドウ品種 |
カベルネソーヴィニヨン、メルロー |
コメント:
ふと夕食時にワインが飲みたくなったものの、家にサッと飲めるワインがなく、「困ったときのまいばすけっと」で購入したもの。
お値段は500円少々とほぼワンコインクラスの金額なので、あまり過度な期待せずに購入してみた。
色はしっかりとした赤紫でかなり濃い印象。
粘度はそこそこで、グラスの縁から脚がそれなりに垂れている。
香りはなかなかはっきりとしており、グラスに注ぐと熟したブラックチェリーのような甘味が周囲に広がる。
他にはカシスなどの黒い果実の酸味やわずかながらに土臭さや軽いスパイスのニュアンス、メルロー由来と思われるジューシーな果実感を感じられる。
味わいはカベルネのパワフルさが感じられるのかと思いきや、意外とフルーティーでジューシーなアタックを感じられる。
中盤もこのジューシーで果実の甘味を感じさせる印象は変わらず、カベルネ感はあまり感じられない。
最後にジワジワとカベルネらしい渋みやわずかなスパイス感を感じるのだが、それでもかなり優しめの印象。
印象としてはメルロー先行の万人受けする飲みやすいデイリーワイン。
ただ、ボトルに表記されている「カベルネソーヴィニヨン」の名前を信じてカベルネの味わいを想像して飲むとちょっと肩透かしを食らってしまう。
購入のお手軽さ・飲み手を選ばない飲みやすさ・お値段のお手頃さ、という点からは「困ったときのまいばすけっと」はやはり健在であった。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
鮮やか |
色の濃淡 |
やや濃い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
十分 |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン |
香辛料 |
胡椒 |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★☆ |
総評 |
★★★☆ |
この日は炭火焼きで作ったローストビーフとトマトソースベースのパスタと合わせてみた。
トマトソースのパスタはシンプルにニンニクをしっかりと効かせてたっぷりのバジルでアクセント付けしたもの。
味わいもストレートでトマトの甘味が生きている。
このシンプルながらインパクトのある味わいとトマトの甘味がワインの甘味と驚くほどしっかりとマッチする。
ローストビーフは炭火感がしっかりと出ており肉の甘味とともにそれなりにしっかりと主張する。
その味わいにもケンカせずにすんなりと馴染む。
ワンコインというお手頃な値段であったので正直油断したが、実はなかなかコスパの高いワインであった。
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