名前：方家小館（Fang’s Restaurant）
場所：台北市士林區天母東路7號
地図はこちらからどうぞ
交通手段：MRT 石牌駅からタクシーで約10分
営業時間：11:00～14:00、17:00～21:00 旧正月期間
また行きたい度：＝☆☆☆☆＝オシャレでリーズナブルに本場小龍包を楽しめる
外部リンク：方家小館のトリップアドバイザーへのリンク
備忘録：
（2018/03/12記載）
2018年2月下旬、台湾に行った際、地元の人の案内で利用した。
こちらは店舗外観。
台湾＝屋台というイメージがあったので、おしゃれなレストランという雰囲気で驚いた。
平日の日中の13時前だったこともあり、店内は3割程度の利用率。
店内は中華料理らしく円卓の席や通常の4人や2人掛けのテーブルがあり、少しオシャレな雰囲気がある。
窓側の席からは外も見らえ、なかなかいい雰囲気。
テーブルセッティングもなかなかのもの。
メニューは色々と充実しているが、中国語と英語表記のみで日本語表記はなし。
しかし、漢字からある程度の事は想像出来るので、英語のみのメニューよりはわかりやすいかもしれない。
こちらは「飯麺」もの。
文字通り、ご飯と麺もののメニュー。
こちらは「猪」もの。
「イノシシ」ではなく「ブタ」。
猪という漢字を知っているだけだと混乱してしまうので要注意。
今回は5人での利用という事で、地元の人に注文を全て任せることにした。
色々と頼んでもらったが、まずは小龍包から提供された。
5人での食事であったが一人でほぼ一せいろの割合。
他にも色々頼んでいるので多すぎと思いきや、他のテーブルもほぼ同様。
ちなみに、こちらは小龍包が美味しいお店として有名のよう。
日本のものと違い、皮は薄いのにかなりもっちり。
しかし、箸でつかんでも破れることなくレンゲに乗る。
アツアツの状態で頂くが、小籠包の中には少し濃いめに味付けされた肉汁がたっぷり。
最初は一人でせいろ一枚は多過ぎだと思っていたが、実際には1つのサイズも大きすぎず程よく、一人で軽く5個は食べられてしまう。
続いて提供されたのは豚角煮。
日本だとサイコロ大の正方形に切られたものが提供されるのが普通だが、こちは15センチ四方の正方形のバラ肉に切れ目を入れて、下には味が付いたメンマが敷き詰められている。
中華料理らしく、八角がしっかりと効いた角煮はとても柔らかく単品でも十分に美味しいが、白いご飯が欲しくなる。
また、メンマにも角煮のタレが染み込んでおり、これは日本ではあまりない食べ合わせ。
個人的に中華圏に来たら絶対に食べたいと思っていた麺料理の「上海風焼きそば」を無理矢理注文にねじ込んでもらった。
こちらの麺は日本とは異なり太目のストレートタイプ。
油を多めに使って、エビや豚肉などの素材の味に醤油やオイスターソースなどでしっかりと味付けされており、やはり日本で食べる味わいとは少々異なる。
こちらはエビ肉のレタス巻き料理。
レタスをくるくるっと巻いて頬張ると、ぱりぱりのレタスとぷりぷりのエビの風味がとてもよく合う。
ただ、上手に食べないと中身がこぼれるので要注意。
こちらはタラの上にひき肉とニンニクを混ぜたトッピングを乗せたもの。
タラ自体にとても脂がのっていてこれだけでも十分に美味しいが、それに加えてニンニクの風味が効いたトッピングが一層食欲をそそる。
そして、こちらは油淋鶏的なもの。
ただ、そこまでカリっと仕上げられているわけではなく、タレは醤油ベースで少しトロみがかかっているもの。
他にも玉子スープを頼んだが、こちらもしっかりと作られていた。
コーンに加えて小さく際の目状に切られた鶏肉が入っており、味付けも少々濃いめ。
さらには台湾ビールも頂いた。
このビールはアルコール度数は5%ながら、飲み口は非常にすっきり。
日本のビールに飲みなれていると少々物足りなさを感じるかもしれないが、ある意味新鮮な味わい。
今回は5名でこれだけの料理を注文、少し残すくらいのボリューム感でお会計は13000円程度。
お店の雰囲気や料理の味わいを考えると、コスパはかなり良いという印象を受けた。
ただ、滞在場所によっては公共交通機関で行くには少々難しく、タクシーを利用した方が良いかも知れない。
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