San Valentin Garnacha 2021(トーレス)



購入場所 エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能
購入日 2023年07月09日
購入金額(税込み) 1100円
テイスティング日 2024年11月10日

ワインデータ:

国名 スペイン
地域 カタルーニャ
地区 N/A
ヴィンテージ 2021年
ブドウ品種 テンプラリーニョ

コメント:
こちらのお店を利用する際はこちらのお店限定の30%オフワインを必ず購入するのだが、最近は高頻度で利用しているせいかあらかた飲み尽くした感が…。
ということで、久しぶりに10本11000円シリーズに手を出してみた。
こちらのワインは通常価格1760円だが、今回は1100円と700円程度安くお得に購入。
色は輝きのある赤のニュアンスが強めの紫色。
粘度はそれなりに高そうで、ゆっくりと時間をかけて数多くの脚が出る。
香りはしっかり華やか。
グラスに注いだだけであたりに華やかな香りが力強く香る。
その香りはスミレのような花のニュアンスやぎゅっと濃縮されたブラックベリー、まだ若さの残るカシスのような香りが複雑に混じる。
アタックはしっかりとし熟したブラックチェリーのような甘味が口一杯に広がる。
その甘味はしっかりと濃厚なもので、その後中盤からは程よい酸が味わいをうまくバランスさせる。
渋みは控えめに感じられ、余韻には甘味がしっかりと残り、果実感たっぷりの濃厚な味わいの印象を残していく。
熟したチェリーを思わせるジューシーな甘味と程よい酸のバランスが心地よいフレッシュな味わいのコスパワイン。
<アルコール度数13.5%>

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 中庸
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ブラックチェリー

香り 強さ 華やか
果実感 黒すぐり、ブラックベリー
乾燥果実 干しプルーン
すみれ
味わい アタック 爽やか
甘辛度 やや辛口
酸味 適度な
タンニン 適度
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★★★
総評 ★★★☆


この日はコストコで購入したロティサリーチキンをローズマリーの香りづけしたグリルベジタブルと合わせてみた。
鶏肉というとなんとなく白というイメージがあるのだが、こちらの鶏肉はそれなりにしっかりとした味付けがされていることと、今回は自家栽培のとれたてのローズマリーで香りづけをしているので軽めのジューシーな赤であれば負けないかと思い合わせてみた。
ロティサリーチキンは最近値上げが続き、5年くらい前は698円だったのが2年ほど前くらいから798円に値上がり、改めて見たら898円とさらに値上がり…。
とはいえ、鶏を丸々一羽焼き上げたものが約900円というのは、決して高い金額ではない。
シンプルな味付けの鶏肉に軽くローズマリーで香りづけをしたこともあり、デフォルトの状態よりも少し味に奥行きが出たような感じになった。
その鶏肉とワインの相性だが、思っていたほど悪くはないものの、やはり赤ワインの味わいが優っているというのが正直なところ。
お互いにぶつかることはないのだが、ワインが鶏肉の味わいを上書きしているという感じ。
同じ鶏肉でも今回のようなロティサリチキンではなく、赤ワインやトマト煮で仕上げたチキンなら全く印象は違うかもしれない。
<マリアージュ指数:2いまいちの相性>

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