日本航空ビジネスクラス 成田~ハノイ 751便 B787=機内食・ワイン編= (2019/11)



(2020/01/13記載)
※本レビューは「機内食・ワイン編」と「シート・設備編」に分けて掲載します。

2019年11月下旬に成田からハノイに行く際に利用した。
ここ1年程度、日本航空の国際線を利用していなかったことと、2019/10に成田空港の日本航空ファーストクラスラウンジがリニューアルしたこともあって、お手軽に行ける海外かつビジネスクラス利用のツアーを探していたところ、ホテル付きで11万円程度で出ているの発見。

機内で頂く食事やアルコールを楽しみに、リニューアルしたファーストクラスラウンジでは控えめにし、搭乗してからこの日にメニューを早速チェック。


メニューは和食と洋食からのチョイス。
いずれのメニューも日本の有名レストランシェフ監修のものだが、和食は東京にある和食店「くろぎ」のシェフが監修。
かなり長い間日本航空の機内食を監修しているイメージがある。
洋食は同じく東京のフレンチレストラン「レフエルヴェンソンズ」監修とのこと。
今回は2名での移動であったので、和食と洋食をそれぞれチョイス。


そしてこちらがアルコールのメニュー。
こちらがワインのメニュー。
泡1、白2、ロゼ1、赤2、日本酒2となかなか充実したラインナップ。
泡はフランスの「アヤラ ブリュット マジュール NV」(市価5000円程度)。
白は南アフリカの「ボッシェンダル シャルドネ」(市価2000円程度)、ドイツの「ステップ リースリング」(国内正規流通無し)、そして珍しくロゼがオンリストされており、フランスの「メゾン シャプティエ トゥルノン マチルダ」(国内正規流通無し)が提供されていた。
赤はフランスの「カーヴ ド タン クローズエルミタージュ グランクラシック」(市価2300円程度)、同じくドイツの「フリードリヒ ベッカー ドッペルシュトゥック ピノノワール」(市価3300円程度)が提供されていた。
日本酒は「加茂錦 純米大吟醸」と「今西 純米大吟醸」といずれも有名銘柄だが、市販品ではなくJALオリジナルのものとのこと。


まずは離陸後の飲み物として「アヤラ ブリュット マジュール NV」をお願いしたが、シャンパンでも最近はステムレスのグラスで提供するようになった模様。
2018/9に利用した成田~ジャカルタ線では、ワインはステム付きのグラスで提供していたので、この1年程度で変わったよう。


シャンパンを開けてしばらくすると食事の提供が始まった。
今回は和食をオーダーしたので、やはり日本酒で合わせたくなった。
ということで、JALオリジナルの「加茂錦」をお願いしたが、確かにオリジナル仕様であった。
加茂錦は別名「荷札酒」とも言われているように、酒のラベルが荷札のようになっているのだが、こちらはゴールド仕様でかつ荷札ではない普通のエチケットのようなもの。
大吟醸ということで香りもよく、上空で飲んでもその吟醸香と豊かな甘味・旨味はしっかりと感じられる。
非常にバランスが良く、癖のない味わい。


しばらくすると食事の提供が開始された。
こちらは最初に提供される先付。
初めてオーダーしたときには「和食はワンプレートか?」と思ったくらいしっかりとした器で提供される。


蓋を開けると中には色鮮やかな料理が盛り付けられている。
帆立の南蛮漬けや本マグロのお造り、ベシャメルソースのキャビア添えなど、味わいもさることながら、素材へのこだわりも流石。
どの料理も一口では頂けないボリューム感で、この先付だけで日本酒が何合飲めてしまうのか、というくらいにお酒との相性は良い。

先付で程よくお腹が満たされたところで提供されるのが台の物。


牛すき温泉玉子と鮭の幽庵焼きと、贅沢にも二種類の料理が提供された。
そこに機内で炊き上げた白米をお茶碗に盛り付けて、味噌汁と漬物まで添えられると、もはや機内であることは忘れてしまう。


こちらは牛すき温泉玉子と鮭の幽庵焼き。
先付で既に満たされたお腹にはなかなかのボリューム感。
しかしながら、ふっくらと炊きあげられているご飯と一緒に頂くと意外と食べられてしまうのが不思議。


そして、デザートには「ほうじ茶ロールケーキ」が提供された。
和食なので和菓子かと思いきや、そこは絶妙な配慮。
お茶でもコーヒーでも合わせられる。

今回は和食を頂いたが、やはり日本の航空会社かつ日本発の和食は毎回非常に満足度が高い。

さて、同行者がオーダーした洋食は以下の通り。


まずはオードブルとして、トリュフ入りドフィノアやロブスターのラルド巻き、ズワイガニの根セロリ和えなど、和食同様素材へのこだわりはなかなかのもの。
パンは定番のメゾンカイザーのパン。
国内線ファーストクラスラウンジで提供されているかぼちゃのエクメックとプチカンパーニュが添えられている。


そしてメインディッシュは定番のステーキ。
国産牛のサーロインステーキではあるが、かなり固め。
調理の都合上、ケータリング会社で一度焼いたのちに機内で再び温め直すので、どうしてもステーキは固くなってしまう傾向がある。
そんなこともあり、全日空のバンコク~羽田路線で初めて試して以降、基本的にはビジネスクラスであってもステーキは注文しないことにしている。


そしてデザートは紅茶とマンダリンのオペラ。
こちらは和食とは違い、しっかりとした洋食向けのデザート。

中距離路線ながら、食事の充実度はさすが。
特に和食は手が込んでおり、どうしても毎回和食をチョイスしてしまう。

=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
泡・フランス「アヤラ ブリュット マジュール NV」
白・南アフリカ「ボッシェンダル シャルドネ」
赤・フランス「カーヴ ド タン クローズエルミタージュ グランクラシック」

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