(2018/03/16記載)
2018年2月下旬、台湾を訪問した際に利用した。
出発時刻の2時間半ほど前に空港に着いたが、チェックインカウンターはかなりの混雑であった。
チェックインを済ませると、係の人からこのようなラウンジ券をもらった。
ラウンジ入室の際に渡すもののよう。
さて、ラウンジだが出国ゲートから少し離れた場所にある。
が、JAL専用という事もあり、搭乗ゲートは比較的ラウンジ近くに設定されている。
この通路を抜けて進むと、右手にはビジネスコーナーとマッサージチェアが置かれている。
テーブルにはコンセント(日本の形のもの)が設置されており、ビジネスマンにはありがたいスペース。
リラクゼーションコーナーと日本語表記された場所にはマッサージチェアが2台置かれており無料で利用可能。
ここを通りすぎるとダイニングエリアとなっている。
ビュッフェコーナーと反対側には食事のしやすいテーブルが準備されている。
こちらがラウンジ一番奥にあるソファーコーナー。
今回はこちらでくつろぐことに。
このソファーコーナーの奥には「予約室」と書かれた部屋が2部屋ある。
CIP用の個室のよう。
さて食事だが、ビュッフェスタイルとなっておりサクララウンジとは言え、海外空港の自社ラウンジという事もあり、しっかりと準備されている。
温かいものは、現地の食事として5種類、ビーフンとチャーハン、メインディッシュとしては鶏肉料理、豚肉料理と野菜炒めが用意されている。
また、台湾らしくシュウマイについては2種類用意されていた。
他にも軽食として様々なものが準備されている。
定番のカレーも準備されていた。
今回は食べていないので分からないが、JAL特製ビーフカレーとは違った台湾独自のものかもしれない。
昼食を済ませたばかりでお腹いっぱいではあるが、折角なのでひとと通り試すことにしてみた。
まずはエビシウマイから。
こちらはプリプリというよりも少々しっとりとした感じで、エビよりも豚肉の味わいの方が強く感じられる。
しいたけのシュウマイも同様に、やはり豚肉の味わいが優っている。
当たり前だが、いくら台湾のラウンジとは言え、街中のレストランの味には及ばない。
続いてビーフン。
具は入っていないが、干しエビの風味がしっかりと効いていて、なかなかのレベル。
豚肉料理だが、生姜がしっかりと効いていてこちらもさすが本場の料理。
鶏肉料理も同様に、しっかりとした味付けでわずかに辛味が効いていてレベルはなかなか高い。
これらの料理を台湾ビールと合わせて楽しんだ。
お酒類だがこちらもかなりの充実度。
日本のラウンジ同様に「日本の」ビールのビールサーバーがある。
泡はなんとシャンパンが準備されていた。
日本だとシャンパンはファーストクラスラウンジのみだが、こちらでは「Gardet Brut Tradition」(市価5000円弱)が提供されていた。
ハードリカーこそ日本より充実度は低いが、それでも一通りの種類は取り揃えている。
白ワインは確認できなかったが、赤ワインはオーストラリアの「Rolf Binder Shiraz Grenache 2013」が提供されていた。
こちらは国内での公式流通はなさそう。
赤ワインを頂いたが、使われているグラスは「JAL」表記ではなく「Trans Asia」のもの。
こちらのラウンジはかつてTrans Asia」が運営していたようで、その当時の備品をそのまま利用しているという噂。
ラウンジ自体は飛行機の便数とキャパを考えるとかなり広め。
また雰囲気も国内サクララウンジと共通の色合いや什器となっていて海外にいることを忘れてしまう。
出発1時間前でも利用客は少なめで、週末にもかかわらず、3割程度で非常に静か。
国内のラウンジもこれだけ優雅で静かだと使いやすいのだが。
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泡・白・フランス「ガルデ ブリュット トラディション」
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