
名前:BiOsteria Komakine
場所:〒232-0016 神奈川県横浜市南区宮元町3-51-8
地図はこちらからどうぞ
交通手段:京浜急行線 南太田駅 徒歩3分
営業時間:11:00~14:00、18:00~21:30 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=こだわり抜いた上質な食材の味わいをダイレクトに楽しめるオシャレ系隠れ家イタリアン
外部リンク:BiOsteria Komakineの食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/05/23記載)
2025年4月下旬の平日のランチタイムに利用。
こちらの店は以前から「オシャレなイタリアン」としてブックマークしておいたものの、それなりに混雑することと平日の昼間からイタリアンを食べてしまうとワインを飲んでしまいそうでなかなか行けずにいたお店。
とは言え、このままだとなかなか行く機会に恵まれないので「ワインは飲まない」と意を決して行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は横浜市営地下鉄線の舞田駅から徒歩1分程度と公共交通機関でのアクセスは良い。
1番出口を出て、目の前の大通り(鎌倉街道)を右側、上大岡方面に進む。
30メートルほどで右側に細い路地が見えるのでそこを入ると10メートルほど先の交差点手前左側に店舗がある。
周辺の路地にはコインパーキングも複数あるので、車での来店の場合はそれらのコインパーキングを利用するのがオススメ。
こちらが店舗外観。
鎌倉街道から路地に入ったところに店舗への入口がある。
店舗のガラスには「生パスタランチセット」の詳細が書かれている。
こちらは路地を進んだ先から店舗の客席エリアを撮った写真。
オシャレな雰囲気の外観となっているので、店舗前を通り過ぎると普通に視界に入ってくる。
<混雑状況・店内の様子は?>
こちらの店はランチ時間でも予約は出来るようだがその場合はコースのみとなっており、通常のランチ利用での予約は受けていないとのこと。
地元民に人気があり特に休日のランチ時間帯は混むという情報があったので、今回は平日ではあったが開店直後の11時過ぎに店舗に向かった。
店内は厨房前にカウンター席が5席程、広々としたホールには4名掛けと2名掛けのテーブルがそれぞれ4卓ずつ、トータルキャパは30名少々という感じの広さになっている。
外観同様にオシャレな雰囲気となった店内はレンガと木を基調としており、窓が大きくとても開放的。
ただ、隣席との距離感はそれなりに近く、レストランというよりはオシャレなカフェに近いイメージ。
11時過ぎに到着した際は先客は1組のみであったが、その続々と入店が続き11時半には5組程に。
とは言え5割程度の客入りであったので、ランチコース予約が無ければ平日であれば開店直後に向かえば普通に入れそうな感じではあった。
入口近くには厨房があり、その前にはカウンター席が用意されている。
その奥に向かうと広々としたスペースにテーブルが配されている。
建物が角地ということもあり、2方向に窓が配されており開放的。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はイタリアンではあるが、ピザではなくパスタとジビエ肉料理をメインに提供している店。
ランチの時間帯は「生パスタランチ」としてパスタのみの提供となっているが、トマトソース、アーリオオーリオ、クリームソースなどの様々なパスタが用意されている。
また、220円を追加することでフォカッチャとミニサラダ、食後のコーヒーまたは紅茶が付くランチセットをオーダー可能。
クラフトビールやワインなどのアルコール類も提供しており、ドルチェも複数種あるので、昼からかなり贅沢に食事を楽しむことも可能。
今回はワインは飲まないという事で、素直に「生パスタランチ」とドルチェをオーダーすることにした。
数多くあるパスタから、一つ目は本日のオススメということで載っていた「北海道産アサリのパスタ アーリオオーリオ(1680円)」を、もう一つは「香川県の末澤さんが育てた極上オーガニックレモンと2種のチーズのスパゲッティ(1430円)」を選択。
いずれも220円追加して「生パスタランチ」とし、デザートに「30年以上作り続けるお母さんの手作りティラミス(720円)」をオーダーした。
パスタはソース別に複数種用意されており、それぞれ大盛りにすることも可能。
なお、220円追加するとフォカッチャや食後のコーヒー・紅茶が付く「ランチセット」にすることも可能。
ワインはイタリアを中心としつつも様々な国のものを取り揃えているという印象。
グラスワインなので正確なところは分からないが、おおむね市価の2倍程度の金額で提供しているよう。
そしてこちらがクラフトビール。
特に真新しいものというわけではなく、クラフトビールとしては比較的よく見かけるもの。
