ヒルトンパタヤ宿泊記 (2024/10) =客室編=


名前ヒルトンパタヤ

場所:333 101 Moo 9, Nong Prue,Banglamung, Pattaya Chonburi, 20260
地図はこちらからどうぞ

交通手段:スワンナプーム空港から車で約100分

また行きたい度:=☆☆☆☆=開放的なプールとオーシャンビューの部屋で寛げるヒルトンブランドのラグジュアリーリゾートホテル

外部リンクヒルトンパタヤの公式ページへのリンク

備忘録

(2024/12/08記載)
2024年10月下旬から11上旬にかけて、バンコク周辺のヒルトンブランドホテルをホッピングした際の最初の滞在先としてこちらのホテルをセレクトした。
到着はスワンナプーム空港ということで、パタヤまでは陸路で1時間半程度の移動とはなるものの、バンコク周辺だけではちょっともったいないということでどこかに足を伸ばしてみることに。
今回は深夜便での移動でバンコク到着が朝5時過ぎだったので、それならば1時間半程度かかったとしても現地到着は7時過ぎ、かつタイはまだまだ夏絶好調なのでリゾート気分も味わえそうということでこちらのホテルに決定。

なお、当初はスワンナプーム空港からパタヤまでの長距離路線バスでの移動を考えていたのだが、なんとバスは7時からのみ運行、かつ混雑時は乗れない場合があるようで、更には日本の高速バスのような快適性はないということも考えて、最終的にはタクシーでの移動とした。
バスであれば1名300バーツ程度、タクシーだと1200バーツ程度ではあるが、2名での移動だったので時間と快適性を考慮するとバスの2倍の料金でも結果的には良い選択肢であった。

こちらのホテルは面白い造りをしており、ホテルのみの建物ではなく、商業施設の上層階のみをホテルとして利用している。
建物自体は34階建てだが、16階より上をホテルとして運営しており、客室タイプはスタンダードな「ヒルトンデラックス」、エグゼクティブラウンジが利用可能な「エグゼクティブ」と「スイート」の3種類のみとシンプル。
ヒルトンデラックスとエグゼクティブについてはベッドタイプはキングとツインの2種類となっており、客室の広さも46平米と共通。
但し、エグゼクティブタイプには65平米の「プレミアムオーシャンフロント」があったり、客室タイプに「オーシャンビュー」と「オーシャンフロント」があったりと若干違いが分かりくい。

今回は一番スタンダードな「ヒルトンデラックス キング オーシャンビュー」で予約していたが、最終的に「ヒルトンデラックス キング オーシャンフロント」の部屋にアップグレード。
アサインされたのは19Fの1902号室と、客室が17階からあることを考えると低層階の部屋ではあった。
ただ、長方形をしたホテルの短辺側が海と正対していることもあり、正対した部屋を「オーシャンフロント」、窓から海が見える部屋を「オーシャンビュー」としているようで、オーシャンフロントからの景色はオーシャンビューの景色とは比にならないほど開放的。


こちらのホテルは建物の中層階以下が商業施設となっており、ホテルは15Fのダイニング等があるフロアより上の階層となる。
よって、ホテル利用者・宿泊者は一旦16Fまで専用エレベーターで上がったのちに、ホテル内のエレベーターに乗り換えての移動となる。
なお、エレベーター内にはルームキーを使ったセキュリティーが入っている。


客室に向かう通路はリゾートホテルらしく明るい色でまとめられており間接照明がオシャレ感を演出している。


こちらがホテルの見取り図。
建物は一般的な長方形となっており、エレベーターホール建物の海とは反対側の場所にある。
よって、今回アサインされた部屋はエレベーターホールまで一番遠いが、客室エリアがそこまで大きくないこともあってそれほど遠いという感じではない。
なお、こちらの建物は左側が海岸に正対していることもあり、今回アップグレードされた「オーシャンフロント」が文字通り客室から海を一望できる部屋となる。
全ての部屋からなるべく海が見えるように客室が海側に斜めにアサインされているのだが、「オーシャンビュー」の部屋からの眺望は半分は海で半分は陸地という感じになる。


こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りとなっており、入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイル。


