Café des Abattoirs (2018/06)


名前Café des Abattoirs

場所:10 rue Gomboust, 75001 Paris

地図はこちらからどうぞ

交通手段:メトロ線 オペラ駅から徒歩7分

営業時間:12:00~14:15、19:00~22:30(月~金)、12:30~14:30、19:00~22:30(土) 無休

また行きたい度:=☆☆☆☆=オペラ地区に近く観光へのアクセスも良い特盛肉バル

外部リンクCafé des Abattoirsのトリップアドバイザーへのリンク

備忘録

(2018/06/17記載)
2018年6月中旬にパリを訪れた際に訪問。

こちらの店舗は前回訪問時に予約無しでのランチを試みたものの「予約で満席」という結果に終わっていた。
今回のパリ訪問は全くの予定なしであったので、当日の朝に思い立ってネット予約を試みると空きあり。
という事で週末のランチで訪問することにした。


こちらが店舗外観。
落ち着いた感じで、ぱっと見入りにくい感じがある。

予約をしていることを英語で伝えると、しっかりと英語で返してくれ、「どこでも好きなところに座ってくれ」と案内される。


店内は落ち着いた感じながらもカジュアルな雰囲気があり、一見さんの観光客がふらふら入ってきても大丈夫な雰囲気。
予約は12時半であったが、店内に先客は無し、その後数組が入ってくる程度であった。
また、日本人観光客らしきカップルも入店してきた。

さて、注文だが、こちらのお店はランチもディナーも基本的に同じものを提供している。
メニューは英語版のものもあるが、日によっては日本人スタッフが接客をしている時もあるよう。
その時には日本語のメニューもあるという話だが、今回は外国人スタッフのみなので、英語接客+英語メニューであった。


日替わりメニューはフランス語表記であったが、スタッフさんがそれを英語で説明してくれるので安心。


コースメニューは値段別に3種類あるが、違いはメインコースで選べる料理のみ。
前菜はデザートはどのコースを選んでも同じもの選択肢から注文することが出来る。

今回は38ユーロのコースを注文したが、理由はラムが食べたかったから、というだけ。
リストに出ていたのはフランス・アベイロン産のラム肩肉。


折角なので、こちらのラム肉に加えてローヌのワインをオーダー。
ワインメニューもかなり豊富。
金額的にはそこまで安い感じは無いが、しっかりとフランス産のワインを提供しているのだから当然。
日本であれば同じ金額で恐らくチリやアルゼンチン等のグラスワインが飲める感じ。


まずはバゲットが提供された。
フランスらしく、丸々一本がドカッとテーブルの上に。
さすが。


そしてしばらくするとスターターが提供された。
こちらは選ぶことが出来ないが、今回のスターターはスイカの冷製スープとスモークサーモンのムース添え、ポテトのサラダであった。
スイカのスープだが、まずスイカをスープにしてしまう発想に驚き。
味わいはスイカなので当然甘いが、ミントがアクセントになっていてなかなか面白い味わい。
スモークサーモンのムース添えはムースの中にとびっこが入っていてスムーズなムースの中に刺激がある。
サラダだが、さいの目状に切られたポテトとレンズ豆、それにサバの切り身が加えられなかなか面白い味わい。
後を引く美味しさがあった。


こちらはサラダ。
しっかりと野菜が盛られており、トッピング?としてポテトチップスが乗ってる。
が、いわゆる「ポテトチップス」ではなく、カラムーチョのようなスタイルのポテトチップス。(もちろん辛くはない)

しばらくすると、メインのラムが提供されたが、その量に圧倒された。


こちらが提供された鉄板。
写真ではわかりにくいが、日本であれば2枚あれば1人前だろうというボリューム感のラム肉が厚切りで計6枚。
どう見ても2人前の量、という印象。


同時に、計5種類の自家製ソースも提供された。
肉と食べる際に好きにアレンジして付けられる。


こちらのお肉を別途提供された温かい取り皿に取り分けて頂くのだが、これが驚くほどの柔らかさ。
外側の皮の部分についてはカリっと仕上げられているが、肉自体はどういうわけか本当に柔らかい。
また、お肉自体からしっかりと味わいを感じられるので、提供されたソースは一切使わずにお肉の味わいだけで食べ進んでしまう。
選んでもらったローヌのワインともなかなかのマッチング。

にしても、本当に驚くほどのボリュームがあるので、一人で1皿を食べるのはなかなか至難の業。
2名で行った際には違う肉料理を選択するなどしてシェアすれば美味しく頂けるが、それでもランチとして頂くのはかなりの量。

そして、最後に締めのデザート。
今回はクリームブリュレを注文した。


写真ではわかりにくいが、メインの肉料理同様に恐ろしいボリューム。
日本の感覚で言えば、2つ分くらいはありそうなサイズの器で提供された。
こちらは提供直前に表面に焦げ目をつけているようで、器の上の部分だけが変に温かく、下の部分はしっかりと冷えている。
甘さもそこまで甘いという感じではなく、カリッと焦げた表面とフワッとした中のコントラストが印象的。
バニラビーンズの味わいもしっかりと感じる。

今回はトータルで約45ユーロであった。
「ランチからこの値段?」と感じるかもしれないが、メインの肉のボリュームを見ればむしろリーズナブルに感じてしまうかも知れない。
味・ボリューム共に良しのビストロなので、次回は夕食時にボトルワインと共に利用してみたい。

「Café des Abattoirs」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.