牛骨ラーメン いとう 広尾店 (2019/08 )


名前牛骨ラーメン いとう 広尾店

場所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-3-12
地図はこちらからどうぞ

交通手段:日比谷線 広尾駅 徒歩約3分

営業時間:不明

また行きたい度:=☆☆☆=優しい味わいながらコクのある牛骨スープで頂く上品なラーメン

外部リンク:無し

備忘録

(2019/12/11記載)
※本投稿時にはこちらの店舗は既に閉店していますが、記録として掲載します※
2018年8月中旬の週末のランチ時に広尾を訪れた際、以前から気になっていたこちらの店に行くことが出来た。

この付近は高感度系のおしゃれな飲食店が立ち並ぶが、その中で硬派なラーメン屋かつ牛骨スープという事で、ある意味この界隈では異色の存在。


こちらは店舗外観。
商店街に溶け込んでおり、一見するとラーメン屋と認識することは出来ない。


ただ、店先にメニューの看板があるので、注意して歩いているとラーメン屋であることを認識できる。
この時は夏という事もあり、夏季限定メニューの冷麺が紹介されていた。

今回は週末の15時前という事もあり、店内は先客ゼロ。
引き戸を開けて店内に入ると、入口に食券販売機がある。


こちらが食券販売機。
メニューは看板メニューの牛骨ラーメンをベースにこってり系の牛骨味噌ラーメン、その他つけ麺や季節限定で冷麺もある。
また、お酒類も充実しており、この日は獺祭をはじめ3種類が準備されていた。
今回は初めてという事で、看板メニューである「牛骨ラーメン半熟味玉のせ(900円)」を注文、オーダー時は脂多めでお願いをした。


なお、テーブルにもメニューが置いてあるので、追加オーダーするときにはこちらで確認可能。


さて店内だが、かなり細長な造り。
カウンター席のみが10席程度ある。
今回は週末ながら15時前という中途半端な時間であったため先客はゼロ。
ただ、我々の入店後に数名が入店、中途半端な時間でもそれなりの客入りはありそう。

その後待つこと10分弱で着丼。


こちらが「牛骨ラーメン半熟味玉のせ」。
スープは牛骨ラーメンらしく、薄めの白濁色。
その上には大き目の牛肉チャーシューと刻みネギ、トッピングの味付け半熟玉子がのせられている。

まずはスープを一口すする。
牛骨なのでトンコツスープのような獣臭さは一切感じない。
その代わりに濃厚な牛骨の旨味と程よい脂感がある。
トンコツスープのような濃厚でパンチのある味わいを想像すると少々物足りない気もする。
しかし逆に牛の旨味が凝縮された非常に深みのある味わいなのでスープとしては非常に美味しく頂ける。

続いて麺を頂く。
ストレートの中細麺はコシで食べるタイプではなく、小麦の旨味とそのモチモチ感で食べるタイプ。
スープ自体の味わいに派手さがないこともあってか、このくらい落ち着いた味わいの麺の方がスープの味わいを邪魔しなくてよいかも知れない。

さて、トッピングだが、まずチャーシューから頂く。
柔らかく仕上げられた牛肉チャーシューはサイズが大きめで1枚でもそれなりにボリューム感がある。
スープとは違いチャーシューに仕上げられた牛肉は脂がたっぷりで濃厚。
また、半熟玉子も濃厚な味わい。
醤油ベースの出汁が黄身にしっかりと染み込んでいて、ご飯にかけて食べたいほどしっかりと味付けされている。

値段設定はやや高めの印象があるが、牛の旨味をしっかりと生かしたあっさりながらコクのある牛骨スープはなかなか癖になる味わい。
また、広尾界隈でラーメンを頂ける貴重な店でもある。
ただ、普段濃厚な豚骨ラーメンを食べなれている場合は牛骨ラーメンを注文するときは脂多めにした方が牛骨の凝縮された旨味と脂感のバランスをより一層楽しむ事が出来る。

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