尾瀬の雪どけ ロゼの雪どけ 純米大吟醸



購入場所 はせがわ酒店グランスタ東京店(こちらから購入可能
購入日 2019年07月17日
購入金額(税込み) 1782円
テイスティング日 2019年07月17日

日本酒データ:

地域 群馬県
タイプ 純米大吟醸
使用米種 山田錦
好み度(MAX五つ星) ★★★★☆

コメント:

毎度の東京駅の酒屋に立ち寄った際、龍神酒造の面白い日本酒を見つけて購入を決めた。
日本酒ながらまるでロゼワインのような色合いをしている特徴的なお酒だが、どうやら赤色酵母を使っているためにこの色が出るとの事。
色は一般的なロゼワインよりも少しピンク色が強めの色合い。
その色合いとは裏腹に、粘度はかなり高めでグラスの縁から非常にゆっくりと伝って流れ落ちてくる。
香りは見た目からの印象と同様に非常に甘味が強く、日本酒というよりもどちらかというと甘口のロゼワインに近い濃縮された果実のシロップ感を全面に感じる。
その後ろにはわずかな酸味と米由来の旨味を感じるが、全面に出てくるのはワインのようなニュアンス。
口当たりも非常に甘く、口に含んだ直後には日本酒とは思えない甘くてジューシーなロゼワインのような印象。
その後、しばらくすると柔らかい酸味と、その後ようやく日本酒のような風味を感じるが、その風味は完全に隠れている。
アタックから強めの甘味を感じる味わいだが、余韻は比較的キレが良いこともあり、「甘ったるさ」は口の中に残らない。
ブラインドで出したら「デザートワイン」と言われても分からないような味わい。
日本酒が苦手な人や女性受けの良さそうな日本酒。


この日は秋田で購入したしょっつるを使って作った大根と鶏肉の煮物と合わせてみた。
ハタハタで作られた魚醤と甘口の日本酒がマッチするか不安ではあったが、「合う」というよりも「お互いの味わいをそれぞれ高める」という感じ。
その他に長芋の醤油和えと合わせてみたが、こちらは非常に安定してる。
甘くロゼワインのような味わいだが、やはり日本酒。
ワイン苦手とする魚系との相性は悪くない。

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