全日空国内線プレミアムクラス 羽田~那覇 127便 (2012/09)



(2018/03/24追記)
・過去の投稿を整理
・表示フォーマットを変更


(2012/11/19記載)
9月の下旬、所用で沖縄に行った際に利用。
今回は事前にプレミアムクラスでブッキングしておいたので良かったが、さすがリゾート路線、8時40分の便にも関わらず、当日早朝で満席。

前日夜まではweb上の表示では10席以上空きがあったにも関わらず、この埋まり様、恐らく始発で出動、当日アップグレードの人がたくさんいたのでは?
沖縄線の週末便を当日アップグレードするならば、出発時刻に関わらず、始発で空港に行かないと厳しいことを改めて思い知った。

さて、プレミアムクラスの食事が改善されてから2回目の利用だが、今回も「gozen」便であったので、しっかりとした食事が提供された。


今回提供された食事は銀座の「鮨よしたけ」とのコラボ。
二段重で提供されたgozenは、一段目に秋刀魚の棒寿司やホタテのオイル漬け、カステラ、二段目はイクラやカニのちらし寿司であった。

味に関しては、機内食という事で評価のしようがないが、少なくとも、国際線エコノミークラスで出される料理よりは美味しく食べられた。
一言で言うと、料理に繊細さが感じられ、単なるカロリー補給のための弁当ではなかった。

個人的に印象に残ったのはカステラ。
食べるまでは、いわゆる「文明堂のカステラ」チックな、甘くて少し粘度の高く、食後の口直し的なものを想像していたが、見事にその想像を良い意味で裏切ってくれた。
味わいは確かにカステラで歯ざわりは玉子焼きと言った感じ。
寿司ネタの玉子焼きとして出しても面白い感じがした。

料理だけで楽しむのはもったいなかったので、朝便ではあったがせっかくなので和食に併せて白ワインをお願いした。
現在プレミアムクラスに搭載されているのは赤・白共にフランスワイン。(ちなみに、スパークリングもフランス)


2010年ブルゴーニュのヴィクトール・ベルナール。味わいは後味スッキリで酸味が強め。
爽やかに飲め、存在感控えめなのでそういった点からは食事にあわせやすい。
ただ、全体的に厚みが無いのが逆にワインとしてみると物足りない。

食後、時間もかなり余ったので、それならば赤も!
という事で赤も頂くことにした。


赤も同じ2010ヴィンテージ。但し、ブルゴーニュではなくボルドー。
シャトー デュ ボワ シャンタンと言う造り手。機内メニューの記載では「フランス有数のワインメーカーLGCF社のバックアップのもと、際立って品質を高めて注目を集めるシャトー」となっていた。
なるほど、香りは黒スグリ等の非常に華やかでフレッシュな果実感が感じられる。

味わいだが、思っていたよりはしっかりとしたボディーもある。
アフターには樽由来のチョコレートのような甘みも軽く感じられるが、市販の2000円弱のボルドーと比べてしまうとどうしてもボリューム感に物足りなさを感じてしまう。
抜栓直後で高度の高い機内と言うことも影響してるかもしれないので、また改めて普段に飲んでみたいワインではある。

やはり羽田~那覇という長距離路線でこそプレミアムクラスの優雅さをじっくりと体験できる。
とはいえ、人気路線だけに当日アップグレードの壁が高いのが辛いところではある。

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