ふじや (2025/08)


名前ふじや

場所:〒403-0016 山梨県富士吉田市松山4-6-9
地図はこちらからどうぞ

交通手段:富士急行線 富士山駅 徒歩5分

営業時間:11:00~14:00 毎週火曜日

また行きたい度:=☆☆☆=驚きの爆盛りトッピングと黒い麺が名物の吉田うどん

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備忘録

(2025/09/16記載)
2025年8月下旬の平日の昼食として利用。
ここ数年間は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの37店舗目の訪問となった。
そろそろうどんマップに掲載されている店舗のうち未訪問店が少なくなってきたのだが、今回はその中でもアクセス含めて比較的良い場所にあるこちらの店をセレクト。
当初は昨年のうちに訪問を検討していたのだが、「バナナマンのせっかくグルメ」で紹介されてしまったこともあり、あえて行かないようにしていたらあっという間に一年過ぎてしまった…。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の富士山駅となる。
お店は幹線道路(国道137号線)沿いにあり、富士山駅からだと富士山を背にして駅を出て、目の前の道路(国道137号線)を左に進む。
300メートルほど進むと左側に店名の書かれた看板があるのだが、それよりも隣接している酒屋(戸田酒販)の看板の方が目立つのでそこを左側(店舗側)に曲がると少し奥の方に店が見える。
幹線道路沿いなのでナビを設定するば迷うことはまずない。
なお、店舗前の敷地には砂利の駐車スペースが10台程度確保されている。


こちらが店舗外観。
店舗そのものは幹線道路から見えない奥まった場所にあるので、道路沿いにある店舗名の書かれた看板を目印に敷地の奥に向かう。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の11時40分頃に到着。
それもあって、店内は3割程度の客入りであった。
こちらのお店は一般的な吉田のうどんの店と同様に、店内へは靴を脱いで入る方式。
店内はカウンター席が3席、2名掛けの座卓と4名掛けの座卓がそれぞれ4卓でトータルキャパは30席程度となっている。
お店の雰囲気はガッツリと「人の家」という感じではないものの、大きな座敷に座卓という雰囲気なので外食しているという感じは少なめで、昔からある地元の定食屋さんという雰囲気。
なお、12時を過ぎると地元民が昼食を食べにくるという感じで8割くらいまで席が埋まり、ウェイティングリストも店舗入口に置いてあるので、週末のランチタイムはもしかしたら観光客含めて混雑するのかもしれない。


店の入口に下駄箱が用意されており、店内へは靴を脱いで入る。


こちらが店内の雰囲気。
「誰かの自宅」感はそこまで無いが、古き良き定食という感じ。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどん専門店ということで、メニューは吉田のうどんのみ。
そのうどんの種類は一般的な温かいものの他に、冷たいうどんをつけダレに絡めて頂く「つけ」や冷たいうどんの上にデフォルトでつけダレにがかけられた状態で提供される「冷やし」などがある。
トッピングの種類が豊富なこともあってメニューの種類もなかなか豊富でどれを選んでいいか若干迷ってしまう感じではある。
また、「うどん部」という部活がある地元の県立ひばりが丘高校のうどん部とコラボしたメニューもある。
今回は色々迷ったのだが、折角ならばということでネタになりそうな「冷やし黒ふじや(1500円)」をオーダーしてみることにした。
いわゆるトッピング全部入り的なうどんではあるが、500~800円程度が相場のところ、1500円というかなり強気な価格設定のうどんがどんなものかを試してみた。


こちらがメニュー。
写真入りで記載されているのだが、温かいうどんと冷やしの見分けが若干つきにくいのが難点。


こちらは全部入り系メニュー。
うどんに竹炭を練りこんで黒くしたものと、普通の白いうどんの2種類がある。


なお、オーダーはテーブルにあるオーダー表に注文の数を記載してスタッフの方に渡す方式となっている。

オーダーしてから待つこと8分程度で提供された。


こちらが「冷やし黒ふじや」。
まずそのビジュアルがかなり突き抜けている。
メニューにトッピングとして、ゆでキャベツ・えび天3本・刻みにんじん・わかめ・納豆・レタス・ネギ・レモンと記載されてはいたものの、実際に目の前にするとそのボリュームは圧巻。
そして、その下にはいままで見たこともない黒いうどんが鎮座している。

