サントリー白州蒸留所


名前サントリー白州蒸留所

場所:〒408-0316 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR中央線小淵沢駅から車で約15分

営業時間:09:30~16:30 年末年始・工場休業日

また行きたい度:=☆☆☆☆=国産ウィスキーとして有名過ぎる白州の蒸留所はファンでなくとも行く価値あり

外部リンクサントリー白州蒸留所の公式HPへのリンク

備忘録

(2020/02/11記載)
2020年2月上旬の週末に再訪。
前回は2016年頃だった記憶があるが、こういう場所はどうしても交通の便が悪く車で行かざるを得ない場所が多い。
一方で、試飲もできてしまうので、酒好きかつ運転手には拷問のような場所ということであまり行かないようにしていたが、長野の知り合いの場所に行く際に、その知り合いが行きたいという事で現地集合することにした。

場所は中央道の小渕沢インター近くで交通のアクセスは良いのだが、ショップの利用だけであっても事前に予約が必要。
今回はHPから三週間前に予約したが人数・時間帯共に全ての予約枠で余裕があった。
ショップに関しては予約なしでも当日に窓口で必要事項を記入すれば入れるが、有料の工場見学試飲ツアーはそれなりに混雑しているので早めに予約をした方が無難。

白州工場の敷地入口で受付を済ませて森の中を数分歩くとショップや有料試飲コーナーのある建物にたどり着く。


こちらがショップの外観。
「白州」の文字がウィスキー好きの心をくすぐる。
なお、この建物に来る途中にはレストランもあるので、気候が良い季節であればレストランで白州ハイボールと共に地元産の食材を使ったグルメを楽しめる。


さて、こちらの建物の中にはショップがあるが、ウィスキー樽もディスプレイ用のオブジェとして使われている。
ショップではミズナラの樽材を使った携帯ストラップや箸、チーズプレーなどのショップ限定グッズや、ウィスキー用のグラス、おつまみなどが売られている。
お目当てのウィスキーだが、白州はノンビンテージの180mlのボトルが他商品と抱き合わせ販売。
知多や碧などは本数限定で販売されていたが、白州の単品販売やヴィンテージものがないのは残念。
唯一ある限定ものは白州蒸溜所限定のウィスキーのみ。

ただ、この建物の中には有料試飲コーナーも併設されており、残念ながら今はほぼ手に入らなくなったヴィンテージものの白州や山崎を有料で飲むことが出来る。


こちらが「Bar Hakushu」の入口。
少々殺風景な印象もあるが、隠れ家的な香りがありちょっと中を覗いてみたくなる。

Canon EOS R / EF 16-35mm F4L IS
バーの中を入口から撮った写真。

Canon EOS R / EF 16-35mm F4L IS
ほぼ全席がスタンディング、カウンターかテーブルのいずれかでキャパは30名程度。

こちらはバーの中一番奥にあるカウンターで試飲したいウィスキーをオーダーして提供してもらうスタイル。


ここのカウンターでオーダーをするとその場で後ろの棚からオーダーしたウィスキーを提供してくれる。
なお、お会計は現金のみなので注意。

そしてメニューだが、国産ウィスキー好きにはたまらない品揃えと価格。


白州・山崎・響・知多・碧と、ほぼ全種類・全ビンテージが揃っている。
値段も基本的には定価を量で割り戻した金額なので割高感は一切なし。


特段割引があるわけではないが、様々なテーマごとにオススメセットもある。
白州ハイボールが200円というのはもはや笑みしかこぼれない。

今回は同行した知人が代表で試飲。
国産ウィスキー好きだけにオーダーした内容もなかなか気合が入っている。


まずは白州のヴィンテージ比較ということで「白州18年(600円)」、と「白州25年(2900円)」。


左が18年、右が25年。
写真だとわかりにくいが、やはり25年ものの方が熟成感があるためか色が濃い。
そして香りだが、両方とも流石長期熟成。
グラスをスワリングせずとも豊潤な香りが一気に辺りに立ち込める。
特にピートのニュアンスがはっきりと感じられ、その香りはとても柔らかく角がないのが特徴的。


そして、折角ならばということで「山崎18年(600円)」と「響21年(600円)」。


いずれも15mlという少量ではあるが、ウィスキーかつストレートなので十分。
やはり山崎は白州と比較すると個性が強めの香り。
一方の響は、香りという意味では非常に大人しく万人受けするタイプ。
ただ、試飲した知人に言わせれば、味わいはその香りから想像できない程豊かで香り高いとのこと。
次回は是非とも運転手を探してから来たいと思いつつ、今回は泣く泣く香りだけで我慢。

こちらには4年程前に1度来ているのだが、その時はショップで白州ノンヴィンテージは山積み、12年も700mlのボトルが普通に販売されていたが、今回は12年はおろか、ノンヴィンテージでさえ180mlの小瓶が他商品と抱き合わせ販売という状況。
今回は朝9:30の開店と同時に行ったので商品はそれなりにあり、蒸留所限定のウィスキーも購入することが出来た。
お店の人曰く、週末は午後になると蒸留所限定のウィスキーは完売となるようで、週末に行く際は是非とも朝一番の回を予約しておきたいところ。
また、車で15分程度のところに星のリゾートの「リゾナーレ八ヶ岳」もあるので、こちらに宿泊した際にはぜひタクシーで行きたい観光地の一つ。

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