エティハド航空ビジネスクラス アブダビ~クウェート 309便 A320 (2017/02)



(2017/05/07記載)
2017年2月下旬、観光先のアブダビからクウェートに移動する際に利用した。

この路線、2年程前に一度利用したっきりでその後は全く利用していなかったが、機体は以前と変わらずA320であった。
直前までビジネスクラスラウンジで過ごしていた事もあり、最後のバスでスポットから機体まで移動したが、ビジネスの利用率は6割程度。


アサインされた4Cの隣には既に利用客が座っていたが、間もなく「all costermers on board」のアナウンスと共にドアクローズとなったのでCAに断って4Kへ移動。

今回はクウェート~アブダビでも同じA320のビジネスクラスを利用したので座席のインプレについてはEY306便のレビューを参照頂きたい。

なお、テレビは肘掛けから引き出して使うタイプ。


テレビは隣の座席側の肘掛けに収納されている。


これを引き出して使う。


機体が古いこともあり、画面サイズ・解像度共にあまり満足のいくものではないが。

一方で、食事については1時間45分の旅だがしっかりとしたものが提供された。


こちらが食事のメニュー。
ワンプレート料理ながら、メインはサーモン(恐らくグリル)とアラビックミックスグリルからのチョイス。


こちらがアルコールのメニュー。

折角なのでアラビックミックスグリルを注文し、メイン料理が提供されるまでの間に飲むべく白ワインをオーダー。
離陸後15分ほどでシートベルトサインが消灯したが、座席がビジネスクラス最後列ということもあって、料理が提供されたのが離陸後40分を過ぎた頃であった。

オーダー時に何も言わないと白ワインが食事と同時に提供されてしまうので、早く飲み始めたい場合は「ワインだけ先に持ってきて」貰うようお願いした方が無難。

さて、提供された料理は結構なボリュームであった。


アラビックミックスグリルらしく、ラムチョップとチキンティッカ、それにケバブが盛られていた。
オーダーした白ワインはグラスも小さいのですぐに空いてしまったので、すぐさまシラーズを注文し、ミックスグリルを美味しく頂いた。


中東のスパイスの使い方は日本のそれとは全く異なる。
日本だと、「中東のスパイス=辛い」というイメージが強いかもしれないが、中東では味に辛さよりも深みや複雑さを与えるのが主目的。
このチキンティッカも機内食ながら下手な日本のレストランのものより美味しい。

久しぶりにエティハド航空の短距離ビジネスクラスを利用したが、機体が同じA320であればこの路線の満足度は座席のレベル・ピッチ的にも食事のクオリティー的にもエティハド航空の方が上だと感じた。

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