まずはつけダレを少し頂いてみるが、比較的濃いめの麺つゆというのが第一印象。
醤油感がしっかりとあるタイプで塩分もそれなりに強め。
ただ、カエシもしっかりと効いており、麺に絡めてもなお存在感を感じさせる味わい。

そしてトッピングたちだが、かなりの破壊力。
まず3本乗っているえび天だが、こちらは揚げたてではないもののエビはプリプリっとしたもので衣もしなっておらずカリカリ感がある。
ゆでキャベツ、刻みにんじん、わかめ、ネギあたりは吉田のうどん定番のトッピングなので違和感はないが、納豆とレモンはなかなか独特の素材感がある。
特に納豆はかなり自己主張が強く、正直、全体バランスを考えると本当に必要なのか?と思ってしまう。
また、レモンも何となく必要性が見えないのだが、絞ればつけダレがポン酢っぽくなるのかもしれない。


合わせるうどんは真っ黒のもの。
生地に竹炭を練りこんで真っ黒い仕上げたとの事だが、うどんそのものは一般的な太さのものでストレートタイプ。
見た目の印象とは異なりツルツル系のうどんで、吉田のうどんの特徴である強いコシというよりもっちりと食感で小麦粉感をそれなりに感じられるもの。
なお、塩分はほんのりと感じられる程度でそこまで強くはない。


テーブルに置かれているすりだねだが、こちらの店はセミドライタイプのもの。
結構ザクザクとした粗挽きタイプでごまの食感しっかりと感じられる。
最初のうちはあまり辛さは強く感じないのだが、時差でしっかりとした辛みを感じる。

<まとめ>
今回は毎度の如く冷やしタイプの中から半分興味本位で「冷やし黒ふじや」をオーダーしたが、なかなかの破壊力であった。
トッピングとして、ゆでキャベツ・えび天3本・刻みにんじん・わかめ・納豆・レタス・ネギ・レモンが乗った、いわゆる全部入り系のメニューなのだが、実際に目の前にするとそのボリュームは圧巻。
気になる味わいだが、つけダレは比較的濃いめの麺つゆというのが第一印象。
醤油感がしっかりとあるタイプで塩分もそれなりに強めだが、カエシもしっかりと効いており、麺に絡めてもなお存在感を感じさせる味わい。
合わせるうどんは生地に竹炭を練りこんで真っ黒い仕上げたとの事だが、うどんそのものは一般的な太さのものでストレートタイプ。
見た目の印象とは異なりツルツル系のうどんで、吉田のうどんの特徴である強いコシというよりもっちりと食感で小麦粉感をそれなりに感じられ、塩分もそこまで強くはない。
そしてある意味主役のトッピングたちだが、かなりの破壊力。
まずえび天だが、こちらは揚げたてではないもののエビはプリプリっとしたもので衣もしなっておらずカリカリ感がある。
ゆでキャベツ、刻みにんじん、わかめ、ネギあたりは吉田のうどん定番のトッピングなので違和感はないが、納豆とレモンはなかなか独特の素材感がある。
特に納豆はかなり自己主張が強く、正直、全体バランスを考えると本当に必要なのか?と思ってしまう。
また、レモンも何となく必要性が見えないのだが、絞ればつけダレがポン酢っぽくなるのかもしれない。
「せっかく富士吉田に来たんだから」というノリで食べるには良いかも知れないが、個人的には素直にレギュラーメニューをオーダーした方が良かったのでは、少々後悔もある。
次回訪問の機会があれば素直に「冷やしうどん」あたりをオーダーしてみたい。

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ふじやうどん / 富士山駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2

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