Chateau Gillet 2010(シャトー ジレ)


購入場所:Enoteca online
購入金額:945円(セール)

コメント
エノテカのインターネット通販サイトでセールをやっていた際に購入したものの内の1本。通常は1600円程度で販売されているらしい。

色は濃い目の琥珀色。この色が樽熟成由来なのかは飲む前は不明。
液体の粘性はあまり高くなく、そこから想像できる味わいは軽めのもの。

香りは、若干の青臭さを伴い、その中にもアプリコットやメロンのようなニュアンスを感じる。
ニューワールドの白を「陽」と例えるなら、これは「陰」

味わいは香りのイメージに近く、少しトロっとした柔らかい口当たりからは洋ナシやアプリコット等の甘さを感じられる。
酸味がとても強く感じられ、このワインを特徴付けている要素になっている。
セパージュを調べてみるとなるほど、ソーヴィニヨン ブランとセミヨン。
そういう意味では「酸味」と「甘さ」というそれぞれのブドウの特徴を良く活かしている。

定価でも1600円クラスのものなので、そこまでハイスペックなものは望めないが、それでも1000円台で味わえるなら決して悪くはない。
キンキンに冷やしてワイワイ飲む白ではなく、初夏の夜に高層マンションのテラスから夜景を眺めながら程よく冷やしたこのワインを、オリーブやハーブクラッカーとあわせてゆっくり楽しむ、というイメージ。

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