客室入った先にはネスプレッソのマシンと水が置かれている。


その下にはティーバックなどが置かれているが、コーヒーはインスタントタイプとなっている。


更にその下には冷蔵庫があり、こちらがミニバーを兼ねている。


こちらが客室エリアの写真。
客室は46平米と広く、水回りにかなりスペースを割いてはいるものの十分は広さが確保されている。
ベッドは200センチサイズのキングベッド、窓側には小さなソファーが置かれており、眺望をしっかりと確保している。


なお、「オーシャンフロント」の部屋ということもあり、部屋のどの角度から外を見ても目の前には海岸線が広がる。


窓側にあるソファーは眺望を第一優先にしているためか辛うじて2名で座れる程度のサイズ感。
とは言え、コーヒーテーブルもあり窓側に設置されたカウンターには椅子もあるので、それを使えば2名でもゆったりと過ごせる。


こちらは窓側からの写真。
リゾートホテル定番の水回りがシースルーになるアレンジということで、実際のサイズ感以上に広く見える。


ベッド脇にはインターナショナルタイプのコンセントがあるので枕元でスマホを充電しながら寝られる。


ベッドの上にはタオルアートで作られた象が置かれていた。


壁側には作業用テーブルとして使える場所があり、かつ、テーブルの一部を持ち上げると鏡となる。


壁にはインターナショナルタイプのコンセントが2口あるので充電しながらのPC作業も可能。


こちらが今回の部屋からの景色。
窓は掃き出しタイプとなっており、小さいながらも外にバルコニーがある。


そのバルコニーからはパタヤの海が一望できる。


オーシャンフロントの部屋ということで部屋が海に正対しているため、真横を見ない限り陸地は視界には入ってこない。


ビーチまでの距離も近く、この景色を楽しめるのはオーシャンフロントの部屋ならでは。

さて水回りだが、バス・トイレ・シャワーブースがまとまって配されてはいるものの、それぞれ扉で仕切られていることもありバス以外は洗面エリアとの同時利用は可能。
また、ブラインドを開ける事により、バスタブに浸かりながら外の景色を眺める事も出来るラグジュアリーホテルでよくみられる贅沢な仕様となっていた。


こちらが水回りエリア。
グレー系の石を配した洗練されたイメージの水回りとなっており、大きな鏡に前にはゆったりとした洗面台が設置されている。
右側にバスタブが配され、その先はガラス張りとなっており客室まで見通せる。


洗面台はシングルボウルながらもかなり大きなサイズとなっており、ゆったりと使える。


客室側はガラス張りとなっているので、開放的な景色を楽しみながら水回りのエリアを使う事が出来る。


プライバシーを確保したい場合はブラインドを降ろすことも可能だが、完全に遮光されるタイプではない。


水回りエリアの左側にはシャワーブースとトイレが設置されている。
独立して利用できるのだが、中央の壁を利用する側にスライドして使うため、片方の扉を閉めると片方は締められないという仕様になっている。


こちらがシャワーブース。
ゆったりとしたサイズ感になっている。


こちらがトイレ。
海外のホテルということもあってウォッシュレットの設置は無し。


アメニティーは歯ブラシなど一般的なものは揃っているが、バスソルトの準備は無し。


シャンプー類はヒルトン系定番のJTB商事が取り扱っている「クラブツリー&イヴリン(Crabtree&Evelyn’)」のもの。
香りは外資系ラグジュアリーホテルでよく見かけるウッディー感を感じられるタイプのもの。
爽やかなウッディー感のあるタイプで個人的にはなかなか好みであった。
シャンプー単体だと洗いあがりは若干キシみがあるが、コンディショナーも合わせて使えば全く問題なし。

リゾートホテルということで客室自体のラグジュアリー感や開放感はそこまで期待していなかったのだが、こちらのホテルはロビーエリア等も含めて非常にラグジュアリー感があり、今回はオーシャンフロントの部屋にアップグレードされたこともあり、客室そのものも非常に開放的で洗練されていた。
46平米という広さやベッドの視線の先が空と海だけという贅沢な空間ながら、タイということもあってか比較的リーズナブルに宿泊出来るのも非常にありがたい。
また、プールの広さや快適さ、朝食のレベルも非常に高く、パタヤを再度訪れる機会があればヒルトン一択という感じであった。

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