オーダーしてから10分少々でまずはセットのプレートが提供された。
こちらがランチセットで追加となったプレート。
自家製フォカッチャとミニサラダのプレートとなっており、ローズマリーや様々なハーブが練りこまれたフォカッチャは表面をカリッと仕上げてありオリーブオイル無しでも美味しく頂ける。
ミニサラダはまさしくミニという感じで3口程度で食べられるものではあるが、これにドリンクが付いて220円追加であれば頼まない理由はない。
その後待つこと10分程度でパスタが提供された。
こちらが「北海道産アサリのパスタ アーリオオーリオ」。
小松菜、青ネギ、トマト、そして北海道産のアサリがたっぷりと入ったとても華やかなビジュアル。
特にアサリは小さめのハマグリと言われても違和感ないサイズのものも交じっており、見た目でも楽しめる。
その味わいだが、アーリオオーリオの割には比較的ソースが多めになっているが、そのソースにはしっかりとニンニクの風味が絡んでおり、ほんのりと唐辛子のピリ辛感も交じっている。
そのシンプルなアーリオオーリオのソースに潮の香りをたっぷりと感じられるアサリや、甘味がぎゅっと詰まったトマトなど、それぞれの素材の味わいが複雑に絡み合う。
生パスタはリングイネを使っており、特徴的なモチモチ感がしっかりと楽しめるもの。
そしてこちらが「香川県の末澤さんが育てた極上オーガニックレモンと2種のチーズのスパゲッティ」
チーズ以外に具材の無いパスタなのでビジュアルこそ少し寂しい感じも無きにしも非ずだが、テーブルに運ばれて来るや否や爽やかなレモンの香りが辺り一面に広がる。
フレッシュで柔らかい甘酸っぱい酸味をたっぷりと感じられるレモンの風味と、パルミジャーノとグラナの2種類のチーズの味わいが何の違和感もなくバッチリとマッチする。
軽く散らされた黒胡椒がその味わいにアクセントを加える。
チーズ以外にはなんの具材も乗っていないパスタでシンプルな印象ではあるが、味わいは濃厚にしてさっぱり。
少し太めのパスタにソースがしっかりと絡み、不思議と癖になる味わい。
食後に頂いた「30年以上作り続けるお母さんの手作りティラミス」は甘さ控えめのもの。
エスプレッソソース感も比較的優しめで、どちらかというとマスカルポーネ感をしっかりと感じさえる。
渋谷に店を構えるロストロコーヒーのアイスコーヒーと一緒にあっという間に胃袋に消えて行った。
<まとめ>
今回は2名でそれぞれパスタランチをオーダーしデザートを追加して4500円程度の仕上がり。
1名あたり2000円ちょっとという金額は、正直、「気軽にランチ」という金額ではない。
ただ、こちらのお店の食材に対するこだわりはかなりのもの。
ランチだったのでオーダー出来なかったが、シャルキュトリーは北海道の「ELEZO社」のもの、コーヒー豆は東京の「ROSTRO」のものをセレクトしていたり、ワインについてはビオにこだわっていたり、食材そのものもかなり産地にこだわりを持って選んでいる。
今回オーダーした「北海道産アサリのパスタ アーリオオーリオ」と「香川県の末澤さんが育てた極上オーガニックレモンと2種のチーズのスパゲッティ」をオーダーしたが、いずれもそれぞれの食材の旨味が非常に強く感じられるパスタであった。
「北海道産アサリのパスタ アーリオオーリオ」は小松菜、青ネギ、トマト、そして北海道産のアサリがたっぷりと入ったとても華やかなビジュアル。
アーリオオーリオの割には比較的ソースが多めでしっかりとニンニクの風味が絡んでおり、ほんのりと唐辛子のピリ辛感も交じっている。
そのシンプルなアーリオオーリオのソースに潮の香りをたっぷりと感じられる大ぶりのアサリや、甘味がぎゅっと詰まったトマトなど、それぞれの素材の味わいが複雑に絡み合う。
「香川県の末澤さんが育てた極上オーガニックレモンと2種のチーズのスパゲッティ」はテーブルに運ばれて来るや否や爽やかなレモンの香りが辺り一面に広がる。
フレッシュで柔らかい甘酸っぱい酸味をたっぷりと感じられるレモンの風味と、パルミジャーノとグラナの2種類のチーズの濃厚な味わいが何の違和感もなくバッチリとマッチし、軽く散らされた黒胡椒がその味わいにアクセントを加える。
いずれも特徴的なモチモチ感のある生パスタを使用しており、ソースの種類に合わせてパスタの種類を変えているというこだわりよう。
今回はアーリオオーリオとクリームソースを頂いたので、濃厚そうな印象のあるトマトソースのパスタも楽しんでみたい。
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BiOsteria Komakine (イタリアン / 蒔田駅、南太田駅、井土ケ谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4
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