(2018/11/20 記載)
2018年10月上旬にフィリピン航空にてマニラを訪れた際に利用。
この時は行きはエコノミークラス、帰りはビジネスクラスを利用したこともあり、帰りの便はマニラ国際空港のフィリピン航空ラウンジを利用することが出来た。
空港内は混雑していてなかなかカオスであったが、ところどころにこのようなラウンジの案内看板が出されている。
また、日本語記載もあるので、英語が読めない人でも迷わないのがありがたい。
この案内看板に沿って進んでいくと、フィリピン航空のラウンジである「マブハイラウンジ」の入口が見えてくる。
写真では何となくわかりにくく、少し残念な印象のある入口。
そこを恐る恐る抜けていくと、奥にはしっかりとしたラウンジの受付があり一安心。
受付横には「マブハイラウンジ」のサインも出ており、入口付近とは違いなかなかの高級感を感じる。
さて、ラウンジ内だが、大きく3つのエリアに分かれている。
こちらが入口入ってすぐの場所にあるエリア。
比較的落ち着いた印象のあるエリアで、座席も1名掛けとなっている。
ビジネスマンがフライトまでの時間をゆったり過ごすのに使えそうな雰囲気。
そしてその先がダイニングエリア。
こちらにはビュッフェスタイルで食事が提供されており、その食事をワイワイ会話をしながら食べるというような雰囲気のエリア。
その先にも同様のダイニングエリアがあるが、こちらの方がビュッフェコーナーから遠いこともあってか、少々空いている。
そしてその奥にさらにもう一つエリアがあり、そちらのエリアはダイニングエリアと入口すぐ横のリビングエリアとの中間の雰囲気。
写真は撮り忘れたが、こちらのエリアもビュッフェコーナーから遠いこともあってか比較的空いている。
今回のフライトはマニラを夕方に出発する便ということもあってか、ラウンジ内は8割程度の混雑となかなかのもの。
席に座れなくて困るという事は無いが、複数名で来た場合は空席を探すのに少々時間という状況であった。
入室してからラウンジ内を散策してみたが、食事の種類は思っていたよりも豊富であった。
ビュッフェスタイルで提供される料理はフィリピン料理はもとよりチキンライスや水餃子などのような中華系の料理も提供している。
他には自分で焼いて食べる一口ピザも提供されていた。
ピザは隣に置いてあるオーブンで焼くことが出来る。
このタイプの料理はほかのラウンジでは見たことがない。
そしてライブクッキングコーナーでは麺類を提供していた。
麺とスープのタイプを選ぶとその場で調理をしてもらえる。
提供後は自分で好きなトッピングを盛り付けて出来上がり。
飲物は日本のラウンジのようなサーバーではなく缶での提供だが、種類はそれなりに豊富。
日本人客の利用を意識してか、ビールにはアサヒスーパードライも提供されていた。
なお、ワインはビュッフェコーナーには置いておらず、スタッフがいる「コーヒーカウンター」で提供されている。
そのカウンターには「coffee」と大きく書かれているので全く見ていなかったが、そのサインボードの下の方に小さく「Wine」という表記があった。
その他にもコーヒーやソフトドリンクが別途提供されており、種類としては十分であった。
今回は折角なので見たことのないビールを冷蔵庫から取り出し自分で抜栓して頂いた。
フィリピンのビール全般に言えるが、比較的さっぱり・あっさりとした味わいという印象。
そしてチキンライスと水餃子も頂いた。
フィリピンで食べるチキンライスだが思っていた以上のレベル感で美味しく頂いた。
そして、結局我慢しきれずにライブクッキングの麺料理も注文してしまった。
事前に出来ているスープに湯通しした麺を入れるだけの料理ではあるがなかなかの味わい。
この日は朝食をかなりしっかりと食べ、さらに機内でも食事が出るとの事なので控えめにしたが、それが無ければもう少ししっかりと食べてしまうと感じるレベルであった。
日系や他メジャー航空会社のラウンジと比較すると設備や提供される食事に物足りなさを感じることは確か。
一方で、こちらの空港はラウンジ外の混雑がかなり酷いので、その喧騒を避けるという点では非常にありがたい。
ただ、ラウンジにラグジュアリーさを求めてしまうと少々残念な結果になるので、あくまで搭乗までの休憩場所という利用の方法がオススメ。
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