(2018/02/17記載)
2018年2月上旬の休日、沖縄から羽田に移動する際に利用した。
元々は普通席での予約であったが、当日9時過ぎに那覇空港にてアップグレード手続きを行った。
その時点では空席無しであったが種別Sの1番目でのスタンバイであったので、当日アップグレードで利用することが出来た。
最終的にフライト前の段階では種別Sのスタンバイが14名、当日アップグレード枠は結果的に1枠のみであった。
最近はFOP2倍キャンペーンなどの効果もあってか、羽田~沖縄の休日の当日アップグレードの倍率はかなり高いように感じる。
さて、機内だが、旧ファーストクラスのシートではなく、改修後の新型のシートであった。
シートピッチは旧型のものとほぼ同じような印象。
また、基本的なシートデザインや色遣いもほぼ同じ。
あまり気にしなければシートが変更されていることには気付かないほどのマイナーチェンジ。
一方で、足元のスペースはかなり改善されている。
旧シートは全席のシート下、足元のスペースにカバーがされており、スリッパに履き替えた際の靴の置き場に困った。
が、改修後のシートはカバーが無くなり、奥までストレージスペースとして使えるようになったので、この部分に靴を置くことが出来る。
シート自体の機能は大きくは変わっておらず、リクライニングは手動、テーブルも大きな一枚板状のものがセンターコンソール側から引き出せるようになっている。
さて、食事だが、今回は昼食便という事で、以下のメニューが提供された。
アペタイザー
・あん肝と蕪のムース
・長葱のブレゼ、ホタテのソテー、紅芯大根のロースト
・ダッグパストラミ、牛蒡のプレゼ
メイン
フライドポーク、ブラックビーンズソース
チャイニーズヌードル、ブロッコリー、ピーマン
・茶菓
イルローザの「鳴門金時 ポテレット」
アペタイザー・メインともにキレイに盛り付けがされており、ボリューム感もそこそこ。
食事はせっかくなので「ジモネ・ゴネ キュヴェ オール グランクリュ ブリュット ブラン ド ブラン」と共に頂いた。
とてもフルーティーで泡もきめ細やか、ボリューム感もあり、若干の白檀の香りとともにフレッシュな酸味もあるので飲みやすい。
ジモネ・ゴネのシャンパンは比較的日本市場で流通があるが、こちらの「グランクリュ」となるとほぼ見かけない。
その後は日本酒を頂くことに。
現在は「獺祭 純米大吟醸 磨き 三割九分」、もしくは「酔鯨 純米大吟醸 象」のいずれかが搭載されているが、こちらの便は酔鯨を搭載していた。
「酔鯨」自体は有名な日本酒ブランドになりつつあるが、こちらの「象」はプレミアム日本酒として、主に国外向けにアピールしているシリーズのうちの1つのよう。
あまり市場には出回っておらず、また市価5400円とかなりの高級酒。
味わいはまろやかで米の甘味や柔らかさを感じ、一口目の印象としては「パワフル」であったが、思いのほかキレが良く後味はフレッシュ。
その後も羽田到着までおつまみと一緒にゆっくりと酔鯨を楽しむ事が出来た。
やはり移動時間が2時間を超える国内線の中では長距離路線となる羽田~那覇線のファーストクラスは移動を非常に優雅に楽しめる。
当日アップグレードが出来れば「ウルトラ先得運賃+8000円」ととてもリーズナブルに利用することが出来るが、アップグレードできる確率が低いのが辛いところ。
また、今回は当日アップグレードという事で、座席は3列目となってしまったが、こちらの席は食事のサーブが一番最後になるので、座席が選択できるのであれば前列通路側がオススメ。
なお、こちらはクラスJの最前列シート。
バルクヘッドなので足元にはファーストクラス並みの余裕がある。
こちらの5A、5Cはダイヤモンド、もしくはプレミア会員のみが事前指定可能。
それ以外の上級会員は同じ5列目でも反対側のHもしくはKのみとなる。
=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
日本酒「獺祭 純米大吟醸 磨き 三割九分」
泡・白・フランス「ジモネ ゴネ トラディション」
「日本航空国内線ファーストクラス 沖縄~羽田」に関連する投稿はこちらからでまとめてご覧になれます
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