(2018/04/21記載)
2018年3月下旬にヒューストンへ移動する際に利用した。
最近は完全にワンワールドに移行していることもあり、日本航空以外の利用でもカタール航空等を利用する機会が多いので、こちらのラウンジに来たのはほぼ5年ぶり。
こちらがラウンジ入口。
日本航空とは違い、派手さはなくむしろ落ち着いた雰囲気。
ラウンジ内の間取りは以前利用した時と大きな違いはなし。
ただ、随所にアップデートされた感じがあり、重厚感よりも爽やかさを感じる雰囲気。
こちらはメインのダイニングコーナー。
軽食・サラダ・おつまみ・飲み物等が提供されている。
ダイニングコーナーはこのメインと正反対の場所にもあり、そちらは品数こそ少ないものの混雑はしていない。
ダイニングコーナーの向かいには、滑走路を眺められる明るいラウンジスペースがある。
一番窓側にはカウンター席もあるので、一人での移動の際やパソコン等を使いながらゆっくり過ごしたいときにはオススメ。
なお、テーブルにはコンセントも準備されている。
カウンター席は窓側だけでなくダイニングコーナー側にも設置されているので、窓側のカウンター席が混んでいる際にはこちらも使うことが出来る。
このエリアはラウンジの中で一番広いエリアとなっており、カウンター席以外にもこのような一人掛けソファーと小さなサイドテーブルも設置されている。
また、ダイニングコーナーの横にはダイニングテーブルの設置された場所がある。
こちらは文字通り食事をするため用の作りとなっていて、この近くにある「ヌードルバー(noodle bar)」で注文した蕎麦やうどんなどを食べるのにぴったり。
今回は土曜日の9時前ということで、曜日・混雑する出発時間ということもあってか、ラウンジ内は比較的混雑していた。
特にこちらのメインダイニングエリアは8割程度の利用であったので、座席を確保するのがなかなか大変であった。
一方、ダイニングエリアと反対側のエリアは比較的空いていた。
こちらはその反対側のエリアにつながる通路とそこに設置されているソファーエリア。
中央が通路ということもあり落ち着かないが、4名のボックス席があるので大人数での移動にはありがたい。
こちらが反対側のラウンジエリア。
雰囲気はメインエリアと同じだが、窓からの光量が若干少なく、少し暗い印象を受ける。
が、落ち着いた雰囲気が好みであればこちらのエリアもオススメ。
さて、準備されている食事だが、流石にファーストクラスラウンジと比較すると種類も質も少々劣る。
しかし、出発前のお腹を満たすという点では十分な量。
サラダについてはビュッフェスタイルでの提供。
種類は一種類のみだが、新鮮な野菜を食べられるというだけで十分。
温かいメニューとして2種類提供されていた。
唐揚げはなかなかの味わい。
また、ライブクッキングではないが、カレーやそば・うどん、ラーメンもオーダー形式で食べることが出来る。
専用のカウンターで注文し、呼び鈴を持って待つスタイル。
パンの種類もなかなか豊富。
パンはこのほかにも一口サイズのサンドイッチが提供されている。
お酒は2箇所に分けての提供となっていた。
メインダイニングエリアにはワインとハードリカー、反対側にあるダイニングコーナーには日本酒が提供されている。
こちらはメインダイニングエリアにあるワイン類。
赤白一種類ずつの提供。
白はオーストラリアの「ワインメーカーズノート シャルドネ」(市価1000円程度)。
赤はアメリカの「ベリンジャー カベルネソーヴィニョン」(1000円程度)。
泡は確認出来なかった。
ビジネスクラスラウンジなのでワインのランクは他社ファーストクラスラウンジと比較すると半額程度に抑えられている。
こちらはメインダイニングエリアと離れた場所にある日本酒コーナー。
ボトルではなく甕での提供となり、それぞれに銘柄と味わいが記載されたプレートが置かれている。
提供されていたのは全て北海道の日本酒で左から「國稀 純米酒 吟風國稀」(市価1000円程度)、「瑞穂のしずく 特別純米酒」(ネット流通なし)、「男山 特別本醸造 北の稲穂」(市価1000円程度)、「二世古 純米酒」(ネット流通なし)の4種類。
市販価格帯はワインと同様に1000円程度からではあるが、ビジネスクラスラウンジで4種類提供されているというのはなかなか。
この後、機内でも色々食べる予定であったのでラウンジでは控えめに、と思っていたが結局しっかり食べてしまった。
こちらは唐揚げとサンドイッチ。
唐揚げはあまり期待していなかったが、思った以上の味。
この後のことを考えなければいくらでも食べられてしまう感じがした。
こちらはオーダー式のかき揚げそば。
以前は飛行機をかたどったかまぼこが入っていたが、コスト削減の波なのか見当たらず。
味はそこそこと言ったところ。
ビジネスクラス以上の利用であれば、わざわざ食べなくても良いかな、という感じであった。
ビジネスクラスラウンジということで、提供されるものやレベル感はまあまあであったが、長旅の前にゆったりと過ごせるという意味ではやはり貴重な場所。
また、エティハド航空利用の場合は成田トラベルラウンジを案内されるが、こちらの全日空ラウンジも利用可能なので是非こちらを利用したい。
=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
日本酒「國稀 純米酒 吟風國稀」
日本酒「男山 特別本醸造 北の稲穂」
白・オーストラリア「ワインメーカーズノート シャルドネ」
赤・アメリカ「ベリンジャー カベルネソーヴィニョン」
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