購入場所 | (こちらから購入可能) |
購入日 | - |
購入金額(税込み) | - |
テイスティング日 | 2020年01月25日 |
日本酒データ:
地域 | 山口県 |
タイプ | 純米大吟醸 |
使用米種 | 山田錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
こちらの日本酒は色々種類が豊富な獺祭の中でも上位に位置するもの。
山田錦を23%まで磨いて贅沢に使っており、他社にはあまり見られないもの。
かなり前、まだ獺祭がプレミアム日本酒で市場にあまり出回っていないときに、たまたま定価で見かけてストックしておいたのだが、一升瓶であったためなかなか開ける機会がなかった。
今回はたまたま知人が遊びに来たこともあり、折角なのでということで抜栓。
グラスに注ぐとほぼ透明な色合いで、粘度はそこまで高くない印象。
香りは非常にフルーティーでグラスの外にまで芳醇に香る。
ただ、口に含むと他の獺祭のような濃厚さや強めの旨味はあまりなく、どちらかというとすいすいと飲めてしまうタイプ。
口当たりはフルーティーながら、中盤からは酸味を程よく感じる事が出来る。
余韻も決して甘味を引っ張るような感じではなく、上品に消えていくようなイメージ。
とてもバランスがよく、日本酒感はしっかりと感じさせつつもとにかく「飲みやすい」という言葉がぴったり。
とはいえ、今回飲んだ一升瓶は10000円、四号瓶で5000円という値段はどうしても自分で買って飲むというお酒のレベルを超えている気がする。
それを考えると、以前購入した「等外23」は限りなくこちらの日本酒の味わいに近く値段は半額以下(四号瓶で2000円程度)と非常にコスパが良い。
この日は牛タンネギ塩や牛タンの角煮、牛タンのつくねなど、「牛タンづくじ」であった。
それぞれそれなりに個性のある味わいだが、料理の味わいには全く影響を与えずとても相性が良い。
味わい的には決して濃いわけではないが、それでも様々な料理とスムーズにマッチする印象。
食中酒として料理に合わせてもよし、お酒だけをゆっくり楽しむもよしと、なかなか使い勝手の良いお酒であった。
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