カタール航空 シャルルドゴール国際空港 カタール航空ビジネスラウンジ (2018/06)


(2018/08/12記載)
2018年6月下旬、パリからドーハ経由で羽田に戻る際に利用した。
ほぼ1年前にこちらのラウンジを利用したが、カタール航空はパリ発着便はドーハ行きの1日3便のみにも関わらず、自社ラウンジを設置しているという気合の入れよう。

この日は22:40発のQR040便でドーハへ向かう事になっていたが、パリは自社拠点ではない為、チェックイン業務を同アライアンスの航空会社に委託しており出発3時間前にならないと始まらない。
前回利用時はそれを忘れていて早く空港についてしまったので今回は19時半を目標に空港へ向かった

結果的には渋滞もなく19時過ぎには着いてしまいチェックインカウンターで30分ほど待つことになるのかと思いきや、チェックインは3時間30分前の19時10分から開始。
ほぼ待つことなくチェックインを行う事が出来た。

スムーズにチェックインを済ませ、迷路のような空港の中を「Salons Lounges」と書かれた案内板を目指して進んでいく。


こちらの看板の奥にエレベーターがあるので、それに乗って上層階へ向かう。


ラウンジは10階と11階に設置されている。


今回はカタール航空のラウンジを利用するので11階へ向かう。
同じフロアにはスターアライアンスラウンジと一般の有料ラウンジもある。


エレベーターを降りて右側に向かうと、大きなカタール航空の看板が出ている。
それを目印にラウンジの中へ進むと、入口で航空券のチェックを受け、いざラウンジに入室。


入ってすぐの場所には大きな応接スペースがある。
ラウンジエリアとしても使えるが、利用客数を考えるとラウンジ利用というよりもインテリアという感じ。


ソファーの配置も「いかに座席数を稼ぐか」ではなく「いかにゆったり過ごしてもらうか」を主眼にして行われている。


ラウンジが高層階に設定されていることもあって、窓側の席からの眺めはなかなかのもの。


また、寛ぐためのスペースだけではなく、ビジネスマンがPCを使った作業が出来るようなスペースも準備されている。


こちらはトイレ。
トイレと言っても洗面台周辺にはアメニティーも充実しており、ホテルのアッパーグレードの客室のようなイメージ。

一方のダイニングスペースは食事がしやすいような配置になっている。


いわゆる「ダイニングテーブル」が置かれているが、観葉植物を配したり、隣席との距離を十分にとったりと、とても優雅なアレンジ。


とてもオシャレな雰囲気に仕上げられていて、もはや空港内にある航空会社のビジネスクラスラウンジとは思えない。


食事はセミセルフサービス。
こちらのショーケースの中に陳列されているものをオーダーするとその場で取り分けてくれる。
たくさん注文した際には自席まで運んでくれる。


また、中東のキャリアらしく、モクテル(アルコールを使わないカクテル)やスイーツも充実している。


まずはタブーレなどのちょっとしたおつまみとシャンパンを頂く。
シャンパンはカタール航空お得の「ビルカール・サルモン」(市価5000円程度)。

その他のワインだが、白はこちらも機内でよく見るニュージーランドのハンターウェイのソービニヨンブラン。
残念ながらこちらは国内流通無し。
赤はフランスらしく自国のワインを2種類。
銘柄は確認できなかったが、サンテミリオンとボルドーであった。


こちらはセルフサービスの温かい料理。
スパイスの効いたチキンや、ビリヤニのような料理等、基本的には中東系の料理をメインに取り揃えている。

その後、オーダー式のメインディッシュのメニューを探すも、今回は見当たらず。
前回はテーブルの上に置かれていたので探してみたが、聞いてみたら口頭で料理の案内をしてもらった。


オーダーしたのはローストチキンのローズマリー風味。
提供されたのはローズマリー「風味」というよりも、主役ではないのかと思わせるくらいの存在感でローズマリーがそびえたっている。
チキンは見た目からもわかる通り少し火が通り過ぎでパサパサ感があるのは否めない。


今回利用したダイニングエリアのテーブルから望むオープンテラスエリア。
夕方20時近いが日が長いこともあり、この時間でもまだ夕焼けという状況。
今回はオープンテラスエリアには行っていないが、やはりビジネスクラスラウンジ内にこのようなスペースがあるというのはかなり贅沢。

機内でも食事とワインがあるにも関わらず、結局こちらのラウンジがあまりに居心地よかったこともあり、気付けばフライトの40分前。
1日3便のみ、しかも利用客はビジネスクラスの40名程度(A350XWBの場合)という事もあり、ラウンジ内はかなり優雅にくつろげる。
カタール航空でシャルルドゴール空港を利用する際は、現地滞在時刻を少し削ってでも早く空港に行って寛ぐ価値は十分にある。
但し、チェックインはフライトの3時間半程度前からしか開始しないので要注意。

=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
泡・白・フランス「ビルカール・サルモン」

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