カタール航空 ハマド国際空港 アル・サファファーストクラスラウンジ (2017/04)



(2017/06/01追記)
2017年4月上旬、ドーハでのトランジットの際に利用した。
前回の利用が2017年1月であったので、ラウンジ自体には大きな変更点は無かったが、いつもトランジットの手荷物検査を抜けた先のどこにこちらのラウンジがあるか迷ったが、今回簡単にそれを理解する方法を見つけた。

どこにどのラウンジがあるのか迷う理由の一つとして、空港到着後の導線がどのスポットに到着しても非常に似ている事が挙げられる。
どこのスポットに到着しても、空港内を走っている移動用の電車の線路に沿って歩き、その先にあるトランジット用の手荷物検査場を抜け、階段を降りた左側にラウンジに続きエスカレーターがあるという構造になっている。

しかし、実際にはコンコースを走る移動用の電車を隔てて両サイドにこの導線が設けられているため、同じような導線で移動しているにも関わらず目的のラウンジにたどり着かないようであった。
ある時はラウンジへのエスカレーターがアルムルジャンビジネスクラスラウンジであったり、ある時はアルサファファーストクラスラウンジであったりと非常にわかりにくい。

今回注意ながら確認したところ、到着後に移動用の電車を進行方向「右手」に見ながら進んだ場合、その先にあるラウンジは「アルサファファーストクラスラウンジ」で、逆に「左手」に見ながら進んだ場合は、その先にあるラウンジは「アルムルジャンビジネスクラスラウンジ」であることがわかった。

もし到着スポットが行きたいラウンジ側ではなかった場合、トランジットの手荷物検査を抜けた先のエスカレーターを降りてから、巨大なクマのオブジェの反対側に行くとお目当てのラウンジが見つかるはずである。


さて、今回もこちらのアルサファファーストクラスラウンジを利用。
迷わずに無事このエスカレーターまで到着でした。

前回利用した「クワイエットルーム」が非常に快適であったため、ドーハ発の乗継便をいつもよりさらに一本遅らせ、14:50発とした。
よって、乗り継ぎ時間は10時間となった。

まずラウンジ到着後は早速クワイエットルームの空き状況を確認。
今回はすぐにチェックイン出来たが「最大で6時間まで」ということであった。


ホテルのような通路を抜けて部屋まで案内される。


今回アサインされたのは「No9」の部屋で、前回の部屋とは異なるが部屋の大きさや造り等はほぼ同様であった。


こちらのカードでドアの鍵を開ける。
若干作りが雑な気もするが、そこはご愛嬌。


入口近くには作業用のテーブルと荷物置き場が準備されている。


こちらは部屋の奥側から入口側を写した写真。
決して広いとは言えないが、ラウンジの中の休憩スペースという意味では十分過ぎる造り。


ベッドはシングルタイプのものが1つ。
壁には液晶テレビが据え付けられている。


バスルームも全開利用時の部屋と同じ造り。
非常に贅沢で十分過ぎる広さ。


アメニティーはこちらのラウンジオープン時から変わらず「Rituals」であった。
オランダ生まれのブランドで、シャンプーにはユーカリ成分が配合されているようで、使用後は非常にスッキリ爽快になる。

非常にゆったりと過ごせるスペースではあるが、コンセントは中東仕様のBFタイプにつき、予め変換アダプターを持参する事をお勧めする。
なお、変換アダプタは受付で借りることも可能。


シャワーを浴びた後、2時間程ベッドで仮眠を取ってからこのようなラウンジと思えないような豪華な通路を抜けていざラウンジスペースへ移動。


早速毎度のお楽しみである「テタンジェ」を注文するも、「現在は銘柄が変わっていて、ヴーヴ・クリコ2006年ヴィンテージとなります」との事。


こちらも一般的には非常に高級なシャンパンではあるが、オープン当時はクリュッグ、その次にテタンジェを提供していただけに、若干「改悪感」を感じてしまう。
今回は折角なので朝食も頂くことにした。


朝食も昼食と同様にオーダー式となっており、卵料理やデニッシュ、シリアル等の一通りのメニューは揃っていたが、昼食のことを考えて軽めにワッフルとフルーツをオーダー。

料理は待つこと10分程度で提供された。


こちらはワッフル。
盛り付け方がお洒落。


朝10時過ぎにヴーヴ・クリコを飲みながらワッフルとフルーツを頂くという、空港ラウンジでは到底考えられないシチュエーション改めてこのラウンジのレベル感に脱帽。

その後に今回はゆっくりと時間をかけて昼食をオーダー。


今回は少し遅めのランチタイムという事もあり、いかにも金持ちそうな中東系の白装束もランチを楽しんでいた。


こちらがランチメニュー。
細かなメニューの変更はあるがパスタやメインコースに使用する食材は前回と同様であった。


オーダーを済ませると、まずは毎度の通りパンとアペタイザーが提供される。


そして、最初はパンプキンスープから。


アペタイザーにはラム肉の串焼き(Moroccan lamb skewers)を頂いた。
こちらはスパイス味とともに少々固めに仕上げたラム肉。
日本では余り食べない味・調理方法だがとても美味しく頂けた。


メインコースは前回同様にラムチョップをオーダー。
いずれのメニューも空港のラウンジで頂いているとは思えないクオリティー。
また、初回利用時よりも確実に料理のレベルが上がっているように感じた。


余談だが、毎回目にしているこちらのお皿、なかなかお洒落なのでどこのブランドが提供しているのかを調べてみた。


実はNarumi製でカタール航空限定提供のよう。
市販されたらセットで是非手に入れたい。

こちらのラウンジは幾度となく利用しているが、とにかくそのスケール感が半端ない。
今まで様々な場所のファーストクラス・ビジネスクラスラウンジを利用してきたが、このラウンジにかなうラウンジは今現在ではなどこもないのでは、と感じている。

=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
ヴーヴ・クリコ2006年ヴィンテージ

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