china bistro 八寸 (2019/02 )


名前china bistro 八寸

場所:〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町1-9-1 T&FビルⅠ 1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR京浜東北線 桜木町駅 徒歩約7分

営業時間:16:30~24:00(月~金)、14:00~24:00(土・祝)、14:00~23:00(日) 無休

また行きたい度:=☆☆☆☆=モダンチャイニーズと和が融合した新しい中華をお手軽に味わえる

外部リンクchina bistro 八寸の公式HPへのリンク

備忘録

(2019/02/14記載)
2019年2月上旬の週末に訪問。
地元在住の知人から「中華街の外で食べるオシャレな本格中華の店」というキャッチフレーズで紹介された。


こちらが店舗外観。
野毛の飲み屋街から少し外れた場所にあり、知らなければ行くことの無い場所にある。


店内はテーブル席とカウンター席のみ。
こぢんまりとした雰囲気のお店で、いわゆる中華料理店という店ではなく落ち着いて過ごせる。


こちらがメニューの一部。
今回は4人での利用であったので、コースではなく色々気になる料理を注文してシェアするスタイルにした。
最初のページに記載されていたことと、見た目もとてもオシャレな雰囲気であったので前菜としてこちらを注文。
その他にもよだれ鶏やピータンサラダや大根餅、定番のエビマヨ、小籠包や豚角煮、麻婆豆腐や香港焼きそば等を色々と注文してみた。


まず提供されたのがお通し。
中華料理なのにお通しというのもちょっと不思議だったが食べてみて納得。
ニンジンのムースにエビととびっこが添えられ、オリーブオイルで味付けされたもの。
このお通し、「中華料理店」とイメージを覆されるが非常に美味しくビールがすすんでしまう。


その後、前菜替わりに注文した「八寸」が提供された。
これもとてもオシャレ。
料理の内容こそ中華だが、和食の懐石料理からヒントを得たもののよう。
写真の上から時計周りに「チャーシュー」、「クラゲ」、「大根のたまり漬け」、「クリームチーズと生八つ橋」、「鶏」、そして中央が「ボタンエビの紹興酒漬け」。


全ての料理共にとてもレベルが高く、特にボタンエビの紹興酒漬けは絶品。
これで2名分、1500円というのは非常にお得。
この時点でビールが無くなり白ワイン・赤ワインに移行したが、こちらの中華はワインとの相性も良い。


今回注文した赤ワイン。
チリの「ベンティスケーロ カベルネ ソーヴィニョン レセルヴァ 2016」
市価1300円程のものだが、こちらでは3600円で提供。
おおよそ3倍の値段なので、まあまあな値付けか?


さて、次に提供されたのが「よだれ鶏」
思ったよりもボリューム感があり4名でつまんでも十分な量。
タレはピリリと辛みの効いた味わいだが辛すぎずという絶妙なバランス感。


こちらは「ピータンと豆腐のサラダ」。
ピータンというと独特の味わいを想像し、苦手意識のある人も多いかも知れないが、こちらのピータンはとてもマイルド。
シンプルな味わいの豆腐にピータンの塩の味わいがバランスよく加わっている。


こちらは世間の中華料理店でいうところ、いわゆる「エビマヨ」。
しかしこちらのお店では海老のマヨネーズ和えではあるものの、それに加えてワサビとマンゴーサルサの味わいを加えるというこだわりよう。
味わいはエビマヨに近いが、ほんのりと加わったワサビの辛みが新鮮。


こちらが小籠包の盛り合わせ。
三色あり、小籠包・ロブスタービスク・柚子胡椒と、和洋中の味わいを一気に小籠包で食べることが出来るオススメの一品。
ただ、提供後すぐに食べないと小籠包皮が張り付いてしまい中のスープが流れ出るという大惨事になるので要注意。


続いては「豚の角煮」。
いわゆる中華街で出される豚の角煮とは少々イメージが異なり、豚の角煮がトロみのついたタレに浸かって提供される。
ほんのり八角の風味が効いており、バリバリ中華の豚角煮ではなく若干和風をイメージしたような印象。


そしてこちらは「大根餅のコロッケ」。
中華料理として頂く大根餅は文字通り日本で食べるお米の餅の大根版だが、それをコロッケにしたものを想像していた。
が、頂いてみると、周りの衣こそコロッケのようにサクサクとしたものだが、なかはトロトロの大根。
ほんのりダシで味付けされた大根餅は餅のような粘り気は無いが、衣のサクサク感と良いコントラスト。

そしていよいよ締めのメニューが登場。


定番の四川麻婆豆腐。
ピリリと山椒の風味が効いた定番の味わい。
XO醤や豆板醤の旨味と辛みがしっかりと効いており、白いご飯と食べたくなる味わい。
こちらはしっかりと中華を意識した味に仕上がっている。


そして最後は香港風焼きそば。
少しだけクミンのようなスパイスで味付けされた旨味たっぷりのソースに茹でたピーナッツなどの具を混ぜ、細めストレートの独特の麺に絡めて提供される。
スパイスが加えられている為か、定番の香港麺の味とは少々雰囲気が違う。


締めに生絞り杏仁豆腐をオーダー。
こちらはトッピングにアーモンドが載せられている事から分かるが、とにかくアーモンドの味わいが濃厚。
いわゆる世間で食べる杏仁豆腐とは全く異なっており、アーモンドの味わいをギュッと凝縮した、いうなれば「アーモンドプリン」。
普通の杏仁豆腐を想像して注文すると驚くが、一口食べると手のかかり具合・こだわり具合が良くわかる。

4名でこれだけ食べて、さらにワインはボトル2本、加えて生ビールを1杯飲んで25000円程度。
味のレベル・満足度を考えれば決して高い金額ではない。

「中華料理と言えば中華街」という印象があったのだが、こちらの店に来てその印象が変わった。
オシャレに盛られた中華料理はヌーベルシノワの雰囲気を醸し出している。
野毛のディープな居酒屋街とはちょっと違った雰囲気を味わいたい時には是非利用したいお店。

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china bistro 八寸ダイニングバー / 桜木町駅日ノ出町駅馬車道駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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