名前:いろり家
場所:〒250-0405 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下296
地図はこちらからどうぞ
交通手段:箱根登山鉄道 宮ノ下駅 徒歩10分
営業時間:11:30~13:30、18:00~22:30 毎週木曜日
また行きたい度:=☆☆☆=民家が立ち並ぶ裏路地にある完全隠れ家スタイルの居酒屋さん
外部リンク:いろり家の公式HPへのリンク
備忘録:
(2019/11/27記載)
2019年11月下旬の平日に訪問。
この日は海外から知人が来ており、折角なので箱根近辺を案内することにした。
ランチも当然箱根界隈で探していたのだが、やはりこのあたりはどうしても観光客メインのお店が多く、折角ならば「ザ・ジャパン」を味わってもらいたく色々と探していると、雰囲気もそれに近しいこちらのお店を発見。
場所は公共交通機関で行く場合は箱根登山鉄道の宮ノ下駅からゆっくりと上り調子の道を歩いて10分程度。
車で行く場合は店舗周辺が一通になっているので、小田原方面から来る場合は一旦店舗よりの先まで行き、細い路地を入っていく。
写真では分かりにくいが、店舗へ向かうには細い一通の道を通る必要あり。
車幅1830mmの車で通ったが、途中かなりドキドキしながらゆっくりと進む必要があるので、車で行くことを考えている場合は要注意。
その路地を抜けていくと砂利がしかれた駐車場が目の前に広がる。
車が止まっている場所が店舗の駐車場だが、一番手前の車が止まっている場所は通路なのでここには車を置かないよう注意が必要。
車を停めていい場所は鉄パイプが立てられており、そこには店舗までの地図が書いてある。
なお、食事を終えて帰る際も一通なので要注意。
かなり狭い道、かつカーブが続いているので運転にあまり自信が無い人は車で行かない方が良いかも知れない。
さて、駐車場に車を停めて看板に従って歩くこと1分弱、民家が立ち並ぶ一角に「いろり屋」の看板と共に周りの家とは少し雰囲気の違う家がある。
今回は平日の12時過ぎという状況であったが店内は既に満席。
外で待ち客が3組。
先客から名前を書いて待つスタイルと聞くも、店先には名簿は無し。
こちらの階段を降りて店舗に入ると、その中に名簿が置いてある。
先客から教えてもらえなければ待ちぼうけを食らうところだった。
その後しばらくすると店内から主人らしき人が現れ、待っている客に対してオーダーを取りだした。
ホームページやグルメサイトには色々メニューが載っているが、どうやらランチは品数をかなり絞って営業しているようで、この日は「足柄牛のステーキ丼・ランプ(1800円)、「足柄牛のステーキ丼・ロース(2200円)、「アワビ丼(2200円)」の3種類のみ。
今回は3名での利用であったので、それぞれ1つずつ注文することにした。
最終的に、店の外で待つこと30分程度でようやく入店。
店内は最大で6人が掛けられそうなテーブル席が1つと、かなり狭めの小上がりに4人掛けテーブルが2つと非常にコンパクト。
こちらが今回案内された小上がり席。
大人4人だとかなり窮屈に感じられるがこのような雰囲気は外国人受けはよく、盛んに写真を撮っていた。
今回はオーダーは店の外で取られたが、店内にもランチメニューがあった。
やはり食事のメニューは3種類のみ、他にはドリンクメニューがあるのみであった。
その他に、足柄牛の説明や料理の楽しみ方を書いた説明書きも置いてある。
さて、待つこと10分程度で料理が次々に提供された。
それぞれメインの料理に加えて、サイドメニューとして温泉玉子、付け合わせの味噌汁と漬物という組み合わせ。
ロース丼にはミディアムレアで仕上げられた肉が6枚程度に切られて盛られている。
グラム数にすると120〜150グラム程度。
外を高温でカリっと仕上げたというよりも、柔らかさを保ったまま低温で仕上げたという印象。
それなりに牛肉の味わいを強く感じられ、脂身もバランス良い。
こちらがランプ丼。
量や盛り方、焼き方や焼き加減はロースと同じだが、ロースと比べるとやはり赤身が強く、脂身は少ない。
スッキリとした味わいだが、ロースと比べて脂身が少ないこともあって、肉感という意味ではこちらの方が強いかもしれない。
そしてこちらがアワビ丼。
アワビそのものが乗っているというよりも、一口大にカットされたアワビとそのキモをたっぷりバターとともに炒めてご飯に絡めたもの。
個人的にはバターの味わいと香りが強すぎて、アワビの味わいがあまり楽しめなかった。
なお、いずれの丼もご飯は大人の男性には少し物足りない。
女性であれば腹八分目というところ。
箱根の宮ノ下という場所柄、老舗旅館の食事から観光客向けの店まで色々なタイプの飲食店がある事も影響してか、正直グルメサイトでここまで高評価である理由がいまいちわからない。
もちろん、希少な食材を使って丁寧に作られている料理ではあるが、場所・値段等のバランスを考えると少々高いという気もしてならない。
やはり孤独のグルメで紹介された影響が大きいのか?
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